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2025年04月15日 イイね!

サーキット向け車高調を、ストリート向けにしようって話

サーキット向け車高調を、ストリート向けにしようって話アクセラ乗りの中でも結構なアクセラ中毒者に人気の高い、オーバードライブのオーデュラ車高調キット蹴脚II(しゅうきゃく)というものがあります。

これ“II”というだけに実際無印の蹴脚の時代もあり、そちらはストリート向けのダンパーとバネレートでした。
パッケージング的にはもうほぼほぼ某B社みたいな感じ。
しかしその後、岡山国際サーキットのマツダファンサーキットトライアルにて結果を出す為にBK3Pマツダスピードアクセラにて開発されたサーキット向けオリジナル車高調が完成。
それが裏メニュー的に設定され、何気に人気となり正式リリースとなった…それが蹴脚IIの生い立ちです。
蹴脚シリーズの中で唯一サーキット向けになっているので“II”がつくんでしょうね。
蹴脚、蹴脚レーシング、どちらでもなくアクセラだけに設定されている蹴脚II(以下略、蹴脚)なんです。


キットの内容は、最初からサーキット走行を視野にしたバネレートでフロントは14k、リアは10k(他社だとフロント5~9k、リアがほぼ4k5k)
並のキットならリアはロアアーム~メンバーに合わせた純正合わせ形状バネなのに、最初から直巻きバネキット完備。
そのバネに対応した高い減衰力を持った太いケース直径のダンパー(特にリア)
高バネレートなFF車に向けてでダンパーロッド長はそこそこショートストローク。
調整機構をもたせても調整するのにサス脱着が必要になるから備わっていない率が高いフロントキャンバーが調整できるピロアッパーの装備。
フロントアッパーシートにはベアリングがなく、バネの上下にメンテが簡易なニードルベアリングのシートが入り、シールドベアリングと比べたら安価でメンテ性が高く(オープンベアリングなので砂噛むしグリスは流れます)スペアをもっておけば素早くリフレッシュできる構成。
これはプリロードを掛けてもバネがグルングルン回せ、ストラットにありがちなバネ弾き音も防ぎつつスムーズなストロークを実現させます。
…と、こんな感じに走りに徹底していながら未だに価格は20万円を切っている、アクセラでサーキット走りたいならまずこれでしょ!!な車高調キットです。


デメリットと言うか…人によってはデメリットになり得るところは、バネレートが高いので車高がそもそも下がりにくい。
そしてバネの上下にベアリングシートが入っているのでスペースをとられてしまって、ダンパー側で車高を下げようにも結構早い段階で下げ代が行き詰まる。
サーキットに走るのにそんな車高低くする必要はないだろう、というメッセージ性も無きにしも非ずですが…w
個人的には無駄のなさを好ましく思っている部分。

そして、この仕様内容からしてこれも当たり前だけど、乗り心地がいいとは言えない。
スポーツ走行を前提にした車高調です。
決して他社製の様に市街地走行が楽な感じではありません。
如何にもなショップ車高調という作り。

最後にこれはデメリットというより適合の問題ですが、オートエクゼ社のフロントタワーバーがフランジ厚あるのに対してこちらのアッパーマウントのスタッドボルトの突出量が多くはないので、タワーバーを装着するとフランジナットの噛み量が大分不足してしまうので装着不可になります。
大判ワッシャにフランジナットの組み合わせが付属品ですが、フランジナットの掛かり量が減ってしまって危険です。
適切なナットの噛み量がなければ軸力不安定になりナット脱落、事故に繋がります。


さて!
この蹴脚を吊るしの内容で装着しているアクセラ乗りの方から、今より車高を下げながら街乗り向けのセッティングって可能ですか?
という問いかけをもらったのが今年25年1月の話。

実は24年の1月に一度作業しているBL3FWマツダスピードアクセラなので、一度もやったことがないという個体ではないのです。
今やもう蹴脚とか何回セッティングやった?ってくらい戯れている車高調。
しかし蹴脚をストリート向けに改修とはやった事もない。
ないけど、めっちゃやってみたい…!
だとしたら、あれがああでーこれを準備してもらって…と繰り返しの打ち合わせ。

車高を下げて、乗り心地を良く。
普通に考えて難しい。
まずここの定義が人それぞれですし。
柔らかい事が乗り心地がいいとするのか、
疲れない事が乗り心地がいいとするのか。
やるならやれる範囲全力でやりますのでどっちも狙いたい。
って事で、


バネはラルグス製SSスプリングを指定させてもらいました!

めっちゃ計算した…
一度決めたバネの種類を、いややっぱこっちのバネで!って途中で変更しましたからw
あの時は、早々と購入してなかった事に逆に感謝でした…
ダンパーの測定データは持ってるのでそれに対して許容荷重、ストローク…
キャパを逸脱せずソフトな方向でいける足を考えます。
ただ柔いだけでなく、まともに走れて楽しくて疲れない足。
さつきさんがさつまいもフリーク、いやさつまいもマニア?wなので同社ラルグス製RSスプリングの赤色よりSSスプリングの黄色の方が好ましかったみたいってのと、自分もSSスプリングの難しくも仕上がった時のあの独特の軽やかな乗り味は気に入ってるので前後にSSスプリング導入の実現をさせたいと思い。
過去作業の、ほいさんの時もマジで良くなったから。

今回、自分の計算上で限界は1.8Gまで。
特にフロントはそこから先はバネが線間密着するし、バンプラバーも半分以上潰してしまう。
平時上限は1.5G。
これはフロントリア同じくらいに揃えました。
サーキット走行はもう視野に入れていない、という事でそっちは割り切って切り捨てる方に。
それでも街中の悪い道だと瞬間1.5G超える入力もありますが、1.5Gから先はバンプラバーで停める形になります。
何分フロント軸重がめちゃくちゃ重い910kgの車なので、当初はフロントにSSスプリングは無理!線間密着するから!って事でフロントだけはRSスプリングでと話をしてたんですが、いやSSスプリングでも樽型であれば…!?と計算したら何とかいけそうなので決定!
これも当初12kで見繕っていたんですが、バランスの12kにしますか?乗り心地重視で10kにしますか?という自分の問いに、さつきさんが乗り心地重視で!という事で10kに決まりました。

吊るしフロント14k/160mm→ラルグスSSスプリング(樽型)10k/150mm
吊るしリア10k/140mm→ラルグスSSスプリング8k/150mm

この変更となります。
振り切った作りの方が、やりがいとセットが決まった時の感動がある。
バネ換えて10k8kね!あるある!って言うが易いが、それが裏打ちされたものかどうかで中身は全然違うと思いますね。
そもそも吊るしからバネ換えて上限上げるんじゃなくて、フロントヘビーな車のサーキット向け車高調で下限への挑戦っていう逆アプローチです。
うーん、やりがいあるなぁ…w


