東日本大震災13年 千葉 旭 飯岡地区の慰霊碑で追悼の祈り
03月11日 17時58分
東日本大震災で大津波が押し寄せ16人が犠牲となった千葉県旭市では、大きな被害が出た飯岡地区にある慰霊碑に住民らが集まり、追悼の祈りをささげました。
東日本大震災から13年となる11日は、特に被害が大きかった飯岡地区にある慰霊碑に住民らが訪れ献花台に花を手向けて手を合わせました。
そして、地震が発生した午後2時46分にサイレンが鳴り響くと、黙とうして犠牲者に追悼の祈りをささげました。
祖父母の住宅が被害を受けた市内に住む50代の男性は「倒壊した家や乗り捨てられたままの車など当時見たものは目に焼きついて離れません。東北と比べると被害が少なかったことから千葉県は忘れられがちですが、絶対に風化させてはいけない。犠牲者の方々を決して忘れないという思いで手を合わせました」と話していました。
また、旭市の米本弥一郎市長は千葉県で先月下旬以降、地震が頻発していることに触れたうえで、「東日本大震災まではこの地域は『遠浅だから津波は来ない』という間違った知識が伝わっていました。震災を教訓に正しい知識を広め、ふだんから備蓄など地震の備えを進めていきたい」と話していました。
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2024/03/12 00:48:23