国道4号「福島北道路」整備へ ルート検討、伊達イオンを想定
2022年03月26日 08時40分
国土交通省は新年度、福島市北部周辺を対象とした国道4号「福島北道路」の整備に向け、概略ルートや道路構造の検討に入る。25日に発表した2022年度の事業概要に、計画段階評価を進めるための調査の実施を盛り込んだ。
福島市北部の国道4号は、渋滞や渋滞に伴う事故など交通上の課題があるほか、隣接する伊達市では「イオンモール北福島(仮称)」の新設が予定されている。東北地方整備局によると、福島北道路の起点、終点は現時点で決まっておらず、沿道の状況などを鑑みながら、新年度は事業化に向けた課題の把握や路線の必要性、緊急性に関する調査などを行う。バイパス化や拡幅など整備方法も検討する。
福島河川国道事務所によると通常、この調査には2~3年程度かかるといい、有識者や地域住民からの意見聴取、都市計画や環境アセスメントの準備のための調査なども行われるため、新規事業化に向けては数年程度かかると見込んでいる。
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2022/03/26 09:30:12