という事で!
迎えた作業当日。
天気が前日大雨でしたが、当日はからっと晴れたいい天気!
当日のメンバーは今回作業されるMSアクセラのオーナー、さつきさん。
ウチのブログでMSアクセラって言ったらこの方、靖乃さん。
何度も足セッティングブログで載ってる方です。

今回は大幅仕様変更なので現状把握する必要ナシ。
試乗ナシで早速バラしていきます。

・フロントバネ交換
・フロントキャンバーよりネガティブ化、スタビリンク交換
・リアバネ交換
このメニューです。

車上の状態で各ロックシートを解き、車高調単品外してから簡単に回せる様にしておきます。
考え無しに外して、車高調ゴロンと床に置いてきっつく締まってるシートをレンチでうーん!!!って力掛ける作業程無駄なものはないですからね。
車体に着いた状態で先にそんなの済ませておいた方が良いに決まってます。
手で回せる程度まで先に緩めましょう。
車体から外したら分解、洗浄、注油、新規部品を入れて組み直し。

新品のバネは必ず最初に自由長を測ります。
公称150mmってんだから150mmでしょって思うかもしれませんが、


ほら150mmなんかじゃない。

大体の新品バネは幾分長いんです。
そしてそれがしばらくすると1mmくらい縮んだ状態で安定したりする。
でもそれが例えば、規格として150mmです。でも実寸152mmです155mmです。とかってバネも現実あるわけ。
それを確認せずに車高調に組んじゃって、それでプリロードを調整しますーえーーこれは自由長150mmだから149mmにしてーと…
って考え無しに後はぐるぐるシート回してバネが149mmになる様にセット。
でも実は原寸が152mmのバネで、149mmにセットしてるって事は1mmのプリロードのつもりが実際は3mmプリロード掛けてる事に!?ってなるわけです。
だから、まず現物測るのが大事。
んな2mmくらい誤差だべーーって思うならそれまでですけどww

例えば今回、レートが10kのバネです。
このバネを1mm縮めるのには10kの力が必要ってわけ。
プリゼロであればそのままゼロ。
でも1mm掛けるとプリロード…プリロードなんて言うと明度ないから初期セット荷重と敢えて言いましょう。
初期セット荷重が、10kg/mm*1mm=10kgf掛けられます。
3mm初期セット荷重を掛けたら30kgfです。
1mmと3mm掛けでは20kgfの差が出るわけ。
バネレートが大きい程その差は広がります。
プリ2mm3mmっていうから、そんな1mmくらいーって感覚になる。
初期セット荷重、kgfに置き換えて考えたらそんな風に思えなくないですか?って説明を良くしますw
プリロード決めるのホントに大事だから!
タイヤからどれくらいの入力があった時にバネがどう縮むか。
操舵初期特性を決める大事な部分。
独立プリロード調整できるところこそフルタップ車高調の特色なんだからここをバチッと決めないと損。
自分のセット値は現物仕様測定と経験に裏打ちされたものですが、当然アクセラによってそれぞれセット値は違います。


今回はバネ交換と同時に、フロントスタビリンクをGMB製のスタビリンクへ交換します。
これは自分発のネタですが…何気に今や知られる感じになったなぁと感じます。


度々言いますが、その節はパーツ協力して下さったあおヒゲさん、ありがとうございました!!

純正スタビリンクは耐久性も言わずもがな一番良いものですが、フロントキャンバーを調整した際同時にキングピン角が寝る事により、純正スタビリンクのボールジョイント部背面の厚みが結構ある為に、タイヤハウスパネルに干渉してしまいます。
激しくヒットするとスタビの動きをストップさせてしまうので問題です。


ここが当たるところ。

なのでリンク背面が干渉しない程度に調整せざるを得なくなります。
少しでも干渉から遠ざけられるのがこの背面が薄いGMB製のスタビリンク。
これについての詳しい話は上記リンク先のブログにて当時書いていますので気になる方はチェックを。
という事でスタビリンクを交換して、更にもう2つネガキャンマシマシに必要な調整をごにょごにょと。


結果この通り、人差し指も通ってしまうスペースが確保できたのでその分ネガキャンがつけられます。
アッパーマウント上部で作業前後の写真を撮ってみました。


右アッパー、未調整


左アッパー、調整後

ボディ穴の内側ギリッギリになっています!
車高調下側フリーの状態で首振らせて、ボディと干渉しないかチェックして何とか平気だったところに設定しました。
先にここより一目盛り分寝かせた状態だとボディと干渉したので、そこから戻してセーフだったところで決めています。
なのでマジの干渉ギリ。


フロントが出来ました!

樽型のバネはその形状からか純正の様な大らかな動きの特性をもっていそうに思われがちですが、上下がID62だとかの規格汎用になってる場合はそうとも限りません。
今回の場合もそうですが、短い長さで必要な荷重性能を持ち、許容ストロークまでも何とか帳尻合わせてくれる仕様のバネ。
それが樽型バネです。
縦方向で稼げない分を横方向に広げて性能を稼いでるって考えるとピンと来やすいと思う。
ただ、上下がID62だとか細かったとしてもバネの形がそもそもで横に広いので一般直巻き形状と比べると横力に対して強いんです。
何せ巻きが粗くて短くてーそのくせ要求バネレートもあるから鋼材径が太い事が多い。
つまり、曲げ方向に対して何気に硬い。
これの何がいいって、ストラットみたいな横力掛かる足だと横剛性が足せるんです。
ただそれってアッパーマウントが所謂強化ゴムアッパーみたいなそういうバネ直座タイプの場合。
今回みたいなピロアッパーでアッパーシートが独立してて真っ直ぐストロークさせてくれる場合は横力云々の面の恩恵はないけれど。


今回は、フロントの車高に対してリア車高を決める様にします。
物理的に縦スペースが少ない構造になってしまう車高調なので下げ限界が先に来るのはフロントです。

リアバネも新品ですからちゃんと原寸を測定しましょう。
公称150mmの仕様ですが…


やはり長いですね。

リアの車高設定も結構悩みました…
吊るしより柔らかくなり、吊るしより長くなるバネです。
実質ほぼ帳消し、みたいな長さですが。
下げ方向調整にはするけどでもリアはレバー比1.2だから下げ過ぎになると…って悩んでましたが、一緒に居た靖乃さんの進言で下げ気味に設定することに。
リアバネアジャスター設定値が決まったらアジャスターをロアアームにセットし、バネを入れてリアロアアームやらを組み戻します。

そして装着状態でリアダンパーの長さを調整していきます。
ここもフルタップ車高調のメリットです。
リアバネのプリロード調整。
これも過去、アクセラのリアプリロード調整は分かりやすく数値を可視化して調整すると説明しています。
しかしここでちょーっとネックになったのが、蹴脚の特性上…リアダンパーがショートストローク気味のショートケースなのです。


