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桃乃木權士のブログ一覧

2022年07月27日 イイね!

緊急警備指令 ザ・ガードマン 桃子を守れ

緊急警備指令 ザ・ガードマン 桃子を守れコロナ禍のずっと前の、古いふるい話になります。文化放送ラジオでは、年1回、浜祭と称したイベントが開催されていました。番組の聴取率向上キャンペーンを兼ねたものと思われ、東京浜松町のスタジオ前で公開収録が行われていたのです。我が愛しの君――菊池桃子さんも1時間番組を野外の特設スタジオで行うことになりました。
「私はメーテル。鉄郎、999に乗りなさい」という音声で行動を起こした星野鉄郎と同様、私も動きました。999が停車している浜松町駅前へ急行しました。
鉄郎と違って、会場には、普通に入れました。生放送のセッティングにつき、収録前にディレクターと本人が登場しました。神々しさ満点で、妖怪のようです。顔立ちが整い過ぎていて、人間離れした美しさだとしか形容できません。
スタッフによる軽い挨拶のあと、観衆に対する注意事項が説明されました。特に、写真撮影禁止を繰り返し訴えていました。
すると、この日初めて、桃子さん本人が口を開きました。
「皆さん。生放送ですので、放送禁止用語とか、変な単語を叫ばないで下さいね。電波で日本中に流れちゃいますので……」
局地的に笑いが起こりました。このリアクションを見せたのは、生粋の桃子ファンだけです。意外に少ないな、と思いました。

番組の収録が終わると、特に混乱もなく、会場は三々五々という感じになりました。
私も帰路につくわけですが、どうしても気になっていた場所があり、その近くまで足を運んでみました。野外ステージの真裏に特設のテントがあり、どう見ても臨時の楽屋にしか見えなかったのです。テントからは、文化放送の建屋に向かって、長さ20mくらいのロープが2本用意されていました。入場する場面を見ていなかったのですが、桃子さんを含むスタッフ達がここを通過していった状況は容易に想像できました。周囲を見渡すと、ガードマンが数名しかいません。ロープは緩んでいて所々接地してしまっている状態でした。
ここは、――正義感と善意で――ロープを保持する役目を引き受けることにしました。勝手にガードマン着任というところです。すると、同じことを考えていた人間達が集まりだし、数メートル間隔で並ぶ状態になりました。ロープはきっちり腰の高さで張られ、花道が作られました。問題は、桃子さんがテントにいるのかどうかですが、本職のガードマン達の動きから、中で待機しているのは間違いなく、間もなく出てくると確信しました。
私の対面には、まったく知らない、でも自分とまったく同じにおいがする同年代の男性が佇立していました。距離にして2.5mくらい離れていたと思います。1秒間に1cmずつ目の前の男性との距離が接近していきました。アイコンタクトだけで、我々は歩み寄りました。最終的には、1.5mまで詰まり、そこを桃子さんが通過していくことになりました。
目前を通過していったメーテルは、気の毒なくらい大量の汗を滴らせていました。疲労困憊の様子でしたので、声はかけられませんでした。それ以前に、ガードマンですから、無言を貫き通したのです。他の臨時ガードマン達も同様の大人の行動を通し、ロープを通じて良心の結合のような連帯感が生まれていました。
Posted at 2022/07/27 08:31:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年07月22日 イイね!

