
「後発地震注意情報」16日から運用 県内は10市町が対象
12月16日 06時30分
「後発地震注意情報」16日から運用 県内は10市町が対象
北海道から岩手県にかけての沖合にある「千島海溝」と「日本海溝」で、マグニチュード7クラスの地震が起きた場合に、国がその後の巨大地震の発生に注意を呼びかける「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の運用が、16日から始まります。
県内で対象となるのは沿岸部の10の市と町で、情報が発表されたら、1週間程度は日常の生活を維持しながら、直ちに避難できる備えを求めるとしています。
千島列島から北海道の沖合にかけての「千島海溝」沿いと「日本海溝」のうち、北海道の南から岩手県の沖合にかけて想定される巨大地震について、気象庁は震源域やその周辺でマグニチュード7クラスの地震が発生した場合、おおむね2時間後をめどに「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表し、その後の巨大地震への注意を呼びかけます。
県内で対象となるのは、震度6弱以上の揺れなどが想定されているいわき市、相馬市、南相馬市、大熊町、新地町、富岡町、浪江町、楢葉町、広野町、双葉町の10の市と町で、16日正午から情報の運用が始まります。
情報の発表は2年に1回程度となる見込みで、情報が発表されても、住民に事前の避難などは呼びかけず、発表から1週間程度は日常の生活を維持しつつ、津波が想定されるなど迅速な避難が必要な場合にすぐ行動できる備えを求めるとしています。
Posted at 2022/12/16 12:40:59 | |
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