ダイハツ ミラ ココア、まだ発売になっていません。
とはいうもののオプションカタログを一足早く入手したので、久々の新車ネタは再来週8月17日発売のミラ ココアと行きましょう。
もちろんまだ実車を見たわけでは無いので、誌面だけでのインプレッションであることは、最初にお断りしておきます。
ミラの派生モデルは、L500系のミラ クラシック(1997-1998)、L700系から登場したミラ ジーノ(1999-2004)、L250系からは専用ボディになったL650系ミラジーノ(2004-2009)があり既に長い歴史があります。
特にL700系ミラ ジーノは、発売当時に
「ダイハツ乗用車のルーツであるコンパーノベルリーナ(1963-1969)のフロントデザインをモチーフとしました。」
という説明でしたが、確かにフロントグリルのデザインと長方形のウインカーランプはコンパーノベルリーナの初期型に似ていますが、全体を眺めると誰がどう見たって偉大なる初代ミニのパクリでしょう。
そしてL650系ミラ ジーノはBMWになったミニにそっくりです。そのL650系も今年3月で生産終了となり、少し間を置いて登場する後継車がミラ ココアということです。
2代続いたミニ路線は止めて、今度はアルト ラパン+フィアット500+ムーブ ラテ÷3といったところでしょうか。ターゲットは若い女性です。
デザインモチーフは丸と楕円です。ムーブ ラテがコンテになりカクカクシカジカになったので、丸さを強調出来たのかも知れません。インパネもムーブ ラテと共用だったL650系と違い、インパネシフトの専用デザインです。
オプションカタログには4つのスタイルが提唱されていますが、ネオクラシックスタイルが気に入りました。
ちょっとレトロなボディスタイルには、かつて360cc軽自動車のスポーツモデルを彷彿させるチェッカーフラッグ模様のアイテム等がお似合いです。
ライバルは、ズバリアルト ラパンです。今まで対抗車種が無かったダイハツが、ストレートに狙いを定めて発売したというのが真相でしょう。
しかしダイハツの軽自動車はコペンとテリオスキッド、アトレーを除いて全てFFベースで背を低くしたり高くしたりです。
アルト ラパン対策として同じような商品を用意しなければいけないのでしょうが、ちょっと商品企画が安直な気がします。まあ、これもうちには来ませんね。
Posted at 2009/08/08 01:48:00 | |
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