娘に甘い父

仕送り月18万円！あり得ない！と思った記事です。

〈年収960万円〉51歳サラリーマン、大学進学した娘への〈仕送り月18万円〉で家計崩壊…「教育は投資」を信じていたが、ある日届いたLINEですべてが変わった ー 資産形成ゴールドオンライン
（2025年6月17日　掲載）
https://gentosha-go.com/articles/-/69803

主人公は、通学に片道2時間の大学に進学した娘から「一人暮らしがしたい」という相談を受けます。
大学の通学に片道2時間近くかかっていた身としては大変さがわかります。
しかし一人暮らしができる経済状況ではありませんでしたので自宅からの通学をやりとおしましたがね。

娘の主張は「往復で4時間だよ。みんなはその分、勉強したり、遊んだり、バイトしたりしているのに――このままだと、大学との往復で、私の大学時代は終わっちゃう」というものです。

何を話し合ったのか不明ですが一人暮らしが決まります。
安全のしっかりした賃貸の家賃と管理費で9万円、生活費として5万円です。
この金額は娘の「自分の小遣いくらいはバイトするから」を聞いて決めたようです。

そして一人暮らしを始めた娘からLINEが届きます。

「後期の授業、コマ数増えそうだからバイト辞めたくて。両立むずいし」
「バイト辞めたら生活が大変だから、仕送り、4万円ほど増やしてくれると助かる」
「そういえば、友だちと海外に留学したいねという話が出ているの。大学生のときしかできない、いい経験になると思うんだ」

「夏休みバイトを詰めて稼いで不足額を補う」との提案はしなかったようで、 どう思案したのか増額を決め月18万円の仕送りとなります。

半年で108万円、年間で216万円の仕送りです。
私立文系のようですので授業料は100万円とすると来年は娘の教育費に316万円かかることになります。

下の娘も大学進学に本腰を入れ始めて塾の費用が嵩み始めていて2年後に大学進学です。
上の娘にはお金をかけているのに下の娘にはお金をかけないはできません。

娘2人が大学に行っている間は年間600万円以上かかることになります。

主人公の年収は960万円とありますが世帯年収の記載がありませんので奥さんはパート勤務もしていないかもしれません。
手取り年収は750万円くらいでしょうか。

記事からこの教育費を賄えるだけの貯蓄はないようですので家計が破綻していると言えます。

子どもが2人いるのは同じですが常に上の子にかかる費用は2倍として「出せるか出せないか」を考えていました。
そうしないと一人目にはできても二人目にはできない事態に陥りかねません。
そんな事態は避けたいですね。