この処、やたらと・・・
平成最後の○○のフレーズを見かけますが
本日12月23日は・・・
1933(昭和8)年のこの日に、天皇陛下が
ご誕生された事を祝う国民の祝日。
平成最後の「天皇誕生日」です。
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先日、天皇陛下に纏わる
こんな新聞記事の掲載がありました。
天皇陛下は、85歳の誕生日を迎える23日をもって、
車の運転を、お辞めになられるという事です。
天皇陛下は、1954年、皇太子時代に免許を取得され、70歳を超えてからは、
3年に一度、高齢者講習を受け、64年間、無事故無違反でしたが
2016年1月の自動車運転免許の更新(免許は2019年1月まで有効)
を最後に、次回は更新はしないとの考えを示されておられました。
さて・・・先日の事ですが・・・
市内の一方通行の道で、ヒヤッとした事がありました。
国道から入ってきた、軽ワゴン車・・・
先に曲がった自転車につられたのか・・・
逆走で一方通行路へ侵入・・・
当方が、パッシングをして止まりましたが・・・
ご本人は・・・何故止められたのか???の様な表情・・・
ここは一方通行だと話すと・・・お爺さんは・・・ようやく理解した様で・・・
参ったな~みたいな笑顔で、戻って行かれました。
近年、高齢者ドライバーに多く見られる逆走行為です。
これが、高速道路だったら・・・と思うと・・・
ちょっと怖くなりますね・・・
超高齢化社会となった日本において
昨年、改正道路交通法が施行され、高齢者ドライバーによる
交通事故対策が強化されましたが、関連する事故は依然減少の様相を見せていません
高齢者ドライバーが免許を返納しない理由としては・・・
高齢者自身にある運転技術に対する「過信」という心的要因と
生活での「足」問題という実質的要因にある様です。
MS&AD基礎研究所株式会社が
昨年行った「自動車運転と事故」に関するアンケート調査によると、
「運転に自信があるか」という質問に、「ある」と回答したのは、20代が49.3%であるのに対し、
80歳以上は72%にものぼり
反対に、自信が「ない」と答えたのは、20代が24%で、80歳以上は5%程度ですが
実際の高齢者ドライバーによる死亡事故が、それ以外の世代より
2倍以上発生率が高いところに鑑みると、
「自分はまだ大丈夫だ」という過信から来ていると思えてなりません
また・・・もう一つの理由、生活の「足」問題という実質的問題は
運転継続者の約7割は、返納をためらう理由として
「車がないと生活が不便だから」と回答しています。
着実に加速していく高齢化の中、「運転者数」だけを減らすことは
何の“解決”にもならないとも言われていますが
人口構成比の高い団塊の世代が本格的な
高齢者ドライバーとなり始めた日本
免許返納後のインフラ整備は当然課題となりますが
誰もが今以上に安心して運転できるクルマの技術開発や法整備など、
運転環境の底上げの必要もあると思います。
積極的な模範となられた、天皇陛下の免許返納
全国の高齢者ドライバーさん達にも、是非、見習って頂きたいものですねっ
ちなみに・・・天皇陛下のご愛用車として知られるホンダの2代目「インテグラ」
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「カッコインテグラ」のキャッチフレーズで、1989(平成元)年に発売されました。
それまでの「クイント・インテグラ」から車名が「インテグラ」に変わり、
よりスポーティでスタイリッシュなデザインになりました。
当時、話題になったのは・・・新開発だった
DOHC「VTEC」エンジン搭載第1号になった事でしたねっ!
「天皇陛下」のインテグラに試乗 低グレードMT車に乗り続ける理由 ...
Posted at 2018/12/23 15:58:05 | |
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