その2 ビートエンジン載せ替え 「オカリナ理論」

.


エンジンを載せ替えようと決めたときに、現在の状態を確認せずに発注して、事前準備していたのは「マウントゴム」。

名前の通り、ゴムだもん。

ありがたいことに純正部品の在庫が必要箇所全数あった。ホッ

そして、





「やっぱり傷んでましたぁー」と主治医ハットリくん。







その、ハットリくんが、

「腐食して穴があいてます！」



うむ

知ってる



センター出しのリアマフラー



完全完璧エアコン修理のときに、イトちゃんにも指摘されている。







このマフラーが好きなのである。

アイドリングを含めて踏まなきゃ静か、純正マフラー並みに静か。

踏むと、ボーボーと鳴く。



その排気音が好きで、修理もしないのである。

音が変わってしまったらイヤで。



マフラー音と一緒に口でボーボー言いながらビートさんに乗ることは大きな楽しみの一つ。



“ハズしたついでに交換しておきましょうよ！”というオーラをﾋﾞﾝﾋﾞﾝに飛ばしながら、ハットリくんが僕を見る。ｸﾞｲｸﾞｲ



・・・・・

・・・・・



「ハットリくん、この穴は腐食穴じゃないんだ。・・・このマフラーはオカリナ理論で作られたオカリナマフラーなんだ」

(オカリナマフラーが生まれました)


「季節によって穴の数を増減させて、美しい日本の四季に合わせた彩りあるボーボー音を奏でるマフラーなんだよ」




使えなくなるその日が来るまで修理せずに、オカリナマフラー音を楽しもうと思います。

まずは、慣らしの秋ボーボー



月を眺めながら愛しい人のことを想い、和歌を詠んだ平安時代の歌人と一緒なのである。


ドミミ ミソソ シラソ♪の秋ボーボー



ハットリくんがオカリナマフラーを、ビートさんにまた戻してくれました(^^)