ホイール向けケミカルの使用戦略〜日本人と薬の話を織り交ぜて

ホイール向けケミカルの使用戦略〜日本人と薬の話を織り交ぜて以前パーツレビューとして投稿した内容にビジュアルを付け、一部改稿して掲載します。

医療用の鎮痛薬では、WHOが提唱するラダー(階段状の増量)で除痛を試みていく考えが定着しています。軽症順に、A薬、A薬+B薬、A薬+B薬+C薬、A薬+B薬+C薬+D薬、という具合です。A薬が不応ならB薬に切り替えるのではなく、常に上乗せしていくことになります。また2段目よりは上では、積極的な増量も検討されます。
抗菌薬をはじめ、多くの治療薬では無効が判明した時点で基本切り替えとなり、再投与はされません。
何故、緩和医療の世界では、無効だった前治療薬を残す必要があるのか、とても疑問を感じていました。たまたまこの領域の大家が知人にいるため、理由を訊ねたことがあります。すると、明快な回答がありました。ヒトが感じる痛みには、A薬にしか取れない性質のものがあるため、B薬へ1段階上がってもA薬を残すそうなのです。これが、ラダーと呼称される所以であることも納得しました。
この考え方は、鎮痛薬とまったく無関係なホイール洗浄にも応用できると考え、実践しています。上述のたとえで記すと、次のように想定しています。画像では、階段の位置で表現しています。
A薬:Sam’s Detailing WHEEL SOAP、GOODSTUFF PURE SHAMPOO等のシャンプー
B薬:APC(1:5希釈)
C薬:Sam’s Detailing WHEEL & TYRE CLEANER少量+鉄粉除去剤少量
D薬:Sam’s Detailing WHEEL & TYRE CLEANER中等量以上+鉄粉除去剤(ゲル)中等量以上
メンテナンスでは、2段階目のA+B、ないしその1つ上のA+B+Cになることが多く、いずれのアイテムも重要ではあるのですが、切り札は、Sam’sのWHEEL & TYRE CLEANERになると考えています。
ピッチタールとスケール除去剤(作用強度の異なる2種類を保有)は、存在が疑われる場合に随時投入するレスキューの位置付けです。たいていは、局所使用になっており、ラダーとは無関係に使用します。
以上は、法則や標準作業手順書ではなく、あくまで念頭に置く指標です。アドリブやその日のアレンジを加えるところが匠の部分であり、そこを目指すプロセスを楽しんでいます。
将来的な構想としては、酸性ケミカル等を考慮したいと考えています。

最後に、本稿執筆のために仕入れた学術系雑学の中で興味深く感じた部分をご紹介します。
最強の鎮痛薬である医療用麻薬の使用量に関して、日本は先進国最少の国となっています。それもダントツの最下位です。我慢強い国民性の一端を示しています。主治医に対する遠慮もあるのでしょう。
専門医や専門薬剤師の人材不足も示唆されています。著名な緩和医療専門医を招聘したところ、その病院の医療用麻薬使用量が欧米先進国並みになったという話があります。
除痛に関して非常に優れた薬理作用を示す医療用麻薬の国民的教育が遅れているとの意見もあります。魔薬のイメージが強いのかもしれません。
上述の有識者は、部活の大先輩なのですが、「麻薬ではなく、医療用麻薬と正しく言え」と注意されます。医療における計画的かつ適正に管理された状況下であれば、巷間で問題となっている依存は起こらないからです。乱用と一緒にするなということなのです。
この医療用麻薬の適正量に関しては、個人差や病気の進展によってまちまちであり、常に増減が必要なのに、増量側へのアクセルが非常に鈍くなっているのが実情のようです。
日本人が薬嫌いであるという説だけは間違っていると思います。何故なら、睡眠薬の使用量に関しては、世界有数の消費国となっているからです。しかもダントツの一位です。


ホイール洗浄後の色とりどりの汚れです。鎮痛薬と同様に、コンビネーションが重要であることが示唆されていると思います。

Posted at 2022/07/22 07:07:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年07月20日 イイね!

