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2025年01月26日 イイね!

BL3FWマツダスピードアクセラのフロントロアアーム交換、トー調整

BL3FWマツダスピードアクセラのフロントロアアーム交換、トー調整今回は先週の作業の続きになります。


サーキット走行時フロント右がヒットによりキャスター角が寝てしまったBL3FWマツダスピードアクセラ。
今回は見立てたフロント右ロアアームの交換。
トー角のアナログ方法での確認、必要に応じて調整です。

前回は車高調を外し、車高調を分解して各部品のガタや曲がりの確認を行いました。
車高調自体は問題なしでしたが、そうするとやはり次に点検すべきはロアアーム…という事で中古品を手配してもらったので、


フロント右ロアアームを取り外しました。

ナックルのボールジョイント勘合はきっつい印象があったので各種工具持参と覚悟も持参していったのですが…
一応最初はプラハンでポンポン叩いて…みたらマジであまりにあっけなく抜けた。
えっ!!??逆に、えっ!?ってなりましたが中古良品との比較をしてみたら





ああー


あああああーー

後ろ側のブッシュが強烈にスイングしてブッシュをぶち抜いた様で後ろ側ブッシュが壊れています(反対のフロント左側ブッシュは綺麗なままだった)
前側ブッシュの部分も曲がり、ボールジョイント部も前方へ歪み曲がっているしここのボールジョイントももう縦ガタ出てるし中立も出ないし、要するに完璧に終わってましたw



フロントロアアーム取り付け部、前側


フロントロアアーム取り付け部、後ろ側

中古良品の取付部を綺麗にしてから装着して入った物の前側ボルトが通ってもその先、ネジ部に入る具合がちょっと悪かった…
後側ボルトはがたがたのゆるゆるでも、何か通してる位置でだと上手い事前側ボルトが通らないので一旦後ろ側ボルトを抜いて、もっと自由に動く様にしたら前側ボルトがネジ部までちゃんと貫通していきました。



MSのフロントスタビのブラケットはナットが一緒にくっついてるんですね。
楽でいいなぁ…
NAはこういう


スタビブッシュブラケットの上に、ツバ付きの専用のナットが別に乗る形なんで、これを手で押さえてボルトに通してやる様にするんですよ。
別に苦でもないけどもMSのブラケットセットの方が楽ではあった。


交換後はもう車高調の立ち位置も良さそうだし見事なまでに外したロアアーム現物がダメダメだったので、これじゃあれだけ寝ますよねー!はははーーーみたいになってて、もうこれで8割は元に戻っただろうよって空気感でした。


んんん……戻りきらなかった。


これが作業前の状態。

測定してみると、反対側のこの状態に対して同じサイドステップ真上からタイヤの規定の距離を測定したら、ジャスト10mm差が出てました。
とはいえ交換前よりかは概ね10mm戻ってるんです。
でも、まだ他の部分で10mmのズレが残ってもいる。
やはり影響として考えられるのはロアアーム取り付けの時に感じた違和感の通り、


メンバーの前側、ここの歪みでしょう。
そもそもでロアアーム前側ブッシュのところも変形があったからここの形状そのままで捻りが入ってる状態の可能性が高い。
だからロアアーム自体は正常な形状に戻っても、ブッシュのところで捻られてしまってキャスターが出てしまう。
10mm分となるとナックルもどうか分からないけど.…

後は可能性としては低いけど、フロントメンバー固定のボルト4ヵ所を一度緩めて締め直すとか。
メンバーのボルトの所は結構な隙間があるんです。
メンバーカラーなんて部品があるくらいでこれの取付も複数回やってますから、隙間具合は知ってます。
だから衝撃で数mm寄ってしまう可能性はある。
ただ、だとしてそれなら単純に反対側ももうちょっとホイールセンターがズレるよなーとも思えば歪みの方が可能性高いし…
と言うことでともかくトー測定してみました。

原始的にメジャーでタイヤの前後の距離を測定です!w
メジャーの先をタイヤに食わせる為のスチールの空き缶も当時のまんま(缶底見たら2008年だった。確かにその頃だろうよ)工具箱に入れていたのを持ってきました。

測定結果、
前側1561mm
後側1565mm
左側を正として考えた時、右側がトーイン4mmという事になる…
整備書によるとタイロッド1回転で6mmの変化との事だったので、


回します。

この時タイロッドの回転につられてブーツ側も一緒に捻ってしまいますので、原則クランプは外しましょう。


これの調整後の結果が
前側1557mm(1561-1557=4mm)
後側1560mm(1565-1560=5mm)
という変化。
これだとまだ右側がトーアウトへは行ってないですね…もう半回転行くか。


目印に貼ったマスキングテープが地面側、もう半回転回した状態にしました。

調整後の結果が
前側1559mm(1559-1557=2mm)
後側1557mm(1557-1560=3mm)
よし、これでフロント右がトーアウト2mmになりましたね!

