こんにちは。TYLORです。
仕事で富山県の方へ行きました。
S660で行こうかな。。。と何度も思いましたが、出張翌日も仕事だしな。
疲れちゃうからヤメにしようと、レンタカーを予約しようと思います。
20代だったら、ぜんぜん余裕で自分のクルマで行ったな。
訪れたのは富山県でも富山市内より新潟県寄り。
新潟の上越からは富山市内まで会社で借りれるレンタカーがぜんぜん無い。
仕方ないので、上越あたりで新幹線を下車して、そこから1時間半ほどレンタカーで走ります。

今回の相棒。日産ADバンだ。
コンパクトカークラスのハズが、クルマが不足しているからコレになりました。
法人契約だとよくある。レンタカーガチャ。
ADバンは乗った事がなかったので、コレはうれしい。
以前、日産のADバンとトヨタのプロボックスで、どちらが速いかサーキットで比べた動画を見ました。
走りはADバンでした。
人気もハイブリッドとかもあるし、専用設計だし、全然プロボックスの方がいいと思うのですが、おれはADバン。おれは日産派。

一日仕事して夕方。
まぁまぁ陽が落ちるのにも余裕があったので、ホテルにチェックインする前に日本海側をADバンで走りました。

蜃気楼が見える場所らしいのですが、まぁよく分からん。夕方だし。
でもなかなか日本海側って来る機会がないので、これは満足。
翌日、商談の後の視察など諸々。
なんだか帰れなそうな雰囲気。
そこで必殺のワードを持ち出す。
「いや〜、新幹線の時間ヤバぃんで、帰りますわぁ」
さも、予約した新幹線の時間が迫っているみたいな言いグサ。
いや、全然。
メッチャ新幹線なんて予約してないけどね。
申し訳なさそうにペコペコ謝って、今日の仕事先を後にします。一応ね。

まだ昼過ぎ。この時間にココから帰れるなんて、なかなか最高じゃないか!
天気もいいし、まぁまぁ余裕のある仕事終わりのアディショナルタイム。
この旅で行っておきたかった場所に向かいます。
※この場合、仕事サボってんなとかのツッコミは無しでお願いします
こんにちは。
さすらいの秘境駅探訪家、そよかぜ@TYLORです。

今回訪れたのは、富山地方鉄道本線の駅である「西魚津駅」です。

夏の陽射しを浴びるレトロな木造駅舎。
メッチャ雰囲気ある。
街中にある駅なので秘境とは呼びませんが、昭和レトロな木造駅舎ファンでもある自分としては、絶対に立ち寄りたかった駅です。

現役時代は駅員さんが切符を切っていたであろう改札。
今は無人化されています。

利用者の方もまだまだいる様子で、大切に使われているのが分かります。

改札を出てホームは2面式。

かつては水族館に訪れるお客で賑やかだったのでしょうか。

暑かったけど東京のヤバい日差しとは違う、のどかな夏の雰囲気。

こういう駅が地元にあったら嬉しいけど、地元の駅は地下鉄だ。。

昨日は新潟方面から高速で走ってきたけど、帰りは下道で海を左手に帰ります。
あー
やっぱりS660で来ればよかったかな。絶対に楽しかったと思う。

海沿いは峠道というか断崖絶壁のような場所を通ります。
「親不知(おやしらず)」という交通の難所なんだそうです。

断崖絶壁のロックシェッド。けっこう険しい峠道が続きます。
外には綺麗な海が広がっていますが、こういう道が整備された場所を走れる現代に生まれて良かったです。
親不知はむかしパルサーで来たことがありました。

もう15年以上前。当時の愛車日産パルサー(N14)。
まだ結婚前の嫁とこのクルマでドライブするのが楽しくて、たぶん車中泊とかしつつこちらの方まで走ってきました。
たぶん、画像はまだ整備されてなかった親不知のどこかの広場での一枚。
ヒスイ海岸でヒスイが混じっている石を拾って帰った気がします。
今もお金ないけど、当時ももっとお金無かったビンボー旅行。
楽しかったけど。

途中の道の駅でタレカツ丼食べた。
こちらの方にせっかく来たのだから海鮮とか行くべきなのでしょうが、おれはタレカツが食べたかった。
蛭子さんの気持ちが分かります。

軽快に走ってくれるADバン。
パルサーも日産だったけど、ADバンも日産。
今回のレンタカーガチャには不思議な縁を感じる。こじつけ
仕事なんだけど、ドライブも終盤。
最後の目的地に立ち寄ります。

訪れたの新潟県の糸魚川にある、「えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン」の駅である、「筒石駅(つついし)」です。
一見なんでもないプレハブ小屋みたいなほったて。
ですがこの駅の地下にはなかなか珍しい光景が広がります。

アイドルの推し駅にも認定されているそうです。

駅舎はこんな。これはまだ序の口。

駅舎を出ると、この先のトンネルからの風を避ける壁があります。

筒石駅ホームへの入り口。階段トンネルが口を開けて待っています。

メッチャ長い。階段。降りるのもダルいですが、帰りにまた登るのもダルそう。
でも絶対に来たかった駅なので、テンション高くて先に進みたい気持ちが先行します。

ちょうど階段を降りたあたりから、ムワっと湿気を感じます。
湿度がめちゃくちゃ高い。画像ではわからないかも知れませんが、ちょっと霧のようなモヤが駅構内を漂っています。

ホームヘはココから上り線、下り線と別れます。

まだ降りるのかよ。

なんか実験施設のようなこの光景。バイオハザード。
メッチャ不気味。ですが、見学者みたいな人が二人いました。

直江津方面の下りホームです。
電車が来た時の風圧がすごいらしく危険なので、待合室のドアの前で待っていないといけないそうです。

階段を登って、今度は上りホームを見学。

糸魚川方面の上り線の待合室。
下り線と作りが一緒の待合室。メッチャバイオ。
地下研究室とかってこんな感じの雰囲気だったよね。
恐ろしくなってポケットを確認。
でも出てきたのはベレッタではなくて、さっきコンビニで買い物した時のレシートだった件。
なんか武器持ってくればよかったかな。

上りホームはこちら。暗くてあまり変化が分からない。
以前、JR上越線の土合駅にも訪れたことがありますが、地下への階段の深さは土合駅ほどでもありませんが、駅施設のバイオ感はこっちの方がヤバい。
これ、今電灯が落ちたら、何も見えない真っ暗闇なんだよな。
とか思うとメッチャ怖い。
なんだか不安になって、足早に立ち去ろうと思いました。

でも、またこの長い階段を登るんだけどな。だっる。

駅探訪していたらいい時間。
新幹線の時間も、レンタカー返却の時間も迫る。
日本海の景色が名残惜しいですが、ここから高速で一気に新幹線の駅方向に進路を向けます。

2日間の行動を共にしてくれたADバン。
高速道路でクルーズコントロール無いのが今の自分にはダルかったですが、軽快に駅探訪に付き合ってくれました。
ありがとう。
時間にして3時間。
今回の帰り道もまぁまぁ楽しめたと思います。
そんな感じです。