この様にダンパーブラケット側面に丸穴が開いていて、この覗き穴からダンパーが見える範囲にないと力の掛かり方的にブラケット破損、ダンパー脱落の危険性があるよ、という事になるわけです。
これは他社…例えばラルグス、ブリッツでも同じ様に側面にこの確認覗き穴があります。
蹴脚の場合は、高レートで短いバネの車高も下げつつ硬くするという事に長けた作り。
柔らかく長いバネには、このダンパーの長さ調整範囲が対応できないわけです…
サーキット向け車高調ですからそこはしょうがない。

リアダンパーの長さ調整は難しくて、
・バネのプリロードの調整
・使うバネセット長を前提にダンパーストロークのバンプ/リバウンドの範囲をも調整
これ2つの要求を同時に帳尻合わせしなくてはなりません。
物理的な長さ制限と、組み手が要求したい特性を調整で何とかさせるわけです。
何とかなる様に…しますw


組み上がり!
バネの印字ロゴは外側向けた方がいいんじゃないのーという層もきっと割と多いと思います。
何もなければ自分もそうする方が多いんですが、


SSスプリングはバネ切断部末端が所謂、オープンエンドのバネです。
そしてアクセラのリアバネのストローク軌跡は内側が軸になり外側が弧を描く様に動きます。
つまりロアアーム内側の方がより伸縮が、外側よりも大きく力が掛かるわけ。
上にあるリアメンバーに向けて、下側にあるロアアームが内側を軸に斜め上に押し上げるイメージです。
オープンエンドバネなのでこれの軌跡運動に対しより特性を活用させたいので内側にバネ末端を向けたのでロゴが内側へ行った、という状態になっています。
通常のクローズエンドのバネだったら現物のバネ座りに合わせて合わせるか、普通にロゴが外側向きの組み方ですね。


別件ですが、さつきさんからこっちへ向かってる最中に何か異音がする様になったんです…という話がありましたが、大体そんな音系はリアスタビリンクだろうとたかをくくっていましたがまさにその通りで、リアスタビのスタビバー側のフランジナットが緩んでスタビリンクがガタガタしていました。
ナット脱落して無くなってる事なくてマジで良かったーー!
BLアクセラのNAとMSアクセラだとここのナットサイズ違うんです、MS向けの在庫ないです…
NAなら代替品あるんですがw
しっかり締め付けてOK!
これにて作業終了!



すっかり真っ暗になってしまいました。

しかし組み上がったものの、組み上がっただけで肝心のセッティング詰めは出来ていません…
最初の移動でさつきさんが乗った感じは「かなり乗り心地良くなりました!」って感じだったけど、多分それはまだピントが合ってない…
今回の内容でちゃんとセッティングのピントが合ってれば、リアクションはそんなもんじゃないはずだと思っているのでww
そもそも想定の範囲で部品を組んだだけなので完璧じゃないのは当たり前なんです。
もし時間がまだ、もうちょっとでも大丈夫であればこの後…!ってこちらもまだやり切れてないところがあるのでお願いして、夕飯の後に更にセッティング作業をする事となりました。


まず1つ、新規の懸念になってしまった車高の前後差。
フロントが相対的にリアより低すぎ、ネガティブキャンバー大増の影響でタイヤが引っ込んでしまった事。
リアは以前より下がったもののフロントと見た目感でバランスが悪く、リアを更に下げてやるかフロントを上げてやるか。
ここの話を夕飯の時にあーだこーだして、結果フロントの車高を上げる事に決めました。
これもリアの時同様、靖乃さんの進言から。


調整完了!
実際車高上げて、見た目もめっちゃいい感じにバランス出せました。
上げが正解でしたね!


いざ実走セッティングへ!
久々のマニュアルです…
これさ、前もだったんだけどもうーーはっずかしい事にエンストこいたよ!!
自分で信じられないですよ、FCで楽しくドリフトしていた数十年前が…w

でも走り出してしまえば身体のセンサーは間違いないのですぐにどうしたらいいか分かります。
ここからフロント減衰1段上げるか、リア減衰2段下げるか。
うーん…でも…この仕様であればリアの方が…
今すぐできるフロント減衰1段上げやって走って、それで違ったら戻してリア2段戻しって両方試すのでもいいんですけど。
でもこれはリアだと思うな…戻りましょう!
って事で戻ってジャッキアップして、さつきさんに減衰を2段下げてもらう事に。

「今度は自分が運転してみていいですか?」
って言われたので、どうぞどうぞ!と自分は助手席に。
走り出してすぐ分かると思いますよと言ってから数秒して、どうやら違いを感じ取った様です。
こちらが何も言わなくても、セッティングが決まった足に乗った時の人のリアクションになったからw
この瞬間が毎度たまらなく面白いんですよ。
何だこれ!?えっ!嘘!?みたいになってるから。

「わざと道悪いところ選んで走ってるんですけど…ええっ…?」
それからのさつきさんは、もうずっとニッコニコが溢れておりました。

「アクセラに初めて乗った時の感動を思い出しました…」
どれだけ効いてんだwwwってくらいでしたが、やっぱセット決まると違うでしょう!?
最後に照明が明るいガソリンスタンドに入れて、帰る分のガソリンを入れてからセットが完了したアクセラを眺めて。
(外観写真は本人の意向もあり今はアップしません。撮影会があるとの事でそこまではシークレット)


見た目も程良く作業前より低くなり、スイスイ走れる足を得た。
さつきさんは諸事情あって、前まで楽しんでいたサーキット走行はもう出来ないんで…って話でしたが、新しく仕立てた足はスピード域高くなくとも走り味が軽やかで日常使いでも楽しくなれる足に仕上がったと思います。
MAXキャパ的には確実に吊るしよりかは犠牲になっている面はありますが、セッティングのピントの当て方がより、さつきさんの欲しい部分に当ててる感じです。
万能より専用になった、って感じかな!


今回も遠路はるばるありがとうございました!
そして無事帰ってからのレポもありがとうございます。

・楽しすぎて上から下道に切り替えた
・とにかく乗り心地良くて4時間ぶっ通しで乗れた
おっそろしい効きっぷり…w
って笑っちゃいましたが喜んでもらえてこちらとしても何よりです。
これをきっかけに車高調がーバネがーセッティングがーと身内で盛り上がって、更にアクセラ界隈が楽しくにぎわう事を期待しております。


さぁ、来週末もまた足作業ですよ。
次のBLアクセラは……

NAだーーー!!

やったーそもそもNA贔屓でやってる活動なのでこうあるべきww
次もまた楽しく頑張ります。
そしてまた一人アクセラの知らなかった良さを感じてもらい、深い沼に突き落とします…w
Posted at 2025/04/15 01:40:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人様のBLアクセラいじり | クルマ
2025年04月13日 イイね!

