
羅臼岳でヒグマに襲われた方の遺体が発見されたようです。
ご冥福をお祈りします。
◆北海道 羅臼岳 男性がヒグマに襲われる 遺体は26歳会社員 ー NHK NEWS WEB
(2025年8月15日 掲載)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250815/k10014894451000.html
警察が地元のハンターなどとともに捜索したところ、15日午前、一緒にいた登山者が110番通報をした現場付近で男性のものとみられるシャツの一部や財布などが見つかり、午後にはこの周辺で親子とみられるヒグマ3頭がハンターに駆除されました。
警察によりますと駆除された親のヒグマのそばで1人の遺体が見つかったということです。
15日夜、ご遺体は、東京 墨田区の26歳男性会社員と確認されたと発表されました。
知床では世界遺産に登録された2005年以降は、人が死亡したりハンター以外の一般の人がケガをしたりする被害は起きていなかったということです。
勝手な想像ですが、人馴れしたヒグマが人と遭遇しても立ち去らなくなり、反対に近づいてきて今回のようなことにつながったのかもしれません。
◆北海道 羅臼岳付近「友人がクマに襲われ 引っ張られていった」 ー NHK NEWS WEB
(2025年8月14日 掲載)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250814/k10014894011000.html
ヒグマの生態に詳しい教授によりますと、北海道で起きている多くの被害は食料を求めて出没すもので、今回はそれと異なり人がヒグマの生息する地域に立ち入って起きた事案とは分けて考えないといけないとのことです。
知床財団の話は頷けるものですので記事から引用します。
ーーーーー 引用 ーーーーー
「知床財団」のSNSには、先月29日に知床国立公園内で、訪れた人が車内から野生のヒグマにスナック菓子を与えている様子が目撃されたとしていて、「食べ物を与えられたヒグマは行動がエスカレートしていくと人に危害を加えるようになる」と危険性を指摘した上で、絶対にやめるよう呼びかけています。
さらに、国立公園の外を通る国道沿いでは、夏休みのシーズンに入ってから弁当のゴミなどが捨てられているのが確認されているということで「野生動物にとってポイ捨ては餌付けと変わらない行為だ」としてゴミを捨てないようにも呼びかけています。
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安全な状況で見るだけたしたら「可愛い」で済みますが「餌付け」となると別の話です。
バタフライエフェクトとまで言いませんが「餌付け」行為が巡り巡って人が襲われることにつながります。
そして人の命を守るために駆除をしなくてはいけなくなります。
これを思うと「餌付け」は絶対にやってはいけません。
ヒグマは賢い生き物ですから学習能力が高いと思っておきましょう。
◆ヒグマとの共存は本当に可能なのか?北海道在住キャンパーが語るリアルな現実 ー ポロンノゆるっとキャンプ
(2025年8月14日 掲載)
https://poronnocamp.com/higuma-kyozon-genjitsu-hokkaido-camper-2025/
道民でキャンパーのポロキャンさんは数年前に体長2メートル近くある巨大なヒグマに遭遇しています。
距離にして数十メートルという近さで、「襲われることなくことなきを得ましたが、あの巨体の迫力は今でも忘れられません。」と回想しています。
そして
ヒグマとの遭遇時は絶対に走って逃げてはいけません。
ヒグマは時速50km以上で走ることができ、人間では絶対に逃げ切れません。
ゆっくりと後退することが重要だそうです。
と強く警告しています。
ポロキャンさんが行っている安全対策は、
・クマ鈴とクマスプレーの携帯
・密閉容器での食料保管
・調理後の匂い対策の徹底
・早朝・夕方の行動制限
・複数人での行動原則
とのことです。
本州のツキノワグマより北海道のヒグマの方が危険度が高いように思えます。
これからは「熊への対応」がツキノワグマなのかヒグマなのかは熊全般なのか読み取るようにします。
Posted at 2025/08/16 04:09:23 | |
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