
水田でこれは見たことがありません。
水田に「地球最悪の侵略的植物」が襲来 令和のコメ不足に追い打ちか、繁殖拡大に農家悲鳴 ー 産経新聞
(2025/6/28日 掲載)
https://www.sankei.com/article/20250628-T75DFGMRJRMUXK26XWCZBCT7MY/
繁殖力の強い「特定外来生物」の「ナガエツルノゲイトウ」が記事になっています。
どんな植物か検索しました。
ナガエツルノゲイトウについて ー 埼玉県
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0907/nb/nagaethurunogeitou.html
何種類もの「ナガエツルノゲイトウ対策チラシ」を用意されています。
ナガエツルノゲイトウに関するお知らせ ー 兵庫県
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0907/nb/nagaethurunogeitou.html
こちらも参考になります。
●主な被害
【農業被害】
田畑で繁茂すると、対策を講じなかった場合、作物を覆い、生育不良が生じる。
【生態系被害】
ため池等の水面を覆い尽くすため、水質の悪化や在来種の生息環境を奪う。
【洪水被害】
大量に繁茂すると、排水溝や農業用水路を詰まらせる等水流を阻害する。
ナガエツルノゲイトウは、葉や茎の欠片から再生する強力な植物ですので対策に注意が必要です。
●刈払い機等による機械除草を行わない
刈り払いによって断片が農地に拡散する恐れがあるため、定着が見られる畦畔では除草剤中心の管理を行います。
●除草剤による処理
水田内、畦畔で使用可能な除草剤を使用し防除を行います。
●抜き取り・剥ぎ取りによる駆除
生育初期に除去することが有効です。
断片が残らないように駆除作業を行い、周囲に流出しないように密閉し、その場で枯らすか、焼却処分場で処分します。
●水田内への侵入阻止
農業水利施設は、水路を介して農地とつながることから、給水口にネット等を取り付け、侵入を防止します。
滋賀県では駆除活動に補助金を出しています。
侵略的外来水生植物(オオバナミズキンバイ・ナガエツルノゲイトウなど)への対策 ー 滋賀県
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kankyoshizen/shizen/14022.html
繁殖すると「えらいこっちゃ」な植物です。
水田だけでなく水辺では生えていないか気にしておくことにします。
【注】タイトル画像の提供は兵庫県です。
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Posted at
2025/07/03 04:48:22