RX-8ホイールリメイクとRX-8センターキャップ

RX-8ホイールリメイクとRX-8センターキャップSUGOのブログも書き終えましたし、改めて新ホイールの話をしようかなと思いまして。

…とはいえ、RX-8後期純正ホイールそのものは通常グレードのものであり、マツダスピードアクセラ純正ホイールみたいな若干の特殊性があるものではありません。
そんなRX-8後期純正ホイールには実は風変わりなネタが潜んでいるのでその点でブログを書くことにしました。


何が風変わりって

ホイールディスクデザインが同形状なのに、
センターキャップ部の造りが全く違うホイールが存在する。

という事。
キャップ側の仕様を変えたのではなく、ホイール側の仕様を変更しているわけです。
マツダさん??どういう事情です?ww



RX-8後期型が出たのは2008年3月の事。
RX-8に詳しいわけではないので、生産時期の定義をここでは後期型の前期とします。
後期型の前期の場合だと通常ホイールのセンターキャップ部の造りは、


こう。

丸みがあり、リング状になっている縁が立っている
それが後期型の後期時期であろう頃になるとセンターキャップ部の造りは、


キャップ外周縁の立ち上がり形状が違うんです。

ここが外からの見分けポイント。
それ以外は違いが分からん。
いや、この部分も案外パッと見だとマジで分からん。
外見は微妙な違いなのにセンターキャップの爪形状は全く別物です。



写真左、直径57mm(後期型の後期)

写真右、直径56mm(後期型の前期)

後期型の後期キャップは所謂スカイアクティブ世代が主に使うセンターキャップでした。
ピアノブラックキャップとして知られる様になったあのキャップが適合する様にホイール側のセンター部が作り替えられています。
結果から言えばこういう仕様違いがホイール側にあって、キャップの互換性はないという事。
最終的にこれを自分のホイール購入後に調べがついたので、もうその時点で選択の余地はありませんでした…



話は時を遡り。


今回自分が選んで買ったRX-8後期純正ホイールをリメイクするにあたって、
RX-8スピリットRのATモデルのあの黒のキャップ欲しいなーやっぱ黒の方がいい…
ってところからこの黒色キャップの品番調査が始まりました。
この時はまさか、そんなキャップ仕様がまるで違うだなんて思ってなかったからw

純正センターキャップの品番をかたっぱし調べ、ディーラーでも聞き込み調査(※)をさせていただき
(※ 流用はメーカー保証対象外ですから、通常は相当面倒掛けさせてしまう話です。
自分は日頃から部品購入で出入りしていて理解をしていただけている中、多忙さがマシな平日の時間帯に伺ってのお願いです)
この時本当に運良くスタッフさんでRX-8のスピリットRのATそれそのものを乗ってるという事から車体番号から絶対間違いない部品検索が可能となりました。
そのガンメタのホイールのキャップの品番が知りたいです!と。
2年近く前になりますでしょうか、その節は本当にお世話様でした。

EPC調べから確定になった品番。
どこ情報よりも確かな話なんだけど…でもそれはFFWで純正になってる黒キャップの品番だったんです。
それは自分もいくつか持ってて、RX-8のホイールに付けようと試したけどまるで付かないんです。
でもEPC調べのレベルで間違いなくそれが付いてる扱いっていう事は答えは1つしかなく。
ホイール生産時期で2種類、センターキャップ部の造りが違うものがある。
スピリットRの頃2011年11月の頃には既にキャップ周り仕様が置き換わっている事になります。
ああ、スピリットRのAT版のガンメタ色のやつはそうなんだねーと一旦話を置いたのですが…
その後、先に貼った写真の


通常版のシルバーのホイールでもキャップ仕様違いが見つかりました。

ガンメタ版だけじゃなくてシルバー版でもセンター構造の違いがあるのかよ!?
ってなりましたよそりゃw
特別仕様車のホイールで後生産分から変えたからとかが理由かーとか思い込んでたわけで…
これは2024年のSUGO入場前の駐車場にてこのホイールを履いていた方からセンターキャップ合わなかったんですよねーという話を聞いて、まさか!?と見てみたら…
これまでの調査結果が合致するパターンでした。



自分のこれまでのRX-8センターキャップ事情調査結果をまとめると


・前期キャップ(取り付け爪がかなり短い。直径56mm)
RX-8の通常18インチシルバー塗装、キャップ色シルバー
RX-8のタイプRSの19インチガンメタ塗装、キャップ色ガンメタ
・後期キャップ(取り付け爪が長い。直径57mm)
RX-8のスピリットR(AT)18インチガンメタ塗装、キャップ色ブラック
RX-8のスピリットR(MT)19インチブロンズ塗装、キャップ色ブラック

この様になると思われます。
ここまで調べて情報をアップしたサイトも多分ない。
調べて確固とした情報も分からなかったから自分でかなり調べたので。

純正も純正BBSもどっちもキャップ周りが違うとかマジで意味が分からーん!!
ちなみに今から10年くらい前に履いていた時期がある、



RX-8後期純正の17インチのホイールの方は、前期キャップでした。
この頃も他の色のキャップが欲しくて調べたものの合うのがなくて上記の中の
・RX-8のタイプRSの19インチガンメタ塗装、キャップ色ガンメタ
これを流用していました。
この感じからしてまさか…17インチ版でも同じ事象がある可能性も?って気もしますがもうそこまで追いませんw
そんな感じでこの情報の確約もできないので、情報のご利用は自己責任にて。



相当探りましたが結局当初の目的の、黒キャップにしたいなーという事については、
『自分の買ったRX-8後期ホイールの前期のものには、センターキャップに黒色の設定はない』
これが結論になり、


ホイールのリメイクと同時に業者さんにブラックに塗装してもらって希望の状態にしたという事です。
なのでこのRX-8後期ホイールでディスクセンターキャップ部の“縁が太くなっている”形状のタイプに黒色キャップ仕様は存在しません。
あまりにも普通に見えるけど本来はない組み合わせのものです。



・単体で見ると純正とどう違うか分からないシルバーのホイール
・銀色センターキャップ仕様しか存在しないバージョンで黒色センターキャップになっている
・マツダ純正オプションの黒ホイールナットとそっくりだけど、実は純正オプション品より短い黒ホイールナット

誰が分かるんだそんな純正正規との違い…というのが今回のホイールにはあるのでした。






いや、それでも変化が地味ぃ…w
Posted at 2025/04/13 10:02:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | BLアクセラネタ | クルマ
2025年04月10日 イイね!

マツダファンフェスタ2025 IN TOHOKUレポ

マツダファンフェスタ2025 IN TOHOKUレポ今年も宮城県はスポーツランドSUGOでの“MAZDA FAN FESTA 2025 IN TOHOKU”へ行ってきました!!

あーー今年も楽しかったーー!!
もうこれがないと4月じゃないですね!!


