先日の日曜日は終日のんびりと、旧車仲間の企画したイベントに行ってきました。
このイベント、地域自治会のイベントとして今回が初企画ということで、どれだけ集まるかもわからないことから仲間のツテを頼りに募集したそうですが、蓋を開ければ60台もの旧車が集まっちゃったんですから…人脈ってありがたいものです。
でも規模が大きくなればそれだけ自治区の役員の方々を巻き込んでの事前準備が不可欠になるわけで…結構大変だったってききました。なんたって、入り組んだ狭い道を誘導しなきゃ、無事に会場まで入ってこられないんですからね。
今回は見ず知らずの方ばかりの、久しぶりにアウェー感の強かったイベントでしたが、そのおかげでいろいろな方に巡り合うことができました。
といっても、名刺交換をしたわけではなく、あくまで「あの車なんです、私」って具合に自己紹介したに過ぎませんけど。
でも、みな好き者ですので…やはり会話は弾みますね。
例えばこのスティングレーは…
5.7リッターながらも燃費は5キロちょっとは走るそうで、リッター2~3キロというのは都市伝説だったんじゃねぇかって思うほど。
ちなみにフロントはFRPバンパーだけど、リヤは鉄バンパーってのは、この73年モデルだけの特徴だそうで…安全性に対する考え方の時間の推移が分かりますよね。
こちらのランタボは…まだオドメーターは3万キロ台だそうで、納屋にずっと寝てたのを見つけて引き取ったんだそうです。
もうそこらじゅうがバリ物すぎて…眩しいですわ(笑)
純正ホイールも当然装着っ! レアです。。。
この2CVのオーナーはなんと…私の同期だってことが判明。とはいえ、私のことあまり覚えてなかったようですけど?!
無理無理屋根を開けてもらいましたが…実に理にかなった機構なんです、これ。ちなみにホムセンで売ってるヨシズのサイズがなぜかぴったりなんだそうで…これには日仏の文化交流の成果ではないかと(←そりゃないけどね)
230セドリックは、アメリカンなカスタマイズがなされた車。さすがにオーナーさんも私のセリカにも真っ先に食いついていただきましたが…相通じるものがあります(笑)
で、驚いたのが…このリヤテール周りの処理。
私はてっきり、シボ模様の樹脂製ガーニッシュが嵌められているんだとばかり思ってたら、意外や意外。
これ、シボの処理が表面になされた鉄板だってことが判明しました。そして極め付きは…シーケンシャルのウィンカーだったりする。
いいわぁ、これ。
会場にはほかにも、トヨタ2000GTが3台(うち2台が2桁ナンバー)、ケンメリGT-Rが1台。。。
こういう超有名クラシックカーに混ざって、今回はかなり変わった車も登場。
なんたって、豊田市で伐採された杉の木材で作られたKE10でして、ホイールキャップも当然木製。バックミラーもそうだし、なんと…内張まで木で作っちゃったそうです。。。
しかも驚くことにこれ、12ボルトバッテリーを6つ直列にして走る電気自動車でして、しかもそのモーターは…各車輪に内蔵されるインホイールモーター。
これには皆さん、度肝抜かれてましたっけ。
(私、半分スタッフのような感じで、この車両の出し入れは手伝わされましたので…驚きませんでしたけど)
こうして9時から14時まで、旧車を堪能した一日でした。
たまにはいいですね、ただ参加するだけのイベントってのも(笑)
Posted at 2024/04/03 05:30:06 | |
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