
長野 諏訪大社の御柱祭始まる 「木落とし」は中止
2022年4月2日 15時48分
長野県の諏訪大社の御柱祭が2日から始まり、山から里へ御柱をひきだす「山出し」が新型コロナの感染防止のため、初めてトレーラーを使って行われました。
諏訪大社の御柱祭は、数えで7年に1度、山のモミの木を切り出し、境内の御柱を建て替える勇壮な祭りで、2日、上社の「山出し」から始まりました。
茅野市と原村の境にある山出しの出発地点には、氏子や作業員たちが集まり木遣り歌を歌って始まりを祝いました。
今回は、感染防止のため人力ではなく初めてトレーラーを使って行われ、氏子が御柱にまたがって急斜面を豪快に滑り降りる「木落し」は中止されました。
御柱は、大きいものから2本ずつ通常とは別のルートで運ばれ、午後2時すぎまでに8本すべてが里に到着しました。
最も大きい本宮一の御柱を担当する地区の矢島正恒大総代は「コロナ禍で山出しの参加人数を制限しましたが、歴史に残る御柱祭にすることが私たちの使命だと思います。しっかり取り組んでいきたいです」と話していました。
下社の8本の御柱の「山出し」は今月8日と9日に行われます。
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2022/04/03 11:27:52