このイベントの中の『東北アクセラオーナーズクラブ・サーキットミーティング』にクラブメンバーというわけではなくても参加させていただく事が出来て、クラブ経由でイベントに参加する事が出来るんです。
そう、だから東北アクセラオーナーズクラブメンバーではないから参加出来ない…ってのは別になくて、アクセラのオーナーであれば参加できるわけ!
諸条件は毎年同じとも限りませんがぶっちゃけ公式よりお得かもしれん。
まずイベントへ入場できる、アクセラオーナーズクラブ占有駐車場に停められる、
アクセラオーナーズクラブパレードラン出られるし、最後のオールマツダパレードランも出られるってだけでもね。
アクセラオーナーの方でイベントに興味ある方、来年もきっとあるので是非覚えておいてくださいな。


さて。
アクセラオフを兼ねたこのイベントを前に今回は自分にしては本当に珍しく、目立つ仕込みをしました。


新ホイール(と新タイヤ)です!


初めてアクセラ界隈のオフイベントに参加したのが東日本Ax3 MEETINGで、この時の2019年夏にホイールを新調してから、今まで外観の変化がほぼないまま来ました。


いつものメンバーからしたらこの色のBLMS純正ホイールは自分のアクセラの特色部分に見えてたと思います。
つまり、
「外観が変わるものとは思われていないであろう状態で、黙ってホイールを新しいものへ履き替えて行ったら気づいてもらえるのか?」
新ホイールを履くならこのタイミングに正式に履きたいぜ!っていうだけの話だったんですが、せっかくなら新しくしました!って先に言うのは控えてみようかなってw



出発前の朝、ガソリンスタンドにて。

新ホイールの色はシルバーメタリック~グレーメタリック~湿ったコンクリートくらいの幅があります。
まずまず純正にしか見えないんだけどね。
塗料より光加減での色変化が大きく、まぁ地味要素なんだけどちょっとユニーク。
これが大人の遊び心ってわけよ(?)


いつもの国見SAにて休憩してから進み、受付をする為にいつもの現地へ~なのですがまだ時間早かったしちょっと受付通過してドライブして~ってつもりで走っていたら今回の参加者常連でもある、あおヒゲさんBPマツダ3とスライド!
おおー!じゃあ引き返すかぁ!って事で引き返したらさっきは全然駐車場に車居なかったのにめちゃ増えてた!

駐車場入ってすぐにホイール気付かれて一安心というか、ちゃんとリアクションもらえましたー!!
嬉しいです素直にwwそういうのが欲しかった!!w
デイライトだし、でもホイール違うし??って混乱を招いたレベルだった様で。


例年この駐車場である程度まとまった台数が集まってから現地へ小集団で移動。
そしたらまた次、ある程度集まったら現地へ~と送り出されていくんですが、今回は何か結構な台数がプールされてて。
現地で先に控えている面々が1台も来なくて心配してるみたいな話が入ったと聞き、その場で行ける面々は移動開始となりました。


今年も来たぜSUGOよ!
って事で今回の参加者面々の車。
例年2列でもっと横長なんですが、今回は3列6台とコンパクトになりました。
隣にマツダスピリットレーシングトレーラーinマツダ787BのVR体験コーナーが出来ててそれでーというのもあったんですが、


個人的にはこんな写真が今回は撮れたから良い良い!


ところで移動してる間、BellminaさんFFWの後ろを走っててあれ!?ってなったんですが、


ずっとGPスポーツのマフラーの印象だったんですが、エクゼのマフラーに変わってたんですね。
本人に聞いたら、去年からですよ!と。
見てるつもりだけど、そうだったんでしたっけ!?ってなっちゃったなぁ。







いつもの面々も勿論会えて嬉しいのですが、この度


BLFFWアクセラスポーツ界隈において、ついに次世代のドライバーが…


レネさんがスカイブルーのFFWアクセラをマイカーに迎えました!!

おはようございますーーーと言いながら滑らかに即車両チェックし始める自分。
ほいさんも一緒に腹下覗き込んで、これマフラーシルバー塗装し直してありますねーリアスタビリンク黒くなってるから一度はシャシブラやったんだなぁとか、FFW鑑定士の目が諸々入りましたw

で、で。


バックドアダンパーが何とまだリコール対応交換されてなかったので、レネさんがオーナーになってからマツダディーラーで交換されたのです。
ショーワ製だ!
このリコールが出た頃がBMアクセラの時期だったからか、海外製の某社ダンパーになったんです。
交換当初は悪くないんじゃないって思ったけど、ちょっとして前の方が良かった!ってなって早十何年…
当たり前だけど、今新品のダンパーが付いたバックドア開けると、しゅいーーんって開ききります。
俺のとかもう道半ばで普通に停まるんですよ。
8割くらい開くところで、シュ……って停まる事もあるんで気を付けないと頭をぶつけるからさ…
新しいの違うわーって感動。


11時近くには午前中に行われるサーキットパレードランについてのブリーフィング、集合写真撮影。


今年は出展ブースも増えてオートエクゼさんも来てまして、実はちょっと気になってた事が1つあったのでブースに赴いて伺ってきました。

BLアクセラ用のフロント調整式スタビリンクは廃盤になってしまいましたが、これのボールジョイント部単品は補修部品として出ますか?いくらでしょうか?と。
エクゼスタッフさんがその場で調べてくれまして。
・1つ¥3,850-(税込か聞くの忘れた)
・補修部品は別途送料が掛かります(ディーラー直送のやり取りでも掛かる)
との事でした。
左右上下の4つを交換したら少なくとも15,400円は掛かるという事。


他のブースもぶらぶら歩いて見て周りました。


純正のセンターキャップ収まってるじゃん。いいね。


これか!
ホイール4枚からワンオフ製作!?今そんなのあるのか。


近くには今回もベリーの出店とアクレの出店。
アクレはSPIRITバンプラバー出てたら欲しかったなー!!
謎ナットの販売とかしてました。
てか、さっきから視界に映る…


これ凄いなwww
ボンネットダクトも作ったんですかね。


網っていうかフェイクなのかな?それとも雨避けになってるとかでここだけ取れるとか?

この流れで、


202号車のマツダ787Bです!
エンジン掛かってレーシング(空吹かし)が始まると人がもうすーーんごい集まる。
やはり大人気。
個人的には独特な音のセルが回って初爆の瞬間までが一番好き。










今回は運良くシートが見られました。

MAZDASPEEDのワッペンがたまらねぇよぉ……
FC乗ってた頃にMAZDASPEEDのIMSAタイプのフルバケ欲しかったもんなぁ…
まあまあ近しい感じでよりFCマニアな純正オプションのフルバケで落ち着きましたが。

続いてレーシングカー展示。








ちゃんと撮らせていただいてますよ腹下も当然!


セブンッパネ!
片山レーシングのステッカーがいいね。


787Bとかもそうだけど、こういうレイアウトは適当に作ったら全然冷えないんだろうな。
難しそう。


今回、日本初公開って話で決定になったRX-792Pも今回、走り回っていました。
R26Bだから音は似てるけどやや低い。
音量制限の為に出力も下がっているとの話なので、排気系の抵抗が増えている故にそこらの違いがあるんだろうね。
各種制御がモーテックと現代的な改修も施されている模様。


こちらは現代車…というか、これから発売になる特別仕様の限定車ですね。
これ!


