
何があったのか気になる記事を見つけました。
「"5000万円"の老後資金」棒に振った女性の無念
「夫が先に亡くなって…」驚きの顛末とは? ー 東洋経済 ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/816086
「おふたりさま」という言葉をこの記事で知りました。
結婚していても子どもをもたない夫婦を言い表すそうです。
「おふたりさま」のどちらかが亡くなったときの遺産相続の話です。
「おふたりさま」のご主人が亡くなり、亡くなったご主人の両親も亡くなっています。
相続人として疎遠にしている散々迷惑をかけられた弟がいますが関わりたくない。
その思いが強く亡くなったご主人の遺産を相続しなかった話です。
ご主人が「すべての財産を妻に渡す」という遺言書を残しておけば回避できたのです。
次は記事ではなく身内の話です。
義姉夫婦は「おふたりさま」で義兄が亡くなりました。
何があったのか詳しく聞いていませんが義兄の兄弟から嫌な目にあったようで、義兄の財産は受け取っていません。
遺言書があれば義姉は義兄の財産を受け取れたと思うのです。
同じように「すべての財産を夫に渡す」という遺言書を残しておけば面倒な手間がいらなかった話もあります。
妻の叔母は闘病の末に亡くなりました。
叔母夫婦は「おふたりさま」で、夫婦名義の家に住んでいました。
失意の中叔父は、遺産相続のために叔母の兄弟姉妹と亡くなった兄弟姉妹の甥や姪に書類に実印を押してもらいに歩くことになりました。
「おふたりさま」はお互いが遺言書を作っておくことを勧める筆者に同意します。
【おまけ】
兄弟に遺留分は無い。
代襲相続は一代限り(代襲相続の代襲相続は無い)。
【参考】
相続手続き手順
①相続人の確定(誰が相続人かを明らかにする)
②被相続人の財産を確定(相続財産がいくらかを明らかにする)
③遺産分割協議(誰がいくら相続するかを相続人同士で相談する)
④遺産分割協議書の作成(合意した内容を書面にする)
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雑談 | 日記
Posted at
2024/12/21 05:30:13