私は、メーテル。鉄郎、999に乗りなさい。

私は、メーテル。鉄郎、999に乗りなさい。標題の場面をご存知、あるいはご記憶でしょうか。「さよなら銀河鉄道999」オープニングでのメーテルの肉声です。
アンドロメダから地球に戻った星野鉄郎は、機械化人間との血みどろの戦いにパルチザンとして加わっていました。ある日、鉄郎のもとへ友軍兵士が自分の命と引き換えに電子チップを届けます。再生すると、メーテルの肉声で標題のメッセージが流れたのでした。
鉄郎の仲間でも、戦争で荒廃した今の地球に銀河鉄道がくるわけないという意見が支配的でした。鉄郎自身も半信半疑でそのように考えていました。それでも、出発します。懐かしいメーテルの声に突き動かされたのでした。
パルチザンのリーダー格だった老兵は、鉄郎の若さに賭けてみようじゃないか、と周囲を説得し、駅に向かう鉄郎の援護を決意します。
数多くのパルチザン達の命と引き換えに、鉄郎は、銀河鉄道が発車するメガロポリス中央駅99番線ホームの直下までたどり着きました。予想どおり、駅は、倒壊寸前の廃墟同然となっていました。鉄郎は、999がこんな荒れた場所にくるわけない、という諦観の境地に至り、悲しげな表情を見せます。ところが、メーテルの肉声が予言したとおり、999は地球にきていたのでした。

――ここからは、リアルの話です。
私にとってのメーテルは、菊池桃子さんです。原作でメーテルが鉄郎に語った有名な台詞が、自分の中で一番受け入れやすいものとなっています。私は、あなたの少年の日の心の中にいた青春の幻影に過ぎないという説明です。
自分にとって、桃子さんは、まさしくそういう存在になっています。
このたび、「999に乗りなさい」というメッセージを企画会社のDMで受け取りました。8月にコンサートが開催されるというのです。しかも、一般発売前の特別枠でチケットが買えるという情報でした。
実は、半信半疑で、直ぐには申し込みませんでした。
――私は、メーテル。鉄郎、999に乗りなさい。
午前動かず。
――私は、メーテル。鉄郎、999に乗りなさい。
夕方まで動かず。
――私は、メーテル。鉄郎、999に乗りなさい。
就寝時間になっても動かず。そして就寝しました。
――私は、メーテル。鉄郎、999に乗りなさい。
夢枕で聴いた声で目を覚まし、ようやく決意しました。寝床から抜け出し、鉄郎同様、メガロポリス中央駅に向かいました。

林哲司 SONG FILE with Special Guest 菊池桃子。
来月、私はここへ乗り込みます。
999の特等席が取れました。
通算二度目の最前列です。画像は、2014年のときでした。
2022年8月、メーテルに会いに行きます。
Posted at 2022/07/20 08:15:38 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日記
2022年07月13日 イイね!

あなただったら後ろを振り返るのを我慢できますか?

あなただったら後ろを振り返るのを我慢できますか?新宿で菊池桃子さんの出版記念記者会見を兼ねたファン向けのイベントが開催されました。2015年12月のことですが、あまりにも衝撃的過ぎて、ついこの間の出来事のようです。
サイン本手渡し会というセッティングでした。写真撮影と握手禁止の事前説明があり、会話は数秒という想定をしていました。
当日、会場に現れた彼女の衣装は、オフホワイトのタートルネックのセーターに同色のスカート、ワインレッドのストッキングでした。私は、白地にペイズリーの透かしが入ったイタリアンシャツにワインレッドのコットンスラックスで臨んでいました。以前のコンサートに着ていったそのために買った服です。島根の知人に頼んでわざわざローマから個人輸入する力の入れようでした。
10m先を数秒だけ横切っていった彼女の姿は、相変わらず神々しく、通算で5回目の遭遇となったのですが、毎回印象は同じです。
――妖怪みたいだな……。
あまりにも顔立ちが整い過ぎていて人間離れしているのです。男がいて、女がいて、妖怪菊池桃子がいるという妙な気持ちになります。

クイズ形式で記します。
私は、半個室での接見が5秒になると踏んで、いくつかの台詞を考えていました。
以下のいずれかを実行したことになります。

Aゴメンね。衣装が思い切りかぶっちゃったね。
B中学時代、軟式テニス部だったんですよね。僕もテニスボーイです。
C文芸やってるんです。桃子さん主演の映画化される作品を描くのが夢なんです。
D今年は大活躍でしたね。1月はゆっくり身体を休めて下さいね。
Eラジオで桃子さんに励まされて毎週20km走って30kgダイエットしたの、僕なんですよ。
F明日誕生日なんです。この本は一生の宝物にします。

