天皇陛下 英エリザベス女王の国葬に参列の方向で調整
2022年9月10日 11時36分
イギリスのエリザベス女王の国葬に天皇陛下が参列される方向で調整が進められていることが、関係者への取材で分かりました。
関係者によりますと、エリザベス女王の国葬には天皇陛下が参列される方向で政府と宮内庁の間で調整が進められていて、皇后さまについても体調を見ながら検討することにしているということです。
皇室とイギリスの王室は、昭和28年(1953年)に上皇さまがエリザベス女王の戴冠式(たいかんしき)に昭和天皇の名代として出席されるなど、古くから親密な関係にあります。
また天皇陛下の即位後初めての外国訪問として予定されていたイギリスへの訪問が新型コロナウイルスの影響で延期になっていました。
天皇陛下の国葬への参列は、こうした経緯なども踏まえて調整が進められているものとみられます。
国葬に参列されれば即位後初めての外国訪問になります。
天皇陛下はエリザベス女王の死去を受けて9日に文書で深い悲しみの気持ちと心よりの哀悼の意をあらわし、この中では大学院在学中にイギリスのオックスフォード大学に留学したことにも触れ「私の英国留学や英国訪問に際しても、様々な機会に温かく接していただき、幾多の御配慮をいただいたことに重ねて深く感謝したいと思います」とつづられていました。
また宮内庁は天皇皇后両陛下と上皇ご夫妻が9日から3日間の喪に服されていると発表しました。
Posted at 2022/09/11 17:16:08 | |
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