• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

伏木悦郎のブログ一覧

2009年07月31日 イイね!

稚内~宗谷岬~サロベツ原野~旭川

稚内~宗谷岬~サロベツ原野~旭川人の気配の薄い土地は、一見空疎な感じもするが、手つかずの自然が圧倒的な迫力で迫ってくる。サロベツ原野は、7000年前は海だった。その後地球の冷涼化によって海面位が下がり、砂丘の発達とともに海と隔てられた汽水湖が完成。4000年ほど前に泥炭の生成が始まり、現在のサロベツ原野ができたと考えられている。

サロベツ原野の海岸線を行く日本海オロロンラインは、左に利尻富士を眺めながら、緑の絨毯を縫うように行く。僕が推薦する日本屈指のドライビングルート。クルマを走らせて感動が得られる絶景ルートです。

Posted at 2009/08/01 01:08:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2009年07月30日 イイね!

北へ流れる

北へ流れる2番電車の横浜線東神奈川~横浜~京急羽田空港。久しぶりに北海道へとやってきた。carviewの仕事で国内3泊4日は初体験。左に利尻富士を眺めながら行くサロベツ原野のシーサイドラインは、かなり前に走って感動して以来、いつかはまた来たいと思っていた両側が手つかずの絶景ルート。感動は褪せることがありませんでした。

Posted at 2009/08/01 00:11:25 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2009年07月29日 イイね!

ICEもイイッ!! 時代さえ合っていればなあ……

ICEもイイッ!!  時代さえ合っていればなあ……INFINITI EXは、2年前(NAIASだったかな)に姿を現して以来のお気に入り。G37(スカイライン)はセダンもクーペも悪くはないが、クロスオーバーと名づけられたこのSUVルックがもっとも洗練され、時代の空気を反映している。

できれば、来年登場するハイブリッドシステムを与えて、アップツーデートなクルマに仕立て上げたいところだが、その余裕はなさそうだ。

当面の月販目標はたったの200台。エクステリアの雰囲気の良さもさることながら、室内の色気のある空間デザインと色使い素材選びが大人の鑑賞に耐え得るものがある。余裕のある大人が、プライベートな時間を楽しむツールとして、これはいいッ!!なのだ。

走りもいいなあ。330psは、今時どうなの?という感じだが、一度鞭をくれた時の力強いパフォーマンスは、完全にスポーツカーの領域。こんなに無駄に速くていいのか?疑問なしとはしないが、なんだかんだ言って僕、速いクルマ基本的には好きなんですよ。

時代性から言ってなかなか手を伸ばしにくいし、何よりも財政逼迫の我が家計からすると即時購入は絶望的だが、余裕ができたら真っ先に欲しい国産車の最右翼に挙げておきたい。あまりハードルさげちゃうと、あれもこれも欲しくなっちゃうけど。

ご同輩に、何かいいクルマある? と尋ねられたらこれを推します。ちょい悪系限定ですが(笑)


もう一台、今回の試乗会にはZのバージョンニスモが用意されていた。これも昨年のLAショーで湯川CPSに散々出来の良さを聞かされ、NYIASでロードスターとともに出展された姿でなんとなくイメージはつかめていたけれど、乗るとさすがに良くできている。

走りのまとめ役の中島さんの仕事ぶりはいつもきっちりそつがない。「できれば、もう少しいい音(排気系の快音)を聞きたいですねぇ」事情を知った上で、ついリクエストしてしまった。あと、シフトの操作力と引っ掛かりのあるタッチが改善されたら嬉しいなあ。

Posted at 2009/07/29 22:27:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2009年07月28日 イイね!

HVに乗ろう…(ん?)

LEXUS HS250は、プリウスのようであり、レクサスfamilyのようであり……。その妙な中途半端さが、案外時代にフィットするのかも。プリウス買いそびれた人が殺到する予感。

本日、疲労激しく、はいこれまで。連載は明日まで待って下さい(何か締め切りに追われている気分でありまする 笑)。

Posted at 2009/07/28 23:50:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2009年07月27日 イイね!

