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「タンス預金で相続対策」7月から困難に?新紙幣発行の“意外な落とし穴”とは
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50兆円超に上る「タンス預金」があると言われています。
財務省が公表したデータによれば、2021年の相続税の平均税率は13.1%、贈与税は10.8%。タンス預金50兆円が子ども・孫の代に渡っていくと仮定すると、少なく見積もって5兆円強の税金を取りっぱぐれる可能性があるわけです。
これは相続税を納める必要がある人の発想ですね。
相続税の非課税枠である「基礎控除」、「3,000万円+(600万円×法定相続人の数)」に収まる資産だと相続税を払いませんので計算に含まれません。
ですから5兆円強の税金は「取らタヌ」過ぎます。
そうは言っても新札への切り替えは注意が必要です。
相続対策として「タンス預金」を残しても、多額の旧札を銀行に持ち込むと、「疑わしい取引」かどうか確認されます。
旧札を銀行に一旦預け、引き出せば新札にできると考えるのは、マネーロンダリングを目論む者もと同じ行動です。
ですから銀行は確かめるために「このお金の源泉はなんですか?」と聞いていきます。
入金をしようとして源泉などを明確に述べられない場合、入金が断られるようで。
「なんで、自分の金が入金できないのか?」となりますが、マネーロンダリング防止のためには仕方がないことです。
記録が残れば税務調査の対象にできますので調べたい人にしたらしめたものです。
では自分の預金口座に記録が残らないように小分けで子どもや孫に振り込めばいいと思うでしょ。
でもね税務調査は過去7年くらいは遡って調べますから、これまた税務署にバレます。
幸いなのか私は「タンス預金」はありませんが、サイフと違うところに数万円隠しています。
新札が手に入ったら入れ替えよう。
ローリングストックだ。
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Posted at
2024/05/15 06:23:30