
東北新幹線 盛岡ー八戸開業20年 八戸駅で記念式典
12月03日 15時43分
東北新幹線の盛岡駅と青森県の八戸駅の間が開業20年を迎え、記念のセレモニーが八戸駅で開かれました。
東北新幹線の盛岡・八戸駅の間、96.6キロは、いわゆるフル規格の新幹線として2002年12月1日に開業し、それまで3時間以上かかっていた東京と八戸の間の所要時間は、この時、最短で2時間56分に短縮されました。
開業から、今月1日でちょうど20年となり、記念セレモニーが3日、八戸駅で開かれました。
八戸市の熊谷市長は「新幹線の開業で、それまで当たり前と思っていた八戸の自然や食が大切な地域資源だと気付き、観光都市として発展した20年だった。さらに磨きをかけ、発信力を高めていきたい」とあいさつしました。
続いて、青森県出身のタレント、王林さんが「一日駅長」に任命され、くす玉を割って開業を祝いました。
王林さんは、関係者とともに駅のホームに移動し、「ようこそ八戸へ」と書かれた横断幕をかかげて、東京方面から到着する新幹線を出迎えていました。
八戸市の60代の男性は「東京にいる息子に会うために新幹線を使うが、昔と比べると、かかる時間がまったく違うのでありがたい」と話していました。
八戸駅の周辺では4日まで、郷土芸能の披露など、開業を祝うイベントが行われます。
Posted at 2022/12/04 08:36:03 | |
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鉄分補給 | 日記