EVに乗ろう

EVに乗ろう日産のEVが見えてきた。昨年の同じイベントではキューブ(旧型)にコンポーネントを入れて、トルクフルな走り(EVは発進時が最大トルクを実感)に期待を持たせた。

今年はティーダのパッケージに、EV-11と称したほぼこのまま市販化されると思われるEVシステムを組み込んでいた。


ラミネート型のリチウムイオンバッテリーを4枚1セットとしたセルを計48個詰め込み(重量は200㎏を超える)、電池容量は24kWh・90kW(120ps)以上。交流同期モーターは80kW(107ps)・280Nmを発揮。140㎞/h以上のトップスピードと160㎞以上の航続距離(US LA4モード)を実現しているという。

走りは、当然のことながら昨年よりも洗練されていた。140㎞/hのトップスピードも今回のテストで確認できた。実用性という意味では十分なスピードである。この辺の技術の進歩に対しては、僕は、日本のエンジニアリングには全幅の信頼を置いている。問題は、これを工場で量産化し、なおかつ道路交通システムに無理なくフィットすることができるかどうか。

おそらく、現在のオバマ米国政権の施策やC.ゴーン社長のお膝元フランスのRENAULTとの協調関係がスムーズに行けば、我々が想像する以上にEVの普及が早まる。地球温暖化とエネルギー安全保障の両面を視野に入れたグリーン革命は、ここ2年ほどの寄り道(石油価格は短期的に再び高騰し、やがて暴落。これによって石油資源独裁国は崩壊する?)を経た後一気に加速。ECOとは無縁の国々の民主化が実現するまではことはなかなか進展しないが、ステップを踏んだ後は世の中は一変する。そう観ていたほうが、後で慌てないで済むだろう。

そして、大勢が次世代エネルギーに移った時が、ICE好きの旧世代にとってもっとも幸せを味わう可能性が高まる時代になる。ECOであることは当然だが、それさえ満たしてしまえばけっこうな自由が手に入るはずだ。LWS FRを待ち望む者は、心して、HV、EV、FCの普及にこれ努めなければならない。

ガソリンICEが好きだからこれが一番だなんて、口が裂けても言わない。ただし、いまの内から、LWS FRが好きだ欲しいということは、はっきりと宣言し、その出現を待ち望んでいるという姿勢は明らかにしていなければ駄目だ。

まあ、そんなことを言わなくても、新しいEVやHVやFCEVはどれも魅力的で、従来のクルマとは少しニュアンスの違う走らせて面白い……があるから、そんなに気を揉むこともないけれど。

ここから先の時代の変化は、よほどの天変地異がないかぎりドッグイヤーの上を行くハイスピードの展開になるはずだ。もともと冷戦構造の崩壊に端を発した優秀な人材の雇用対策がZEV(=ゼロエミッションビークル:電気自動車EV)開発の原点にあった。唐突に聞こえるかもしれないが、隠れた真実である。ビッグスリーの抵抗でZEVの開発は一旦頓挫したが、もはや流れは止まらない。

去年の夏に崩壊が表面化した金融バブルを引き起こしたのが、実は元の軍事産業などで腕を振るったエンジニアリングを 修めた工学のエキスパートだったという事実は、単に興味深いというだけでなく、今後を占う上で重要だろう。金融工学はどのようにして生れたか。先日のNHKの深夜の再放送を観て、つくづくアメリカという国は凄いなあと思ったばかりだ。

まだ日本が「ZEVなにそれ?」という感覚でいた1995年。急遽取材しに飛んだカリフォルニアで得た情報は、今になってようやくリアルな事実としてつながった。ZEV法が発動された動機の一つに、冷戦構造の崩壊によって失業した軍事産業で働く優秀なエンジニアの再雇用先として、EV開発プランが考えられた。

当時はただただ「へぇ~」感心するだけだったが、今回の金融バブルを作ったのが工学のエキスパートで、ウォール街に呼び寄せられた彼らが工学を金融に応用して信用度の低いサブプライムローンを証券化するという奇策を編み出した。後に100年に一度の恐慌状態を生み出す仕組みが、かつて原爆を開発したプロジェクトに倣ってマンハッタン計画と呼ばれていたなんて……。なんとかとハサミは使いようというが、下手をするとなんとかに刃物になってしまう。

ビッグ3の2角を破綻させても進めようとしている新しい潮流は、多分ホンモノなのだろう。時代の変化をきちんと見ていないと、妙なところに行ってしまいそうな予感がある。時代がchangeに向かって突っ走り始めたのは間違いない……かも。







Posted at 2009/07/28 01:22:02 | コメント(3) | トラックバック(1) | 日記
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

プロフィール

「撤収!! http://cvw.jp/b/286692/42651196/
何シテル?   03/24 18:25
運転免許取得は1970年4月。レースデビューは1975年10月富士スピードウェイ。ジャーナリスト(フリーライター)専業は1978年9月から。クルマ歴は45年目、...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2009/7 >>

   1234
567 891011
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

64回目の終戦記念日 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/08/15 15:36:17
水素でいいと思う 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/02/16 08:18:46
変わるかな。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/01/01 22:53:46

愛車一覧

トヨタ プリウス トヨタ プリウス
しばらく耐える秋なのだ。
その他 その他 その他 その他
2009年3月3、4日に行われた第79回ジュネーブショーの画像です。

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation