
ガソリンの補助金を打ち切ったことの隠れ蓑に「検討する」と言ったのかな?
ガソリン暫定税率、2025年中の廃止は見送りへ。実施時期は未定で最悪2年後も? ー Webike+(ウエビック プラス)
https://news.webike.net/bikenews/443877/
何故暫定税率が出来たのでしょうか。
私見です。
財源が足らない、国債を増やし続けるわけにもいかない、どうしよう
(ピコン!)
そうだ、ガソリン税を道路整備の目的税から一般財源すればいいんだ
だってほら、交通量の少ないところでも道路作ってるじゃん
今まで一般財源から道路整備のお金を出していなかったから出したくない
地方議員から道路整備を止められると選挙で落ちると責めてくるよ
(ピコン!)
そうだ、「暫定」で徴収してそれを道路整備に回せばいいんだ
ガソリンが高くなったら停止することにすれば納得してもらえるよね
(グラグラ!)
支援だ!復興だ!お金が足らない!
ガソリンが高くなっても復興のため止めないでおこう
なんて流れでしょうか。
ガソリン税の暫定税率を停止する「トリガー条項」がありますが機能は停止せています。
法治国家の行動とは思えません。
2023年度(2023年4月~2024年3月)のガソリンの国内販売量は、4450万キロリットルで、これを暫定税率 25.1円/Lで計算すると約1兆1170億円となります。
2023年度の租税及び印紙収入の内訳のその他が 1.1兆円となっていますので一致しています。
たばこ税の 0.9兆円より多いですね。
これだけの歳入を止めて復興費用が捻出出来る見込みがあるのでしょうか。
無いでしょうね。
復興庁の期限は、東日本大震災からの復興の状況を踏まえて令和13年(2031年)3月31日に延長されています。
復興庁がある間は暫定税率は残ると予測しています。
軽油にも暫定税率があります。
軽油引取税は都道府県に入り、それを道路整備に使われています。
軽油引取税は、本則税率:15円/L、暫定税率:17.1円/Lですので地方行政としては暫定税率が無くなることは深刻な話です。
消費者としては軽減税率は止めて欲しい。
しかし行動範囲の殆どで県道を使う身としては地方行政の歳入が減るのは避けたい。
ジレンマです。
今日も、ご安全に。
【参考】
◆トリガー条項の内容
・ガソリンの全国平均小売価格が
1リットルあたり160円を3ヶ月連続で超えた場合に
暫定税率分を一時的に停止する
・ガソリンの全国平均小売価格が
130円を下回ると暫定税率が復活する
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雑談 | クルマ
Posted at
2025/03/02 04:43:16