
バイクの場合、かつて開催されていたホンダスポーツライディングスクール、HMSに始まりサーキット走行まで嗜むようになりましたが、クルマに関してはドライビングテクニックを磨くようなスクールを経験したことがなく、免許を取る前から盛んに読んでいたカーボーイ誌、ホリデーオート誌、オプション誌から得たにわか知識しかないのです。。。
そんな訳でNSXに乗るようになり、ドライビングテクニックを少しでも向上させるため、最適なドライビングポジションについて当時の記憶を辿りながら自分に合った位置を探していました。
しかし、なかなか「コレだっ!」って言う正解みたいのものが見出せませんでした。故にとてもNSXを振り回して走ろうなんて気にはならないのです。
ちなみに私の体型は身長168cm、体重72kg、手足は決して長くはありせんが、腕力には少し自信があります(^^)
これまでのテレスコピックの位置

今までのポジションの合わせ方は、シートに深く腰掛けて前後のスライドはクラッチを一杯に踏み込んでも膝が少し曲がる程度、シートバックの角度はステアリング上部を両手で持っても両肩がシートバックから浮かない角度に合わせていました。
テレスコピックは一番奥にしていました。
先日、ふと思い立ってシート前後、シートバックの角度はそのままに、テレスコピックを一番手前に合わせてみました。
変更したテレスコピックの位置

当然今までよりもステアリングと上半身は近づくことになりますが、思いの外ステアリング操作がしやすく、ノンパワステのステアリング操作も楽になりました。
少し大袈裟ですが(これならパワステもいらないかな⁉️)というくらい(^^)
そしてもし突然テールスライドを起こしてもこれならワンチャン、カウンターを当てられるかも⁉️なんて(^^;;
なぜそう思えるようになったかというと、脇の締まり具合に関係があるのではないかと考えました。
ステアリングを回した時、今までよりも回した方向の脇が閉まる方向に働くのです。左に回せば左の脇が締まり、右に回せば右脇が締まる感じです。それによって身体が安定してステアリングを回す力に余裕ができたのではないでしょうか。それからステアリングの回し方は、押して回す、引いて回すの2通りがあるようですが、私の場合は引いて回す方が力が掛けやすいように思います。
スポーツでも仕事でも脇が甘いのは戒められますものね(^^;;
それから打掛けハンドルはあまり使いませんが、今のポジションに変えたところより打掛けハンドルの方がステアリングに力を掛けやすいように感じました。
もしかして打掛けハンドルってパワステがなかった時代の先人達の知恵なのでしょうか⁉️(^^;;
ということで、峠道でもなんとなくNSXを安心してドライブできそうです(^^)
サーキットに持ち込もうなんて微塵も思いませんが(^^;;
Posted at 2024/01/26 06:20:37 | |
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