噂のロードスター。


これが純正品って事はセンターキャップも品番の設定が…


この位置のチタンマフラーは効くでしょうね。


メディアの写真で見てたのより、ずっと角度が起きてた。
小さくても結構風引っ掛ける感じなんだね。


ロードスターの隣には、一段とデンとでかい車が。


CX-60ラリーコンセプトだそうです。


羽が!エグい!!
一体型なのか、所謂フカヒレ部分までエアロパーツ化していました。


ルーフのこれは


ここに繋がっていて風を取り入れられる様になっているそうです(側にいたスタッフさんが教えてくれました)


純正ホイールも相当でかいけど、それがギチギチなくらいのサイズのブレーキ。


ロールケージ!!
組み方としては乗員保護最優先って感じでコンパクトだけど、クロスとかパラレルとかになってましたね。
リア側アーチはリアタイヤハウス前側に落ちてたかな。
なのでリアシートとかはもう丸々取り払われている状態でした。

そしてCX-60といえばアレですよね?


噂のフロントのココとw

リア。


前後車高調が組まれてましたが、これはどこのメーカーのものか分かっちゃいました。
ラベルまでは見えなかったから特注かまでは分かりませんけども。



お昼くらいにはいよいよ東北アクセラオーナーズクラブによる、パレードランです!


















パレードランは走ってるアクセラを見つつ撮影しつつでテンションの上がるひと時。


午後一番のまったりタイムの頃、いつもの面々4人で




SUGOカフェへも行きました。
野郎4人がBL5FWアクセラ1台に乗りこんで移動。
いや、いい荷重試験だ…この重量でどうバンプタッチするかも確認できてwww
でもいいですね、足セッティング担当として我ながら悪くないと思います。
が、まだまだ次2026年のタイム更新に向けての改良も既に検討していますよ!


そういえば、ナット換えてバルブキャップ換えてーってやって、モノトーンな感じになってましたね。
彼は今年、更に3秒近くもタイムを縮めてきました。
これは本当に凄い事です。
正直そろそろ煮詰まって来てもおかしくないんだけど。



赤べこ作りコーナーに行った方も結構多かったみたい。
それもそのはず?マツダのカラー、ソウルレッドを取り入れたものらしく色の深みが強いですね。



初対面のBL3FW乗りのNakaさんともお話しできました!
ゆっくり話せたのも午後になってからでしたね…
何気に裏ではちょこちょこお話ししているんですが、やはり現物交えてのお話のがいい。
いや現物前にしてもここの部分の~とかやってるから意外と変わらんか!?w



割合、対面サシでお話しするのは珍しいかもなクマさんともお話しできました。
今度の5月の茨城オフでもまたお会いできそうで嬉しいです。


1日あっという間…




イベントも残すところ最後のプログラム、オールマツダパレードランで終わるか…という夕方の頃、
「こーづきさーん!」と呼ばれて行ってみたら、ボンネットのターボ、NAの違いを知りたいという方が居ると。
その話を聞いて、すぐにピンときました。



午前中にチェックしていた、こちらのアクセラがよぎったんですねー
宇都宮右兵兵ノ督(仮名)さんのアクセラです。
実はたまたま、みんカラで数日前にちらっと拝見させていただいていて、もしかして日曜日SUGOいらっしゃる?と覚えていたのです。
お聞きしたらやはりご本人様でした。

話を伺ってみて、ああなるほどボンネットストライカーとキャッチャーの位置関係の問題か…と原因は分かったんですが、それらを流用をしてみようと思った事もなかったのでターボとNAで造りがどう違うか?まではリアルには知りませんでした。
ボンネットのそもそもの形状がバンパー周りまで違うからチリどころかデザインとして合わない、というのまでしか知らず。
違いに関しては事が事なので伏せますが結構違いました。
ていうか、そんな比較が左のターボを見て右のNAを見てって見比べが出来る環境なのがすげーんだわw

こういうことがあったんですよーってその後の駐車場で会ったほいさんに話をしたら
「なんで呼んでくれなかったんですか!!そんな楽しそうな話!!」
って言われたwww
実際やり進めている例が日本では本当にない(バンパー丸移植の段階で大体諦めるから)ので大分珍しい話ですね。
簡潔に言えば、フロント外板周り全部移植しないと合わない、という事です。
ストライカーとキャッチャーが仮に合ったとしても、NAのボンネット先端とターボのボンネット先端は形状が違います。
そのちぐはぐ部分を無視するのか?というところになりますから。


最後のオールマツダパレードラン、例年にも増して台数が…台数がエグい!!!
コースを走っていられる時間は半分程度、後は渋滞。





あまりに多すぎて我らアクセラは最後尾。
集合写真とかそういうのも出来ずでしたが、


















夕日を浴びたアクセラの撮影を楽しめたので、逆にオッケー!!!って感じでした。



楽しい1日だった。


最後は去年と同じ様な感じで食事会を数人でして、解散!


ここからが辛い…
行きはすぐ着いちゃった!って感じなのに、ながーーーく感じるんですよね、帰り道って。

うへーーってなりながら運転してて、あるところから後ろをそこそこ一定の距離で同じ様なスピードで走ってる車が1台。
車種は分からんが、何とはなしヘッドライトの印象で新しい車かな、と思ってました。
たまーーに追い越し車線出て、また戻って、ってそうしてると後ろの車も同じ様に着いて来る。
うーん?ってなってたら、一度だけその後続車が自分の前に出てきて…
って、あおヒゲさんじゃないですか!!!
さっき解散してから帰路、タイミング別々だったのに良くここでタイミング合ったなぁ!?ってマジでびっくり。
ましてや一度休憩でPA入ってたのもあったし。
えーじゃあ一緒に途中まで行きましょう!って感じでそこからは運転楽しくなったので、帰り道が今度は一気に早く感じてしまったw

自分の方が先に下道に降ります。
挨拶をして、降りる自分と走り去るあおヒゲさんのマツダ3。
ジェットブラックのマツダ3が履くゴールドディスクのホイールがマジであの時、すっげーカッコ良かったんだ…
やっぱり維持大変だけど黒ボディはカッコいいですよww
考えてもみれば、朝最初にばったり会ったのも帰る時にばったり会ったのもあおヒゲさんだわ。
縁があった今回なんでしょうね。


運営の皆様、お話して下さった方々、ありがとうございました!!
今年もとても楽しい時間が過ごせました。


また来年、いつもの楽しみなイベントとして参加できることを願い、今から楽しみにしております。
Posted at 2025/04/10 17:00:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2025年03月14日 イイね!

東北アクセラオーナーズクラブ・サーキットミーティング2025開催!!

東北アクセラオーナーズクラブ・サーキットミーティング2025開催!!今年ももう少しで!

『MAZDA FAN FESTA 2025 IN TOHOKU』

ですね!

いやまだ名前にまだ馴染みがないなwwファンフェスタ…?ってなるw
去年からマツダが入り公式化となった、東北は宮城 SUGOサーキットにて開催されるマツダ車イベントがあります!


