ジブリ美術館に通って20年。

.



ジブリ美術館に行って来ました。

一年に何度か毎年欠かさずに通っています。

ジブ美がオープンしたのは2001年ですから、今年で20年連続で通ったことになります。

ハッピーエンドで終わるディズニーの世界よりも、喪失と成長が織り交ぜて描かれるジブリの世界が好みです。



モノを作れる人のことをスゴいと思っています。

料理人、昔ながらの大工さん、音楽家、美術家、作家、、みんなモノが作れる人です。

例えば、熱意と愛情、知識と研究、手を動かしアタマを働かせて、どこよりも美味しい果物を作り続けている果物農家の方がいたとしたら、やはり尊敬に値します。

宮崎駿さんは物語をアニメーションとしてカタチにして、広く世界の人に伝えられる方です。

心から敬愛しております。

ゼロから何かを作れる人がいちばん素敵です。



ちなみに(ムリやりみんカラ的なことを)、、

宮崎駿監督はシトロエンの2CVを愛していました。

ご自身で2CVをイジる毎日を誌面で描かれたことがあります。

それは今でも大切に保存してあります。





開館前の列に並びました。

三鷹の朝空。





少し風がありました。

冷たい空気が逆に心地良かったです。

雲が千切れたように流れていました。




見上げると屋上に彼の姿




彼もあそこから20年ほど、西東京の街の様子を見ていたはずです。



欧州やアメリカ、アジア諸国、海外からの方もたくさん来ていました。

開館時間前、今日をとても楽しみにしていたことがよく分かります。



みん友さんとも、グループで何度も訪れました(^^)

こちら♪




20年の間に、ここだけで見られる短編映画が10本出来ました。

ここに来ると、めいちゃんにもネコバスにも会えます。

干支にちなんだのだと思いますが、、





今は「ちゅうずもう」をやっています。



元々セリフはほとんどなく、英中韓なんの字幕も出ませんが、そこはアニメーションの良いところ。

誰でも楽します。

10本ある映画の内、お気に入りが5本ありますが、「ちゅうずもう」は大好きな映画の一本です。


偶然ですが、海外からの方に囲まれるようにして「ちゅうずもう」を観ました。

お隣はパタゴニアのフリースジャケットがとても似合うブロンド美人でした。

上映中何度も、「ラブ♡」と声にしているのが印象的でした。

物語の中のジイとバアの表情に、観ている人たちから笑いと小さな歓声があがります。

終わると自然に拍手が起きました。

みんなで素敵なモノを分かち合えた暖かい空気感に包まれていました。

そういう素敵な時間を作る力は、10本の中で「ちゅうずもう」が抜きん出て一番です。




カフェ「麦わらぼうし」

いつもはカツサンドなのですが、ケチャップ気分だったので、





オムライスを食べました(´～｀)ﾓｸﾞ

ケーキと珈琲で仕上げをしてから、屋上に行って午後の風に吹かれました。



朝はみんなを迎えてくれた彼の、





背中が僕は好きです。


愛車のラジエターが漏れちゃったりすると、、

オーナーもこんな背中で代車で帰ります。



見る、観る、食べる、飲む、眺める、会いに行く、、

お気に入りの場所をたくさん作ってあります。

そんなお気に入りの場所をお気に入りの愛車で楽しく訪ねるために、クルマやオートバイを大切にしています。

終わらないスゴロク的なメンテにドタバタな毎日になっていますが、、

いいんです、それで(^^)v


新しい年を楽しみましょう。

待っていても楽しい年にはならないことを知っています。

どんな一年になるかは自分次第だと思っています。