
週が明けました。
天気予報通り・・・
一日中、雨が降り止まない
土・日でしたねっ
お陰様で外も静かな事もあり
ゆっくり寝ることが、出来ました♪
前回は、私的なご報告で
ブログを始めて、満10年となった事を書かせて頂きました。
さて・・・
本日は・・・1980年6月1日にデビューした
河合奈保子さんの10年目は、どんな年だったのか?
デビュー10周年に突入した、1989年~90年の
奈保子さんの活動を振り返ってみる事にしました。
奈保子さんは、1985年位からコンサートで、自作曲の楽曲を披露しはじめ
1986年からは、アルバム My Song シリーズに始まる
・Scarlet(1986年10月21日)
・JAPAN as waterscapes (1987年6月24日)
・MembersOnly(1988年4月1日)
・ハーフムーン・セレナーデ(1986年11月26日)
・想い出のコニーズ・アイランド(1987年3月1日)
・十六夜物語(1987年7月24日)
・悲しい人(1988年3月1日)
・ Harbour Light Memories(1988年7月21日)
の・・・自作曲アルバム&シングルのリリースが行われます。
1988年、恒例だった奈保子さんの、よみうりランドEASTで
7月24日開催されていた、バースデイコンサートが終了し
その活動方向は大きく変化して行きます。
トータルプロデュースが、ミッキー吉野氏に変わり
奈保子さんの音楽活動の自作曲路線に変更はない物の
音楽に対しての表現性については、
かなりの変化が見られました。
ミュージカル『THE LOVER in ME 〜恋人が幽霊』シリーズに出演
・「THE LOVER in ME 〜恋人が幽霊」(1989年10 - 11月)
・「THE LOVER in ME 〜ファースト・クリスマス」(1990年12- 1991年1月)
劇中曲の作曲を行い、第27回ゴールデン・アロー賞
演劇新人賞・最優秀新人賞を受賞され・・・
1989~1990年には、the Gentle Wind(ザ・ジェントル・ウインド)名義の
セッションアルバム「Tears of Nature」、「Gentle Voice」で
全作曲を担当すると共に、
キーボード奏者兼バックグランドボーカルとして参加する等、
それまでよりも・・・更に・・・
アーティスティックな方向に向かったとも・・・言えます。
また・・・事務所の方針から、音楽以外の仕事として
TVドラマにも出演される事も・・・
◆1989年
・「西村京太郎の青春トラベルミステリー 南紀白浜振り子電車殺人事件」
・「阿寒湖マリモ殺人事件」
・「西村京太郎トラベルミステリー L特急あさま信濃路殺人事件」
◆1990年
・「ベビーシッター桃子の冒険」
・「女の敵は男の敵」
10周年を迎えた期間のシングルは
・悲しみのアニバァサリー(1989年11月10日)
・美・来(1990年4月10日)
・眠る、眠る、眠る(1990年9月1日)
アルバムは・・・
・Calling You(1989年11月21日)
・ブックエンド(1990年6月1日)
the Gentle Wind名義で
・Tears of Nature(1989年10月1日)
・Gentle Voice(1990年11月21日)
ミュージカル使用曲集
・THE LOVER in ME 〜First Christmas(1990年12月8日)
が・・・リリースされています。
正直申しますと・・・これらの作品がリリースされた
当時は・・・My Song シリーズから
ミッキー吉野氏によるアレンジに変化に、
それまでの奈保子さんの音楽性とのギャップを感じ
戸惑いを感じざろうえませんでした。
その為か・・・アルバムを聴き込む事はしなかった事もあり
この時期の作品の音楽性やクオリティの高さに
気付くのは、かなり後になってからになります。
このサインは、17枚目のオリジナルアルバム
ブックエンドに入っているものですが、
奈保子さんの本名である奈保子(なほこ)になっており
歌手としてのお仕事と作曲家としての作品に対して
区別して考えるというこだわりが、しっかりと感じられます。
また・・・この時期で、面白いと思うのは
1989~90年に掛けて、ベスト盤が、3作品リリースされた事
当初は、新しい奈保子さんの楽曲に馴染まない奈保子さんファンに
対してのフォロー企画と考えていましたが・・・
Pure Gold(1989年3月21日)24Kゴールドディスク
河合奈保子作品集 Masterpieces(1989年5月1日)24Kゴールドディスク
NAOKO KAWAI スーパー・ツインDX(1990年12月1日)
それでも・・・10周年とは言え・・・
年間で3枚のベスト盤は多すぎると思う方も多いと思います。
ただ・・・
24Kゴールドディスクの仕様であったり
河合奈保子作品集 Masterpiecesでは
「ノスタルジックダンステリア」「ときめき・夏恋」「静かの海」
「幸せに見える女」「秘めやかなラヴ・ストーリー」のオリジナル曲が
収録されている事をみると・・・
奈保子さんが、それまで歩んできた道を凝縮し、振り返りながら
多くの方にベスト盤という形で、奈保子さんの軌跡を気軽に
聴いて欲しいという意図が感じられ、これらのベスト盤は、
それぞれのコンセプトが、ちがっている所が
通常のベスト盤とは大きく異なる点だと思っています。
そこから・・・オリジナルアルバムの販売に結び付けたいとする
販売サイドの考えも何となく感じますが・・・・
たぶん、奈保子さん自身は、そんな事には関係なく
音楽に対して真摯に向き合っていた事が、
上記の新聞記事(読売新聞 地方版 1990年2月4日)から解ります。
記事内では、他の方への楽曲提供は断っていると書かれていますが
奈保子さんが、アルバム「ブックエンド」に収録されている
「Motion Poet」を、中村あずささんの1990年7月に出された
アルバム『Emotion in Motion』に提供されています。
中村あずささんは・・・
所属事務所の芸映の後輩ですので、人と人との繋がりを大切にされる、
奈保子さんの優しさが、感じられますねっ
という事で、今宵の奈保子さん動画は・・・・
アルバム「ブックエンド」より「Motion poet」
アルバム「Calling You」より「ミッドナイト・コール」
そして・・・本日6月17日が、河合奈保子さんの初期作品に
多く関わっている、ギタリストであり作曲家の水谷公生さんの
お誕生日ですので・・・
「17才」を・・・・