整理券No.49を握り締め、整然とした集団に加わります。
No.1のラッキーボーイが入室していきました。顔が死刑台に向かう囚人みたいにこわばっていて噴き出しそうになりました。
壁越しに桃子さんの明るい声が聞こえてきます。内容までは聞きとれません。
――結構長いな……。
15秒くらいは余裕である感じでした。
そのNo.1が退室してきました。顔面蒼白で足元がふらついています。
彼を見て憐憫の情を抱き、同時に決心しました。
相手の印象に残らない会い方はしない。絶対硬い空気を作らないぞ、と。
会話は、Aの衣装とCの文芸を決意していました。反応が良ければ、Eの減量も切りだすつもりでした。本当は、Dのねぎらいを伝えるべきなのですが、時間があるかどうか。BのテニスとFの誕生日ネタも時間があればの保険的話題でした。


――以下、文芸短編小説風に記します。話自体は、ノンフィクションです。
⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎
間合いを測ると、一人あたりの持ち時間は15秒程度のようである。この気持ちを伝えるのには十分過ぎる、と思った。不粋な男と思われてもいい。直截的に言い切って構わないだろう。32年間大好きです、と。

係員に促されて、一歩進んだ。ついに順番がやってきたのだ。
パーテーションで仕切られた個室の中は、心なしか空気が霞んで見えた。桃源郷に最初の一歩を踏みいれた旅人と同じ心境に違いない。別世界であった。
「こんにちは、今日は、有難うございます」
第一声は、桃子のほうだった。その場で身体を半回転させ、いきなり僕に視線を絡めてきた。妖しいまでの美貌だ。

機先を制することができなかった。刹那に、周章狼狽である。内部に数名の行列があるものと想定していた。まさか、いきなり熱視線で待ち伏せされているとは、予想外であった。
何せ心のアイドリングが全くできていなかった。彼女の前で衣服を剥ぎ取られた状態に近い羞恥心が襲いかかってくる。
奥歯に力を込め、辛うじて作りたての笑顔を維持した。愛しの君は、手を伸ばせば余裕で届く至近に佇立している。神武天皇の昔から僕らはここで出会うことが約束されていたのではないか。そんな錯覚を引き起こす魔力が彼女の視線に込められていた。

コンサートでの光景が思い出された。皆さん、もっと私をガン見していいんですよぉ。会場を煽る彼女得意の台詞であった。
この記憶が蘇ったことで、奇跡的に開き直ることができた。

以前読んだ小説で、泣きたくなるような美しい足という一節があったのを思い出した。彼女のが、まさにそんな感じだった。
下方から見上げていく形で、改めて桃子の顔を凝視した。遠慮会釈なく彼女の瞳を覗き返したのだ。自分の目から発する熱が、彼女の視線を押し返すのが分かった。
男なんだ、会話くらいリードしてみせる。
「桃子さん、出版おめでとうございます」
「有難うございます」
「僕、明日誕生日なんですよ。今日は、最高の思い出になりました」
「うわあ、おめでとうございますっ」
彼女が望むのなら、僕はこの場でひざまずき、惜しげもなくこの命を差し出すかもしれない、と思った。
自分で勝手に膨らませた想像の世界に、自分自身で戦慄を覚えてしまい、背筋に悪寒のようなものがとり憑いていた。

巷間の多くの女性は、おおよそ二通りに分類できる。はにかむと色香がこぼれ出てくるか、あるいは同じくはにかむと少女の頃の面影が滲み出てくるか。二項対立でこのいずれかである。
僕の目の前にいるのは、高校時代を彷彿させる幼き、あどけない女神であった。大きなくりっとした瞳と長いまつげが印象的で、まだティーンの名残がいくらか感じられる童顔だった。

