クルマのTUTAYA。

関東平野の端の端に住んでます。

田舎です。

クルマがないとドコにも行けません。

昔、『なるほどザワールド』のオープニングクイズで「全国にある“市”で、XXがないのは唯一この市だけです」と紹介されました。

答えは「路線バス」です。


クルマがないと何もできません。

ドコにも行けません。

モテません。

そんなワケでガキんちょの頃から、クルマとオートバイに憧れていました。

今でもずっと好きで、、それもかなり好きで、、

カプチーノを完璧に仕上げて大借金を作り、首が回らぬどころか、あご先も動かない状況に陥っています。

このガソリン大騒ぎの前から、MGBにロクにガソリンを入れられません。



クルマが好きだから、、、

皆さんも同じだと思いますが、たくさんのクルマが濁流に流されていく映像を見て、本当に胸が痛かったです。

僕がMGBやみかん号を愛するように、ニュース映像の中のクルマも、誰かが休みのたびにメンテしたり磨いたりと大切にしていたクルマかもしれません。

思い出がたくさん詰まったクルマかもしれません。

そして東北ですから、やはり被災地の皆さんの大切な日常の足だったのだと思います。


家も仕事も失ってしまった人がたくさんいます。

でもだんだんに復興してくれるはずです。

元気な街が戻ってくるはずです。

そう信じています。

そうしなければいけません。

そうなってきたときに、やはり日常の生活にクルマは必要不可欠だと思います。

でも今の状況からクルマを楽に維持できるようになるまでには、長い長い時間がかかると思います。


優良な中古車を優先的に超低価格で斡旋したり、例えば国が無金利ローンを用意しても、、、

皆さんご存知のとおり、クルマは金食い虫です。

車検やら保険やらオイル交換にタイヤ交換、故障修理、、(東北ですから)冬になったらスタッドレスの準備、、、次々にお金が必要になります。

それが何でもない人はいいのですが、イチから生活を作り直さなければいけない人が多い今、負担が大き過ぎると思います。

でも、、クルマがないと本当に不便。


そこで、、国が『クルマのTUTAYA』を作れないかなぁ、とふと思いました。

国が支援して、市町村が管理して、必要な人が必要なときにクルマを借りられないかと。。

各種税金も車検もメンテナンスも公共的に支援して、被災地の人が必要なときにレンタル的に借りられたら便利ではないかと。。

「おばあちゃんを病院に連れて行きたいから、火曜日の午前中にワゴンRを貸してくださいな」とか。

レンタカーとの違いはもちろん営利目的ではないから、「ある一定時間までは無料」とか。

冬になったら黙っていてもスタッドレス履いていて、、

誰が乗ってもいいように、ちゃんと任意保険もバッチリかかっていて、、

借りる人も譲りあったり、相乗りしたりと工夫して。。


無理にクルマを購入して、任意保険かかってない＆タイヤはスリップサイン出てるようなクルマが多くなってしまうよりも、よほど安全ではないかなぁ、と。


もちろんコストはかかりますが、、

そこは国会議員の大先生にも役人の皆様にも、これからは色々見直してもらわなければいけません。

会議の場所から弁当に移動手段、各種お手当に優遇権利まで、本当にすべて超コストダウンをお願いしたい。

今までにないことが起こってしまったのだから、今までにない見直しをお願いしたいです。


大先生、明るい未来をたくさん描いてくださいよ。

もちろん“今”が大切です、急を要します。

でも、だんだんに“先”のことも、ぜひ♪

今日を乗り切る元気のために、明るい未来をぜひ作ってください。

みんなの代表だもん。

ぜひ、ぜひぜひ。