妻籠宿

10月中旬の日曜日から、一週間ほど信州へドライブ旅行に。

来月の11月で結婚して25年の銀婚式の祝いも兼ね、まずは日本海側の富山県から南に向かい、信州の見たかった場所を点々としながら、六泊七日でドライブ旅行を。


ドライブ旅行最終日の七日目は、中山道「妻籠宿」と「馬籠宿」へ。

前日に宿泊した「昼神温泉」から、長野県南木曽町の「妻籠宿」に到着。









妻籠宿の街並みを見ながら散歩。











街並みだけではナンなんで、コチラの見学もしてみようと受付に。



『資料館からですか？』と聞かれ『いえ(^_^;』と答えると、受付の方が『あちらではこんなのが見れますし、資料館とセットの方が料金もお得ですよ(^_^)』とパンフレットを。

妻籠宿についてなんの予習もしてなかったし、その写真の風景をぜひ見てみたいと思い、教えて頂いた通りに先ずは「脇本陣奥谷（林家住宅）」へ。





中では案内の方が色々説明を(^.^)



家族でもその立場によって、囲炉裏の回りでは座る場所が決まってるそう。



パンフレットで見たのは、この風景。



囲炉裏と、格子の窓から射し込む光の風景(*^.^*)





季節によって光の角度や届く場所も変わるそうで、冬至の頃が畳まで日が伸びピークだそう。
そもそも晴れてないと見れないし、季節によっては今一つ…って時もあるらしいので、今回は見れただけでも幸運でした(^-^)

真ん中のだけ波打つガラス。
両端は変わってるけど、真ん中のだけは昔のままのガラスだそう。





この"脇本陣奥谷"は、島崎藤村の"馬籠"の幼なじみで初恋の人だった、林ゆふ『おゆふさん』の嫁ぎ先。
当主だった"おゆふさん"の息子さんが、島崎藤村に依頼して"おゆふさん"宛に手紙を書いてもらったものだそう。



奥の住宅のその向こう、木が一本立つ小高い場所には「妻籠城」があったとの事。

"関ヶ原の戦い"の際、徳川家康は東海道を進軍、息子秀忠は中山道を。
上田攻めで真田により足止めされ、秀忠が大遅刻したのは有名なお話。
その秀忠が、東軍勝利の報告を受けたのが"妻籠城"なんだそう(^.^)











この奥にあるのが「南木曽町博物館・歴史資料館」







あまりゆっくりと時間はとれないけど、資料館の中も見学。





額の絵の方が"おゆふさん"。













写真では分かりずらいけど(^_^;…赤い点の場所が"妻籠"。











けっこうたくさんあるんですねぇ～f(^_^)







資料館を出て、次に初めに入ろうとした「妻籠宿本陣」に。

【妻籠宿本陣は、大名などの宿泊所として幕府に指定されていた施設で、島崎藤村の母の生家でもあり、最後の当主は島崎藤村の実兄で、馬籠から伯父の所へ養子にきた広助でした。
本陣は明治になって取り壊され、その後、御料局妻籠出張所が建設されましたが、のちに町に払下げられたのを機に、平成7年、島崎家所蔵の江戸後期の絵図をもとに復元されました。】
だそう(^.^)

















色々勉強になったし、最初に受付で見学のアドバイスを頂いてありがたかった(^人^)

その後、続いて妻籠宿の街並みを散歩。























戻って、さっき前を通った「わちのや」で"おやき"を食べながら少し休憩(*^.^*)



その後駐車場に戻る際、脇本陣奥谷の前を通る時、少し雲ってた空がしばらくの間晴天に。
事前に『この後、違う時間や日射しが出てきたら、また見に来てもイイですか？』って聞いたら『どうぞ、どうぞ(^_^)』と言って頂いてたので、チケット見せてまたさっきの風景を(>_<)

さっきより日射しや角度も変わって、より綺麗な風景に♪(^-^)

















何度も見させて頂き感謝(^人^)









「妻籠宿」から、次に「馬籠宿」へ。