![機動戦士ガンダムのはるか昔 機動戦士ガンダムのはるか昔](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/047/026/332/47026332/p1m.jpg?ct=5a61a9a18e54)
宇宙世紀という視点では、紀元前のような遠い昔の話です。
London Bridge is falling down.の替え歌が、ドリフターズによって広まり、日本中の少年達が面白がって歌っていた時代がありました。わけても、小学校低学年に大ウケでした。多くの親達は、ご立腹でしたが、一瀉千里に止めようがない勢いで広まってしまったのだと思います。
ほぼ同じ時期に、もう一つ流行っていた替え歌がありました。レインボーマンの主題歌です。原曲は、「インドの山奥で、修行をして」で始まるのですが、出だしから思いきりアレンジされていました。
私が覚えたのは、「インドの山奥、出っ歯の禿げあた、饅頭食いたい、南京豆には、金鳥、ルビーが高くなった、ヨットが沈没、だから行くんだ、レインボーマン」というものでした。
成人後、ふとしたことでこの話題で盛り上がったことがあり、驚愕の事実を知ることになりました。地方によって、替え歌が大きく異なっていたのです。歌詞の途中でしりとりを続けるところだけは、絶対的な規則になっており、余計奇異に感じました。
上述のLondon Bridge is falling down.に関しては、志村氏という明確なインフレンサーがいましたので、少年達は単なる模倣をしていたのに過ぎません。レインボーマンの替え歌を広めた人物や経緯等は不明のままです。
当時の特撮物としては、円谷プロダクションのウルトラマンと東映の仮面ライダーが圧倒的な人気を誇っていました。現に、レインボーマンの原曲はもう歌えませんし、印象に残っているシーンもまったくありません。なのに、替え歌だけは、いまだに最後まで歌いきることができます。
おそらく、番組本編以上に替え歌が愛され、反復して歌われていたのでしょう。全国的な現象であったのに、ローカル色が七変化のように現れたのは、ミステリーレベルの不思議な話です。
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2023/06/23 07:07:41