僕と全く同色の衣服を着た桃子が、両手で書籍を持って構えている。
ちょっと余裕が出てきた僕は、表彰状を受け取る場面みたいだな、と滑稽に思っていた。
自然な流れで本に向かって緩徐に手を伸ばした。
二秒後、二人の手指が書籍を通じて繋がった。
「この本、誕生日の……、というより、一生の宝物にしますからね」――僕。
「何はともあれ、おめでとうございます」――桃子。
このとき、さらなる想定外が僕を襲ってきた。
まったく油断していたので対処ができない。
桃子の両腕が、それこそ妖怪のようにすうーっと伸びてきたのである。
趣味で文芸を、と言いかけたその台詞を慌てて嚥下する。
そうしなければ窒息死してしまう。
了解の意思を込めた視線であった。
握っていいんだよ、と訴えている。躊躇する僕を促す微かな首肯が見えた。
その瞬間の記憶はない。
確かなのは、僕の右手が、桃子の両手に包み込まれていたことだ。
指は細長く、僕よりもはるかに長い。体温は幾分低めだった。
――いつも応援してくれて有難う……。
――生涯君だけを応援します……。
心の深奥に潜む32年分の想いと未来永劫の誓いを絞り出していく。
真夏の草原で寝転んだときの感興に通じる、あの心地良さが持続していた。
僕の手は、潤いのある、でも真綿のように柔らかな場所に挟まれたままである。
その光景を見つめ続けていた。
かなり長い間、見つめ続けていた。
⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎了⬜︎⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎


正解は、Fの明日誕生日でした。
誤解なきよう記しておきますが、手を握っていたのは三秒程度だった、と思います。
それにしても営業的にズル過ぎます。事務所の方針で来場者に握手を禁じておきながら、本人が横紙破りを敢行するのですから。I love you more and more each day as time goes by.の心境であります。

ただ、このとき、生涯悔いが残るかもしれない愚を犯してしまいました。去るときは絶対に振り返ってはいけないと心に決めていたのにです。僕の視界には、まったく見知らない男と笑顔の彼女が握手している光景が焼きついてしまったのでした。
どうしても、もうひと目だけ、見たかったのです。
Posted at 2022/07/13 07:10:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2022年07月06日 イイね!

マニュエラが愛した名品

マニュエラが愛した名品1980年代に製造されたウィルソンプロスタッフミッドというラケットです。数多くのトッププロ達が使用した名品でした。今でもときどき使用しています。
私の中では、当時大好きだったブルガリアの妖精こと、マニュエラマレーバが華奢な身体で使いこなしていたラケットという印象がいまだに強いです。
ラケットの性能もさることながら、このFAIRWAYという本革グリップがたまりません。マニアが垂涎する英国製のカーフスキンなのです。
現在は、ツアープロをはじめ、かなり多くのプレーヤーがオーバーグリップと呼ばれるものを上に巻きつけてプレーしています。古くからのFAIRWAY愛好家として、そういうことは考えてみたことさえありませんでした。
都市伝説よりは有力な話として、このグリップにメタノールを塗布してメンテナンスすると、長く新品同様の感触が維持できるという話がありました。こうして快適に使用可能なレベルを維持できているのがその証左です。
久しぶりにラケットを手にしたとき、そうか、そういうことだったのか! と気づいたことがあります。
レクサスUXのやや太めのハンドルを握るたびに、どこか懐かしいような親近感を覚えていました。それもそのはずで、このFAIRWAYのグリップと太さが同一で、感触も似ているのです。手入れすると好みの感触が維持できる点までもが共通しています。



最後にマニュエラの思い出をひとつだけ。
来日中の彼女と偶然遭遇したことがあり、後顧の憂いを断つために、声をかけました。大会会場の下見にきていた様子でした。近くにマネージャーを務めていた彼女の母親がいたのですが、どうぞというアイコンタクトを頂き、少しだけ話ができました。サインと握手にも応じてくれて欣喜雀躍の心境でした。自分は練習で指の皮がボロボロだったのに、彼女にはマメひとつなく、同じラケットを使っているのが信じられなかったです。

Posted at 2022/07/06 07:02:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

筆名、桃乃木權士(もものき・けんじ)です。カーディテイリング大好き。おもに、Sam’s Detailing の用品を愛用中です。 薔薇園芸の世界には、「薔薇は...
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