もう止む無しの策ですが右だけトーアウトにして流れ対策にしました。
フロント右がキャスターが寝てる(前足が左より右の方が出てる状態)なので、左流れが出てしまうわけです…
打ち消す為にーですね。
しょうがない。
交換調整後に試走してもらいましたが、街中では全然普通に走るという事でした。
ただ恐らくはサーキットスピードになると特にブレーキングの時は左流れが強く出る可能性が高いでしょう…


今すぐできるという範囲に留まりましたが今回の作業はここまで。
しかし、メジャー測定でのトー調整だとかFC現役の頃ぶりの作業で、走り回ってたあの頃を思い出して懐かしい気分になりました。
まさか今になってアクセラでも経験することになろうとは思っていませんでしたがw
あの頃があるから今がある、ってやつですね…

今年はそんなないだろうと思ってましたが、何か次へ次へとBLアクセラの作業セッティングの話が入ってますので今年も楽しくなりそうです!
Posted at 2025/01/26 20:14:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人様のBLアクセラいじり | クルマ
2025年01月18日 イイね!

変形箇所探しとフロントキャンバー増し

変形箇所探しとフロントキャンバー増し今週も作業でした!
毎度お馴染みになったBLマツダスピードアクセラです。

第1回フロント

第2回リア

第2回フロント

第3回


今回は第4回というか…うーん


お分かりいただけただろうか……

ホイールベース長くなったと言うか、キャスターが変に寝てしまっています。
先日の筑波サーキット走行にて、不意にリアが流れてスピン、コースアウトした時の縁石ヒットの影響でこうなったとの事。

これは…ロアアーム曲がったか、メンバーのロアアーム取り付け部の変形か。
ロアアームを固定してる前ボルトと、後ろボルト2本を緩めて具合を見るも前後共ボルトはするすると動いて問題のある感じはなさそう。
ここが曲げストレス掛かってないって事はロアアーム本体が一番怪しい…
ただ、車上で腹下から見てても分からないですね。
可能性はかなり低いけど、一旦ボルト緩めた状態にしてからジャッキで上げ下げしてみて…いい感じに戻ってこないかもやったけどまぁダメ。

車高調のピロアッパーガタとかロッド曲がりも出てないか気になるし、車高調外してロアアーム、ナックルも見て行きますかーって事で取り外して見て行きます。


車高調側は大丈夫そうでした。
…一見。

前は確実になかった、って点でベアリングシートの蓋板が何と割れていて、蓋板が4分割になってしまっていた…
ベアリングシート外ケースの内側にも1枚蓋板が入る構造なので、そっちと入れ替えてやり過ごすことにします。
洗浄とグリスアップをやってもらいながら、車高調を分解清掃して…ふと思い立ちました。
キャンバー、もっと付けます?
今ならリンクも前にやった時と違うんでもうちょいだけいけると思うんで。
って事でネガキャン増しもやりました。
ついでw
ただ掃除して確認するだけも何ですからね。

ストラット式に付く一般的なピロアッパーマウントなので、お決まりの感じでピロケースを緩めてスライドさせてキャップボルトで締め付け固定するタイプ。
今回は調整範囲としてはマックス寄り。



組み終わって気づいたんですが、ベアリングケースが変形してる。
この辺は消耗品だからしょうがないけど、着実にあっちこっちの痛みが出てきてはいるね‥


フロントキャンバーは、アッパーマウント側でこんな感じに。







そう、元々あった減衰調整ダイヤルは取りましたw
単純外径がでかくてそこがストラットタワーの板に干渉する(キャンバーつける為に寝かしてる量が多いから)ので。
減衰力は六角レンチの3mm挿せば回せるので、レンチで調整する仕様にすればここまで寄せられます(ロッド内に異物が入らない様にした方がいいかな)
ピロアッパーなのでピロを軸にピストンロッド先端もぐりぐりここで動くのでスペースがないとボディパネルに当たって痛めてしまいます。
他社の車高調じゃダイヤル構造の都合でそうはいかない事もありますが、この車高調はこれが出来ますので今回はこれで!