こちらのイベントの中にて、今年も
『東北アクセラオーナーズクラブ・サーキットミーティング2025』
が行われる運びとなっております。

今年2025年のミーティング開催については主催者様のみんカラ記事より(本ブログ トラックバック先も同様になっております)
これまでの自分の参加した際のレポブログはこちら↓






2022年










2023年










2024年



自分の1日の流れをざっくり言うとー
朝、指定の場所で受付して、それから会場入りして、駄弁って、皆のアクセラの写真とか撮って、マツダの展示見て、
時間になったらパレードランの説明、その後パレードラン、全体撮影はこの辺で一度あって。
誰かと飯食って、駄弁って、グッズ買ったり展示見て周ったりして、
オールマツダパレードランがある時はそこでパレードランまたしてホームストレートで撮影して、駐車場で停まらずにそのままの流れで解散~です。

なんだろうな、クソでかい規模のオフ会って感じw
見るものもいっぱいあるけどどこかのんびりできて楽しいんで、毎年ここのイベントは恒例になってて楽しみにしてます。

しかも今年はアクセラはアクセラでも、BLFFWアクセラが一番多いとかっていう異常事態まで起きてるらしいんで、
むしろBLFFWな方々も参加してみたらどうでしょう!?と思ってますよ。
実際はマツダのイベントにアクセラのオフ会がくっついてる形なので、ご家族でも楽しめると思います。
マツダ787B走るみたいだし体験コンテンツも色々あるんでチェックしてみては。


東北アクセラオーナーズクラブ・サーキットミーティング2025(公式サイト)

募集期限は、
2025年3月16日(日) 23:59 期限厳守
となっております!

参加申し込みについては東北アクセラオーナーズクラブ公式サイト始め、
上記文章の主催者様の記事リンク、また本ブログのトラックバック先から!




普段こういう告知宣伝やらないのに急にどうしたってそりゃ…


奇跡的にBLFFWが一番多いアクセラ系のオフ会(しかしいつもの面々の予感)


に、なりそうだから意識してるに決まってるじゃないですか!!



今の時代にそんな事って、ある…?マジで。




この記事は、【募集中】東北アクセラオーナーズクラブ・サーキットミーティング2025について書いています。
Posted at 2025/03/14 20:39:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2025年03月09日 イイね!

BLEFW、車高調交換(条件付き)

BLEFW、車高調交換(条件付き)今回の作業は、BLEFWアクセラです。
何度かいらっしゃっているアルメタ色のアクセラですね!

日付だけはちょっと前から決まってたんですが、日付が近づくにつれて怪しくなる天候…
何分、遠方からの来訪なのでホテルをとっていたそうなんですが悪天候になりそうで一度はキャンセル。
前日判断となったんですが、向かいますと作業前日に決断されて作業決行となりました。


今回は車高調、入れ換えます!!!
久々…かな?のセッティング変更ではなくて車高調自体の変更ですよ。
やっぱりワクワクするものですねーw


物はナイトスポーツ スーパースポーツ・セッティング・ダンパーです。
スポーツセッティングダンパーはナイトスポーツのサスキットとして昔からあるシリーズ。

過去この車高調の装着車(BL3FWマツダスピードアクセラ)で1G締めを二度やった事がありましたが、オーナーさんが自分でセッティング出来るタイプの方なので車高調自体はノータッチでした。
今回、改めて対面して…


修理
(全てのダンパーが固着に近いレベルで錆が物凄い。ブラケットもシートもまともに回らないので全て修正)




交換…
(バンプラバーが朽ちてます。ダストブーツ切れてます)


修理!
(リアダンパーロッドトップ部ネジの打痕。どうやってここを変形させるの?謎)








修理!!
(車高調外した状態でレンチ掛けるとここはこうなるんだよっていうダメな例です)




交換!!
(バンプラバーとダストブーツを交換する為に分解します。バンプラバーがきつい時はグリス塗布すると良い)


専用リアバネとアジャスター
アジャスターのロックシートは固着していませんでしたが、スプリングシートの方がダメです。
固定も出来ないので成す術無し。
ていうか状態が全体的に難アリ過ぎる。


専用バネ
塗装がまぁ、ボロボロになってしまうのはリアだとまあまあ見かけるんですが、これを装着するにしても純正のリアバネのメンバー側に装着する純正ラバーインシュレータが別途必要です。
この状態の物に部品代追い金やら固着をどうこう頑張るのはちょっと見合わない(全部作業するの自分ですし)ので、


リアバネは今現在のラルグスのものをそのまま持ち越します。
幸い?ロックシート類はナイトスポーツの物と色も形状も近似しているのでマッチングは最高ですw


しかしまぁ今回は、これいいんじゃないですか!?とこちらからけしかけて(笑)購入に繋がった物なのである程度は覚悟の上ですが、こういう状態が中古車高調の現実です。
勿論中古全部がこうではありませんが、そもそもで中古は持ち主が必要じゃなくなったから売られているんです。
必要なくなったコンディションの物であるという事が大前提にある。

新品は高いし、中古でいいかな…とか思う車高調初心者程、新品にしてほしい。
中古は自分で何とか出来る人が買うものです。
これらの加工修正費、また新品の補修部品はハッキリ高額になります。
加工修正修理だけで今回ざっと半日の時間が掛かってました。
大変でしたが手間を掛けた分ちゃんとシート類は大体サラサラ回る様になりましたし、これで大丈夫!と使用できる状態に持って行く事が出来る様になりました。
でも、そこまで手間と技術が必要なわけです。
4万5万とかの微妙な値段で中古を買って、分からないからプロに持ち込んで見て貰ったら部品の欠品がありそれをメーカー取り寄せしてもらい、他にも変形修理等かさんで新品組むより高い工賃、部品代を払い、付いたとして中古故にそこからどれだけの寿命があるのか、そもそもまともな性能が出てるか分からないものが欲しいですか?って話。

今回はいいんです、こちらで見てた物件ですから。
この車高調のデータが欲しかったのでやってみたかったのもあるのでww
普段ならお断りです。
お互いがちゃんとwin-winに楽しく出来る内容じゃないとですから。
やってもらえる側はいいかもしれないけど、こちらは何のメリットがあります??ってのじゃ趣味活動になりませんので。


さて、結構な時間新しく装着しようとしている車高調と戯れる時間が長くなってしまいました。
この日は9時半くらいから作業スタートしていて、4本仕上がったのが何と15時w
天気は既に怪しくなっており、ここから組み換え作業をするか。
いや止めて明日にするか?色々よぎりましたが、リアなら早いから先にリアだけでもまずやってしまいます!と作業スタート。

