八月十六日、 ” 送り盆 ”
じいちゃんの住まいの地では
盆の間、家に迎えたご先祖様を 朝、または午前中くらいに
お墓へ送りに行くことが多い。
物悲しい思いのする行事である。
盆休みの間に すっかり 夜更かし癖 がついた体ではあるが、今日は寝坊していられない。
そう、送り盆でお墓へ行かなくてはならないからだ。
天気は快晴、気になる山も雲ひとつ無い快晴だが 今日は出かけない。
大晦日、正月 と同じように 独特の雰囲気 を持った ” 送り盆 ” の日。
お墓参りの ” おきまり用具 ” を持って家族で出発。
おふくろの家のお墓を参り、我が家のお墓へ。
その後にカミさんの家のお墓と、いつもながらの お参りを無事終えた。
どのお墓も人里離れてはいるものの近いところにある。
今日は蝉の声もよく聞こえ、暑い夏を象徴していた。
木陰から見える お墓の傍の稲も 強い日を浴びて活き活きとしている。
だが勤め人の心は一様に沈みがち。
連休目指して頑張ってきた勢いがなくなり、明日からの仕事を憂えている。
毎年、同じような思いをしながら連休の最終日を迎えている。
他の人も そうなのだろうか?
つきなみではあるが、次の目標に向かい自身を奮い立たせよう。
” 送り盆 ” に相応しいような夕陽だった。
Posted at 2009/08/16 18:54:06 | |
トラックバック(0) |
徒然 | 日記