左側の車高調は目立ったトラブルはありませんでしたが、右同様にベアリングシートの中への砂利噛み込みが酷かったのでこちらも清掃とグリスアップをしてもらいました。


ロアアームを上げてスタビリンク背面とボディパネルの距離感を確かめます。
純正ではないこのリンクとちょっと頭を使った組み方をしてギリギリな避け具合ですね。
普通に~だと、アッパーマウントで調整自体は出来ますが各部干渉してしまうのでまともには使えません。
対策を重ねてやっとどうにかこのレベルにキャンバーが寝かせられます。
メーカー側もこれの為には『ボディ加工要』と書いてるのでこんなところですね…


作業後のキャンバーの具合。


明らか寝てますねぇ!
今回筑波サーキットで履いたサーキット用のタイヤの減り方も見ましたが、今回の調整でより良い範囲を使える様になる予感です。



今回のコースアウトでやってしまったホイール…
無残な姿にはなってしまいましたが、次の走行会まであと1ヵ月なのでまだまだ慌ただしく次への準備をしていきます。
まずはロアアームの手配。
そしてそれを交換してみてどうか…

20mmは右がキャスターついちゃってる様な状態なんですが、足はストラットなので車高調、ナックル、ロアアーム、メンバー、スタビリンク、スタビ…
この辺が引っ張りに関係している部分。

今回は車高調、ナックル、メンバー、スタビリンク、スタビは目視だったり緩めてみて動作に引っ掛かりがないかを見ましたが問題は感じられず。
ロアアームで解決してくれ~!
また次回に続く。
Posted at 2025/01/18 19:35:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人様のBLアクセラいじり | クルマ
2025年01月15日 イイね!

BL5FW、メンテナンス

BL5FW、メンテナンス新年1回目の作業オフ!

何気に久々になりますBL5FWアクセラさんの来訪。
前回いつだっけ?ってブログ遡ってみたら前回のあの作業って6月!?
もうあれから半年経っていたそうで…時の過ぎる早さに恐怖を覚えます。


毎年恒例ではありますが、今年もSUGOで行われるであろうMFCT(今年は何か色々変化が大きいみたいで開催コースが激減とか…)ターゲットで足周りのチェックをメインにやっていきます。
と言っても今年はもはや初めて?のレベルでメンテナンス程度。
毎回走行前に仕様変更が大きく入って、これはどう?これはどう?の繰り返しでしたがやっと去年仕様が決まった感じ。
なので今回は足周りの清掃と、固着していないかラスペネ掛けて動かしてーをしながら設定値の確認をしていきます。
ゴムブーツ類も破れがないかのチェックも同時に。


蹴脚IIベースに社外ベアリングアッパーシートへ入れ替え。
スプリングシート、ロックシートも社外へ変更。
ゴムシートを別マウントさせる必要のある標準シートから一般的な樹脂シートへ。
上がベアリング構造、下はステンレスシートを挟み込み樹脂シートとスライドさせる構造。
標準との違いはメンテが必要なオープンベアリングを上下挟み込んでスペースをとってしまう(メンテ性良いのは長所だが)のでアッパーマウント側にベアリング内蔵させたものにして、下はベアリングレス、その分樹脂シートとステンレスシートで回させて省スペース化。
ただ、どうしてもそれなりに砂を噛んでしまうとバネ鳴りがしてしまうのはあります。
噛んだ砂が砕けたりするとまた直って~の繰り返し。
そこらはある程度致し方ないところ…
バネを回した時に一切音がしなくなるまで清掃します。

しかし、それよりも今回ぎょっとしたのはここのブラケットの縁…


ロックシートを緩める時にそこの縁線で囲った部分が一緒に回っている様に見えて。
…えっ錯覚??ってなったんだけど、締め直してみたらやっぱり一緒に動いてる。
そこ…そこって溶接とか何もなかった気がするけど…ていうか確かにそこがどういう構造でくっついてるか知らなかったけど、回る事あるの!?
聞けば、左側は結構きつく締めましたと。
だとしてもここってそんな分離して回っちゃう様な構造だったとは思わなかった。

とりあえずはダンパーとブラケットの固着もなし。
清掃してラスペネ流し込んで元通り締めて、そこのリング部分が動いちゃったってのはあったけど固定はしっかり元通り出来ました。
でも動くって事は負荷が掛かるとゴキゴキ系の異音はするかもしれない。

これ、ブリッツもラルグスもオーデュラも全て、表面処理が違うだけで同じブラケットですから!
左側緩むんだよねーってよく言うBLMS勢(NAは比較的MS程ではない)もここのロックシートをオーバートルクで締めるのは注意した方が良いと思います!



右側の車高調は左側と違って、そこが回ってぎょっとすることはありませんでしたw
ブーツ類も全て問題なし。
ていうか、ゴム系が問題ないのも凄いんですけどね。
19万キロ到達しててブーツ切れてないんですよ。
ドラシャもロアアームもタイロッドエンドも。
自分みたいにラバープロテクタントで保護してたりーならともかく何もやってないので。
エンジンからの熱量が小さいってのはやはりゴムにとっても良い様です。