この中古ナイト車高調を買ってからの話で、リアのアジャスター固着とかの難儀な状態の話だけは先に聞いていたのでもしダメそうであれば逆に、今のラルグス車高調に組んでいるラルグスRSのバネと、リアのラルグス吊るしバネ、これをそのまま持ち越して、バネ以外を全部入れ替えてみるのはどうでしょう?と持ちかけました。
一般に車高調キットですから全てを入れ替えますが、リアバネ周りが逆に使えないならいっそバネもバネプリロードもそのまま持ち越して純粋にダンパーの違いを楽しめる様にした方が旨味倍増では?というアイディアです。
この案にOKもらえてましたので、今回はリアバネ周りは完全にそのまま。
つまりリアダンパーのフルタップ機構でリアバネのプリロード値を同じに振ります。

手間掛けて使える様にしたナイトのリアダンパーを組んでいきます。


これ写真で伝わるかな…
面白い事に、単穴と長穴になってたんです。
大体のリアダンパーが両穴ちょっと長穴みたいな感じなのにわざわざ分けてる。
へー!ってなったし何か意味があるのかなって考えて、意味をもたせるなら…リアアームは前側を軸にスイングするから良く動いてるのは後ろ。
後ろ側に単穴向けるか!とセット。
合ってるかは何とも言えませんけどせっかくなのでw
左右共ちゃんと揃えます。

リアダンパーをセットして、アイブッシュにボルトを通して1G締め。
アイブッシュはトレーリングリンクと共に捻じれが掛かる部分です。
自分はここも含めの一括1G締めを行いますが、このアクセラは既に過去やってありますので脱着したここだけの作業。

ダンパー長をセットする時に改めて噛み締めたんですが…


このブラケットの長さのありがたさったら!!!(写真の銀色の横棒は車高調レンチ)
リアメンバーよりも高いところ、この広々としたスペースでレンチを振れる喜びよ…
普通のアクセラ乗りの数倍、色んな車高調触っていますがどれも位置が低いんです。


これ、この短さ(写真下のダンパーが今回取り外した方)
でもこれが一般的なんです何故か。
メンバーの下、リアバネの隣で、リアキャリパー裏の狭いスペースで調整させようって何で???
どこの車高調でも何も利点が理解できませんが、ナイトの車高調はこのタッパのあるブラケットのおかげで本当に締めやすい。
プリロード調整ガチ勢なのでマジでこれはありがたいです。
ちなみに、アクセラのリアバネプリロード調整については過去ブログで触れています。
凄く走行フィーリングが変わるので是非興味持って試行錯誤やってみてほしい。


リア左右出来上がり!
設定自体はもう以前の設定をそのまま持ち越しなので、単純に微調整を繰り返して同じ様にするだけ。



次はフロントですが、以前買って装着していたラルグスRSスプリング10k/180mmを移植して使いますので、今現在付いている車高調をまず分解してバネを取り外しする必要があります。
仮で、ウチで持ってる10kのバネにしてそれで組むのなら分解作業が入らないのでその分早くできますけどどうしますか?とは提案したものの、でも最終的にまた同じ様に分解して組み直すとなると……バラすかぁー

って事で車両から取外しする前に全部シート類のロックを解いてから取外し。
車高調単体にしてから床に置いて緩めるのは余計に力が必要ですし、このブログで前述しましたがブラケット類を曲げる原因になりますから止めましょう。
無駄と無理が増える作業です。
装着状態でロックシートは全て緩めて、必要なら注油してちゃんと回せる状態にしてから車両から取外し。
外してからが断然楽です。


しかし始めてちょっとして、ずっと怪しい天気だった空からみぞれに近い雨が降り出します。
あああ。
暗いとかならまだしも、天候には抗えません。
それでもフロントの片方は既に着手状態になってしまったので進めます。
傘を差してもらいながら何とか装着までこぎつけるも、もう工具類もびしょびしょ。
ダメだータイムアップ!!

車高調のセッティング自体は車高そのものを今までと同じに設定したのでとりあえず走る事は出来ますから、これで今日は中断。
明日の午前中また天気を見て作業再開しましょう!という中断。
夜間作業でも平気だけど、天候だけはどうにもなりません…



翌日!!晴天!!!
良かったー…って事でまたもご足労願う形にはなってしまいましたが無事再開。
腰据えてきっちり仕上げていきましょう。
って、実質フロント片方で装着自体は終わりなので苦労はありませんがw
夜中の慌ててる時の作業はミスが怖いですから、再確認もしていきます。
という事で、


完成!!


くちゃっと潰されてしまっていたブラケットも


無事ブレーキホースを正規の取付が可能に。


ナイトの車高調は他社のと違ってスタビリンクステーが斜めに突き出てるユニークな形状。
この辺は昔、ちょっと探った事があったんですが、


スタビリンク背面スペースが広くなるんです。
位置関係の都合で良い感じに逃げるのでこれにピロアッパーを組み合わせると…というやつ。
分かる人にしか分からないネタw

反対側フロントも


ブレーキホースブラケットが無事使える様になりました。

ナイトのアッパーマウントはスタッドボルトがとても長いのでタワーバーの装着も


安心の長さですね。
タナベのタワーバーのレッドアルマイトと、ナイトのアッパーのチラ見するレッドアルマイトが同系色で良い感じ。



今回は車高調交換作業でしたが、セッティング作業は実質、減衰力調整だけです。
これが条件の“縛り”なので。
あくまでバネのセット値は前回の車高調の時と同じにして乗り比べてどうなのか?こそに意義があります。

分解した時とか初見のダンパーの時に手押しでダンパーを押してどう動く感じかを見て、それで一先ずの減衰段数を決めます。
そこから実走でバランスを整えていくんですが、初回から割と好印象。
ていうか、これ明らかに良くなったなぁ!?って感じ。

ぶっちゃけて言えば、前の車高調と今回の車高調では販売価格帯が違います。
故にというか、ダンパーのサイズもそもそもワンサイズ太かったりでした。
そうするとそれなりに減衰力の立ち上がり方も違いは体感できるものですね。
何せ前後共バネは前からそのまま持ち越し、設定まで同じなので純粋にこうしてダンパーの違いを噛み締められましたw
これの為にここまで仕上げたんだー良かった良かった。
走って走って、最終的に最初に設定した減衰力段数+1で前後共決まりました。
いいぞ、これは!!!



勿論オーナーさんドライブもしてもらいましたが、大分喜んでもらえたし違いをかなり実感できた様なので何よりです。
でも、マジで作業がコツコツコツコツが多かったので大変でしたね。
もうーー苦労が報われるまで、走って感じた感想はたくさんいただきたいものですww


今回、天候には参りましたがまた楽しい経験が出来た一件でした。
しかしこれはまだ、5月に続きます。
今回はあくまでダンパーを楽しむ為の同じセッティング。
このダンパーに絞り込んだセッティングを次回は施していく予定です。

次、他のアクセラの作業予定が4月に2件続き、5月にこの続きですね。
今年もまだまだやっていきます!
Posted at 2025/03/10 00:11:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 人様のBLアクセラいじり | クルマ

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「第13回、北関東セブンデー御礼 http://cvw.jp/b/725832/48567280/
何シテル?   07/27 19:33
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