
レシプロエンジン旅客機の歴史の最後を飾る名機
ロッキード コンステレーション 愛称「コニー (Connie) 」
の初飛行が行なわれたのは、第二次世界大戦中の
1943年1月9日
当時最新の与圧構造を装備した大型プロペラ旅客機
で、大富豪として知られるハワード・ヒューズの支援
の元に開発が開始されました。
当初はアメリカ大陸を無着陸で横断飛行できることを目標
に開発された旅客機でしたが、最初の納入は
戦時体制の為、アメリカ軍に輸送機「C-69」として納入され
発展型の「L-749 コンステレーション」も軍用の「C-121」として
採用、VIP専用機としてアイゼンハワー大統領の専用機(VC-121)や
マッカーサー元帥の専用機「バターン号(VC-121A)」としても使用され
日本でも知られた航空機です。
戦後民間航空が復活するとともに、TWA航空やルフトハンザ航空をはじめとする
各国の航空会社で使用され、その流れるような機体から「空の貴婦人」とも
言われ大西洋航路で活躍しますが航空技術の発展により登場した
ターボプロップやジェット旅客機が主流となりつつあった
1958年を最後に生産終了となり同年に導入が開始されたボーイング707や
ダグラスDC-8などのジェット機に道を譲る事となります。
「コニー (Connie) 」は航空機史上もっともエレガントなデザイン機体デザインの為
人気も高く、多数の航空博物館や民間の愛好家、当時使用していた航空会社などが
レストアして保存されており遊覧飛行やエアショーも行なわれる事もあるようなので
一度は乗ってみたい飛行機ですね。
画像は、エレールの1/72キットのボックスアート
デカール替えで何機か購入してますが未だに
手付かず状態・・・・・・でございます
Posted at 2011/01/09 23:56:53 | |
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