冬型の気圧配置強まり会津中心に大雪 交通影響などに十分注意
2025年12月4日午後0時59分
強い冬型の気圧配置の影響で県内では会津を中心に今シーズン初めてのまとまった雪が降っていて、気象台は4日夕方にかけて大雪に十分注意するよう呼びかけています。
福島地方気象台によりますと、冬型の気圧配置や上空の寒気の影響で、会津と中通りでは雪となっていて気象台は、▼檜枝岐村、▼只見町それに、▼南会津町に大雪警報を出して警戒を呼びかけています。
4日午前11時までの24時間に降った雪の量は、
▽檜枝岐村で54センチと全国で最も多くなったほか、次いで、
▽只見町と▽南会津町界で32センチなどとなっています。
また、福島市では10センチの積雪が観測され、気象庁のデータによりますと、福島市で12月上旬に10センチ以上の積雪を観測したのは2002年以来23年ぶりです。
冬型の気圧配置は5日にかけて続く見込みで、5日午前6時までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで、
▼会津が▽山沿いで50センチ
▽平地で30センチ
▼中通りが▽山沿いで30センチ
▽平地で10センチ
▼浜通りの山沿いで10センチと予想されています。
雪雲が停滞したり気温が予想よりも低く経過したりした場合は警報級の大雪となる可能性があります。
気象台は、会津では4日夕方にかけて大雪による交通への影響や建物や農業施設などへの被害、屋根からの落雪に十分注意するとともに、電線や樹木への着雪、なだれに注意するよう呼びかけています。
また、4日夜遅くにかけて落雷や突風、ひょうによる農作物や農業関連施設などへの被害に注意が必要です。
Posted at 2025/12/05 01:16:14 | |
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