2015年07月10日
地方ローカル鉄道が
利用者の減少等から
赤字経営に苦しんでいるのは
各地域においてもニュースになりますが
東北においても同様
全国でも屈指の赤字ローカル線、
秋田内陸縦貫鉄道
新型車両を導入するなんてことは
夢物語になっているようで・・・
今朝のNHKニュースでも
取り上げられていましたが、
寄付金で新車を導入しよう!という
プロジェクトが始まりました。
目標は2年間で1億5千万!
凄い金額ですが
この様な仕掛けをすることで
関心を人々に持ってもらうことで
末永い鉄道存続につなげてもらいたいですね
寄付が出来るプロジェクトのHPを
貼り付けているので、気になった方は・・・
覗いてみてください
<秋田内陸線>夢列車走らせよう 寄付募集
経営難が続く第三セクターの秋田内陸縦貫鉄道(秋田県北秋田市)を支援しようと、沿線住民が同社に新車両を贈る「秋田内陸線夢列車プロジェクト」を始めた。全国の鉄道ファンにも呼び掛け、2年間で1億5000万円を集める。市民が鉄道会社に車両を贈るのは全国的にも珍しい。関係者は「鉄道を守る熱意が試されている」と目標達成を誓う。
内陸線は鷹巣(北秋田市)-角館駅(仙北市)間94.2キロを結び、里山や田畑の中をのんびり走る。沿線の人口減で乗客数は低迷。観光利用も振るわず、苦しい経営を強いられる。
赤字を2億円以内に抑える秋田県、北秋田、仙北両市、会社の4者合意がある。2012年度と13年度は達成できたが、14年度は目標を約1400万円オーバーする見通しという。
赤字経営には厳しい視線が注がれる。県議会は昨年末、「今後数年間は存続への地元の熱意を見極める期間」として、経営が改善しなければ、廃止を検討すべきだとの報告書をまとめた。
存続に黄信号がともり、「住民の足が消えてしまう」と危機感を募らせた沿線の住民らの9団体が、ことし2月にプロジェクトの実行委員会を設立した。大穂耕一郎事務局長は「新車両は、観光資源としての価値がアップするだけでなく、地域と鉄道に未来があることを教えてくれる存在になるはずだ」と力を込める。
プロジェクトの終着駅は車両を買うことだけではない。車両の内装や外観をはじめ観光客を呼び込む方策などを地域と今後2年間、議論する。鉄道と地域の関係を深め、将来像を描くきっかけにする。
贈呈する車両は1両でも走れるタイプのディーゼルカーを想定する。価格は1億3000万~1億4000万円で、残額は寄付協力のお礼の品代などに充てる。
北秋田市で6日にあった決起集会には津谷永光北秋田市長ら約130人が参加。実行委員長に就任した作家の西木正明さん(仙北市出身)は「内陸線頑張れ、という意味を込めて車両を贈ろう」と呼び掛けた。
5000円以上寄付した個人には礼状や応援団員証、1万円以上は沿線の協力商店で使える商品券(寄付額の1割分)を贈る。企業・団体からの寄付も受け付ける。
連絡先はプロジェクト事務局 080(8216)5759
秋田内陸線 夢列車プロジェクト ホームページ
2015/06/19/河北新報配信
Posted at 2015/07/10 22:46:20 | |
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