隈研吾氏設計の「乙な駅たまかわ」完成 住民らが内覧 玉川村
09月25日 17時24分
日本を代表する建築家、隈研吾氏が設計を手がけた玉川村の観光交流施設、その名も「乙な駅たまかわ」が完成し、内覧会で住民にお披露目されました。
玉川村中心部の国道118号沿いにできた「乙な駅たまかわ」は、もともと空き家となっていた飲食店を村が買い取り、観光振興の拠点施設としてリニューアル整備を進め、25日、住民向けの内覧会が開かれました。
県産材をふんだんに使った木造2階建て、延べ床面積およそ1000平方メートルの建物は日本を代表する建築家隈研吾氏が設計を手がけました。
入り口がある2階からは目の前を流れる阿武隈川を開放感のある空間から眺められるほか、1階からは屋外のラウンジや川沿いに整備された遊歩道に出て食事や散策を楽しめます。
カフェやレストランもあり、集まった住民らは、阿武隈川の流れを見つめながら食事を楽しんでいました。
60代の女性は「有名な建築家が設計した建物が身近にあることは誇りですし、建物を活用して地域が盛り上がってほしいです」と話していました。
玉川村企画政策課の関根吉博係長は「隈研吾氏の設計でリニューアルできたことは地域の力になりますし、多くの方に玉川村を知ってもらえると思います」と話していました。
Posted at 2024/09/26 10:07:39 | |
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