日が差したり・・・
曇ったりの日曜日
冷たい風が吹く一日・・・
一層、秋らしくなって来ましたが
本格的に寒くなるまで・・・
あと少しなので、皆様も・・・
「○○の秋」を楽しんでくださいねー♪
さて・・・本棚を整理していたら、
以前に読んだ本が出てきました。
学生の頃に、注目された
「優しいサヨクのための嬉遊曲(きゆうきょく)」の作者
島田雅彦さん「語らず、歌え」
1984~86年に新聞、雑誌等に書かれた
作者の、幼年時からの読書歴・音楽歴・モスクワ旅行記や演劇評などを
まとめたエッセイで、1987年に出版されています。
実は、この中で・・・河合奈保子さんが取り上げられているんですね~
「中途半端さの魅力~河合奈保子頌」というタイトルで
短くまとめられたこの文章は、1986年2月の「太陽」に掲載されたものですが
1986年2月の「太陽」に掲載されたもので
島田さんは、4年前から奈保子さんのファンである事を書いており
「記号学を用いなければ何もいえないような凡庸な新人類たちは、
河合奈保子の魅力を語るには役不足だ」
と・・・言い切っている・・・・
稀代の天才と言われていた作家なので、少々尖った物言いは
“新人類”と言われた世代だけに・・・
当時は、あまり良い心持では無かったのですが・・・
今で言う処の・・・
奈保子さんが、盛んに活動されていた時期のファンが
後追いでファンになった若い世代のファンに対して
マウントを取りたがるように書かれたこの文章に改めて目を通すと・・
当時流行りの気鋭の作家が書いたアイドル論ってのも・・・
なんだか、微笑ましい感じもするのであります。
現在ハードケースは、絶版となっておりますが
文庫版は出ているようなので、全体的に当時の世相
1980年代の”空気”を感じる作品として・・・
「読書の秋」に読んでみては、如何でしょう?
ちなみに・・・
奈保子さんについてのエッセイは・・・4ページ若です
という事で・・・今宵の奈保子さん動画は
「語らず、歌え」文中に登場する
「大きな森の小さなお家」
「愛してます」
「スマイル・フォー・ミー」
「けんかをやめて」
「エスカレーション」
「ジェラス・トレイン」を・・・
おまけ・・・10月25日は「世界パスタデー」なので
ハウス スパゲッティグラタン CM
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Posted at
2020/10/25 23:31:22