長文、申し訳ありません。(私にとっては衝撃的な出来事でしたので...。実に独りよがりな内容ですので、興味がなければ無視していいただいて結構です。)
みなさん、ご存じのことと思いますが、10/2、ホンダが2021年をもってF1から撤退することを発表しました。
プロフィールで書いているとおり、私はホンダF1初優勝の1965年生まれで、車が好きになった時から勝手に運命を感じ、免許を取ってからは本田宗一郎を崇拝しホンダ一筋、F1についても小さいころから興味があり、ロータス78なんかがお気に入りでプラモなんかも作りましたし、フジテレビがF1放送を開始してからも、伝説となっているホンダF1第二期から、もがきまくっていた第三期、今回の第四期(と呼んでよいものか?)を通して、ホンダが参戦していない時期も含め、ずっとリアルタイムで観てきました。
ホンダがマクラーレンと共に復帰した時は、F1に戻ってきただけでも嬉しかったものですが、トロロッソと組んでからの2018年以降、特に昨年からのレッドブルホンダでは、「あのホンダが優勝をかけて争っている」と思うだけで、目頭が熱くなるものがありました。なので、昨年13年振りの優勝をした瞬間は...。(書けません(笑))
今も、レースのある週末は、レッドブルかトロロッソのシャツを着て近所をランニングしたり、月何度か通うホンダディーラーへは、アルファタウリかホンダF1チームのポロシャツを着ていくという、呆れるほどのホンダ馬鹿です。青山のホンダ本社にも年1回は通っています。会社では毎日ホンダの腕時計(6個あります)をして仕事をしています。
幸い、栃木県に住んでいますので、暇さえあればテストコースのある開発拠点のホンダR&Dにドライブに行きますし、中に入れる訳もないのに、さくら市のHRDSakuraにも行って、「あぁ、ここでF1エンジンを開発しているんだ」と入り口で写真を撮って喜んでいるという呆れ者です。
自分の部屋にはホンダ車のミニカーだけでも3桁以上あり、ホンダF1のミニカーは、マンセル、セナ時代を含め、数十台となってしまいました。今も、決勝レースは、目の前にレッドブルやトロロッソのミニカーを並べて優勝を祈りつつDAZNで観戦しているという状況です。
今回の発表については、「ホンダを見損なった」、「こんなことならそもそも復帰すべきではなかった」など、様々な意見があると思いますが、この時代、もう、自動車メーカーはこれまでのガソリンエンジンの自動車を中心にで生き残っていくことはできないので、車にとらわれないモビリティ会社として未来を模索していくしかないということなのでしょうね。ホンダ程の企業規模となれば、信念のみで経営判断ができないのも仕方ないのかもしれません。
それでも、ホンダファンとしてのわがままを言わせていただくと、もし、F1参戦に伴う莫大な資金がその撤退の一番の要因であるなら、他のレースカテゴリすべてから撤退しても、F1への参戦は続けるべきであったと思います。それが、私の期待する、車好き、レース好きが始めた会社であるホンダだし、経営が苦しくなっても(そうなってはならないからこその八郷社長の苦渋の決断だったのでしょうから、責めることはできませんが)ホンダにはそうあってほしいと思ってしまう訳です。それは私だけでなく、多くのホンダファンの納得する結論だったと思います。
しかし、悲しいかな、今回、残念な決断が下されました。もはや我々が何を言ってもこの結論は覆らないでしょう。
この現実が変わらない以上、私としては、とにかく、「来年はチャンピオンを獲らないと許さないぞ!」という気持ちでこれまでどおり全力で応援するしかありません。(しかし、死ぬまでホンダファンをやめる気はありませんが、2022年以降、私は何を期待してホンダがいないF1を観れば良いのでしょう?)
Posted at 2020/10/04 21:28:18 | |
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