
広島電鉄「駅前大橋ルート」開業 駅ビルに路面電車乗り入れ
2025年8月3日 11時36分
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JR広島駅の駅ビルに路面電車が乗り入れる広島電鉄の「駅前大橋ルート」が3日、開業し、始発電車の出発にあわせて地元の住民や鉄道ファンが開業を祝いました。
広島電鉄の「駅前大橋ルート」は、広島市南区の比治山町交差点と広島駅をつなぐ全長1.1キロの新しい路線で、路面電車が駅前大橋を通って駅ビルの2階に乗り入れます。
広島電鉄によりますと、駅ビルの2階以上に高架で路面電車が乗り入れるのは全国で初めてだということです。
3日朝は広島駅から広島港に向かう始発電車の出発を前に式典が開かれ、地元の町内会の関係者らが参加してテープカットを行いました。
この後、定刻の午前6時1分になると、プラットホームに待機していた始発電車が出発し、詰めかけた地元の住民や鉄道ファンたちがカメラで写真を撮ったり拍手で送ったりしていました。
始発電車を見に来た小学3年生の男子児童は「路面電車がビルの2階に乗り入れるのは広島にしかないのですごいと思います。さっそく乗ろうと思います」と話していました。
また、埼玉から広島に帰省している中学2年生の男子生徒は「近未来的な雰囲気にワクワクしました。帰省している間に乗りたいです」と話していました。
この生徒の祖母の76歳の女性は「広島の新しい時代が始まったような期待感があります。便利になりそうです」と話していました。
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Posted at
2025/08/03 13:53:23