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2017年11月26日

作曲家/河合奈保子 ハーフムーン・セレナーデ

作曲家/河合奈保子 ハーフムーン・セレナーデ 河合奈保子さん26枚目の

シングルとしてリリースされた

「ハーフムーン・セレナーデ」

現在では、アジア圏において

様々な歌手により

今日まで、唄い継がれている楽曲です。




1986年11月26日リリース

【収録曲】

・ハーフムーン・セレナーデ
作詞:吉元由美/作曲:河合奈保子/編曲:瀬尾一三

・SENTIMENTAL SUGAR RAIN
作詞:吉元由美/作曲:河合奈保子/編曲:瀬尾一三




「ハーフムーン・セレナーデ」は、奈保子さんの13枚目アルバム

「SCARLET」(1986年10月21日)に収録され

アルバムリリースの約1ヶ月後に、シングルカットされた曲で



アルバム「SCARLET」やカセットシングル

「想い出のコニーズ・アイランド」(1987年3月1日)の

サンプル版にも収録されており、この曲から本格的に・・・



作曲家・河合奈保子としての作品を

シングルとしてもリリースを開始するという宣言であるように感じられます。



「ハーフムーン・セレナーデ」という曲に関しては

奈保子ファンの皆様が、先達としてブログ等でお書きになって

居られますので、いささか気が引けるところもありますが、

思うところもあり・・・稚拙な文章ではありますが、

少々書かせていただくことにしました。



私達の周りには、いつも、作曲され、アレンジされ、そして演奏される

様々な数えきれないほどの曲が日々溢れ耳に届きます。

そして、曲に対して感じる個々人の価値はまちまちです。

多分、楽譜を分析すれば、いちいちの音がどういう必然性を

持っているのかが、音楽理論的に解るのでしょうが・・・

音楽の勉強をしたことも無い当方には、

どう逆立ちしても・・・無理な話・・・



ただ・・多くの曲と触れ合う中に於いて作曲家の表現する曲の美しさは、

その内面と深く関わっていると思っていて、音楽という芸術作品の中で、

大きなウェイトを占めている一つが、作曲家の感性だと考えています。

なので・・・気持ちよく聴こえる音楽が、当方にとって最良のものとなっています。



作曲家の感性とは、その作曲家が

頭に思い描いた旋律で、五線譜にしたためた表現



その感性が生まれつきの天性のものなのか?

あるいはそれまで歩んだ、様々な経験・体験から培われるものなのか?は・・・

知る由もありませんが・・・

頭の中に於いて想像される抽象的な感性が

五線譜に表せる感覚は、凡人には出来ません。



作曲家の送り出す旋律には、多分に多く頭に浮かんだ抽象的な表現すべてが

必然的な繋がりを見せ、すべてが、うまく作品として生まれ出るとは限らず

作曲家が自分の感性を完全に五線譜の中に変換できるのなら

一曲が完成するまでに発想だけしか必要なくなる訳ですが

私たちが耳にしたとき受ける感情は、作曲家の考えすべてを理解する事は

作曲家でない以上、自分に都合良く脳が解釈した結果に過ぎないと思います。



作詞家 作曲家 そしてアーティスト ここに編曲家(アレンジャー)を

入れた 正方形が 本来の 歌の形だと言われ、作曲は感性、アレンジは理論とも考えられます

故に・・・作曲家の意図を解りやすく、アーティストのイメージに合った編曲(アレンジ)を

行う事で、一般の音楽好きの人々伝えることが出来るのかを考え作品を構築して行く

編曲家(アレンジャー)は重要な位置づけになります。

曲は感性、アレンジは理論とも言われる事から、ヒット曲の作曲家には必ずそれをサポートする

プロデューサーやアレンジャーがおり、作曲家メロディを音楽理論を駆使して

最上級の作品に仕上げられると言うのが常識となっています。



CD BOX Jewel Box~Naoko Singles Collectionのブックレットに

「ハーフムーン・セレナーデは、初めての奈保子の作曲作品
でしたがスンナリ行きました。奈保子と芸映がこの作品で行きたいと
いってきたんですね。まったく手直しなしでレコーディングしました。」


元コロムビア 古池鋭也氏(談) とあります。

これは・・・この作品が、作曲段階で極めて完成度が高く

ともすれば、アレンジの必要が無かった稀有な作品だった事を意味しています。

確かにずば抜けた高い境地の楽曲を作曲している

「ハーフムーン・セレナーデ」ですが・・・

この事が、逆に奈保子さんが自作曲を

発表する際のハードルになってしまったとも取れます。

映像作品「Pure Moments 」の付属ブックレットで

「ハーフムーン・セレナーデが、すごくいい曲だったじゃないですか、それを超えようと
悩んだと思いますよ。あの楽曲で紅白で弾き語りをしたんですから。その点では彼女は
頑張っていた。(中略)今思えばもっとわがままだったら良かったのかな。奈保子の場合は
スタッフに気を使って彼女が一番悩んでいたような気がする。
性格の良さがミュージシャンとしての成長をひょっとしたら妨げていたのでは・・・。」


元コロムビア 山田 聡氏(談) とあります。



アルバム「SCARLET」以降、自作曲を定期的にリリースしてゆく

奈保子さんは、とても悩み苦しんだのかも知れません

しかし、先にも書きましたが、現在では日本以外のアジア各国でも

唄われる「ハーフムーン・セレナーデ」、現時点での奈保子さんの

歌声を聴く事の出来る、「engagement」は、それまでの重圧から解放された

肩の力を抜いたような優しい声と旋律は、当方にとっては、気持ちよく聴こえる音楽なのです。



という事で・・・本日は・・・



「ハーフムーン・セレナーデ」カップリング曲「SENTIMENTAL SUGAR RAIN 」



アルバム「engagement」より・・・「Wings of my heart」

そして・・・



「ハーフムーン・セレナーデ」を・・・・

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Posted at 2017/11/26 23:24:32

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