
名護市辺野古沖 大浦湾側での代執行に伴う工事 着手
2024年1月10日 12時29分
シェアする
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先となっている名護市辺野古沖の大浦湾側での代執行に伴う工事について、林官房長官は記者会見で、必要な準備が整ったとして、10日に着手すると明らかにしました。
防衛省は、必要な準備が整ったとして、先ほど、着手しました。作業船の上からショベルカーを使った石材の投入が始まりました。
普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐっては、沖縄県が地盤の改良工事を承認しないことから、先月28日、国土交通省が代わって承認する代執行を行い、軟弱地盤がある大浦湾側での工事の準備作業を進めてきました。
これについて、林官房長官は記者会見で「所要の準備が整ったことから、きょう大浦湾側の工事に着手するという報告を防衛省から受けている。工事完了までの工期を9年3か月と示してきているが、きょうの着手が、この起点にあたる」と明らかにしました。
その上で、工事に関する沖縄県側との協議をめぐり「工事の実施設計については、沖縄防衛局が沖縄県と協議を行っていて、引き続き適切に対応していくと承知しているが、今般、着手する整備は、この協議の対象外だと認識している」と述べました。
また、沖縄県側から反発も予想される中での工事の必要性を問われ「辺野古移設が唯一の解決策であるとの方針に基づき、着実に工事を進めていくことが、普天間飛行場の1日も早い全面返還を実現し、危険性を除去することにつながる。今後とも地元への丁寧な説明を行いながら、基地負担の軽減を図るために全力で取り組んでいく」と述べました。
防衛省は、必要な準備が整ったとして、先ほど、着手しました。作業船の上からショベルカーを使った石材の投入が始まりました。
Posted at 2024/01/10 12:35:00 | |
トラックバック(0) | 日記