リアもフロント同様に設定値の確認と緩みがないか、清掃と防錆処置をしていきます…が、


リアバネアジャスター(左)のボルト緩み、ブレーキキャリパーブリーダーからのフルード零れ(右)が見つかりました。
写真は清掃後です。

異音してなくとも緩んでるケースありますからね。
工具掛けてみましょう。数秒ですから。

んでブレーキフルードの零れは前回のサーキット現地で大急ぎでやった時の処置が悪かったみたいで、キャップごと残ってたフルードが吹っ飛ばしたのかどうか分かりませんが、まずフルード汚れしてる部分を清掃してブリーダープラグの増し締め(緩くなかった)
エアを吹きこんでオーバートルクで漏れだしてるわけではないのかの確認(漏れなし)
って事で、キャップがなくなってしまっていたのでアストロプロダクツにたまに汎用ゴムキャップ売ってるし行きますかーって事でこの後行く事に。


一通り足周りのチェックが終わったら、1年程前に交換したプラグのチェックをします。
外してみたらやっぱもう終わりだーってなってたらしょうもないので同じプラグの新品を準備してもらっています。
こういう時に泣く泣く元に戻すっての程無駄な事はありませんから。


外したプラグ。
元々このBL5FWアクセラってプラグ適合ラインナップがメーカー推奨だと純正同様の熱価5番のプラグしかないんですよ。
でもこのBL5FWはサーキットで全開で走るケースの方が目立つので、メーカーカタログからサイズ参考にして探し出して使っているメーカー未確認のプラグを使用しています。
(推奨はしてないから品番等は明言はしません)


良い塩梅です!
ぼそぼそしたカーボンなんか一切ないよ。
前回オーナーさんがプラグ交換作業をやった際にIGコイルも新品にしているので尚更かな。
ウチに来るまでの低ペース移動しててこれなので全開走行時は良い具合に白いでしょう。
前使ってたプラグより絶対合ってる。
で、これが2万キロ交換推奨になっている物なんですが既に使用2万キロ超えているとの事で今回は摩耗…プラグギャップ測定してみる事に。


4本測定して、1.15~1.18mmくらい(新品1.10mm)の間ってところ。
メーカーが2万キロで交換って言ってるのは美味しいところを過ぎるのがそれくらいの頃という事なのかな。
2万キロこそ超えてるけど今すぐ交換を!という程ではないと判断。
新品も持ってるしね。
今回はエアブロー、装着位置ローテーションだけして再装着しました。

プラグギャップゲージあると、雰囲気判断じゃなくて数値化出来るからいいですね!
これはアストロで売られているものですが、似た様なものは各社から出ています。
自分のは見た目綺麗にしたくてピカールで磨き込んで、0.8mmと1.1mmに墨入れしてますw



作業後、久々に運転させてもらいましたが、何か速いんだけど!?
足の動きも良いしもうこれやる事ないね!これで走り込んで!って感じではあったんですが…
唯一残念過ぎるのがブレーキタッチ。
酷いくらいにエア噛んでてぜんっぜんブレーキが効かない。
手伝うから次フルードのエア抜きというかフルード交換のレベルでやりましょうね!
停まらないって分かってたらこんなん突っ込んで走れないわ…
完全に調子良くなれば、前年度比SUGOも0.8秒短縮も…?w

その後アストロにも行って、


無事汎用ブレーキブリーダーキャップを買ってきて、被せられました。
今回は出来上がっている物の整えくらいで済んだ1日で、のんびりペースで良かったなー


さて、今年も始まって早々ですが来週末も作業オフです!
その後も今年はまだありそうなので…何だかんだで今年も例年並なのかもしれませんね。
日々勉強!!
精進します。
Posted at 2025/01/15 10:53:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人様のBLアクセラいじり | クルマ
2025年01月13日 イイね!

NDERE型ロードスターRFの長時間試乗

NDERE型ロードスターRFの長時間試乗あけましておめでとうございます。
本年も、ブログ白のある日常、こーづき共々、よろしくお願いいたします!!!(おっっっそ)

えー新年明けてからアクセラのシートポジション下げやったり片付けやったりーでしたがその他に


実はロードスターRF現行型NDEREをお借りする機会があり長時間試乗させていただきましたので、年明け1発目のブログは久々の新車試乗レポです!


ホイールが前のモデルより個人的には好みになりました!
それでもあんまり切削は好きじゃないんですが…まじまじ見てて個人的にマルだったのは、


こうなる事でナットソケットでの削れ傷がやっと目立たなくなりますかね?
マジでマツダ純正ホイールナット21HEXはソケットの方に対策打ってないとガリガリにソケット傷が付きます。
あれが大っ嫌いなので自分はツバつきナットに換えてしまいますがこれならまぁ…
いやでも自分が所有するなら即ホイールナット交換しますねそれでも。


ロードスターRFの見た目で一番好きなところ。
正直オープンカーってカテゴリーに興味があるわけではないので、こういう形のクーペが欲しいと思ってしまう…
開ける事もできます、って考え方でもいいとは思うけどそのギミックこそが最大のウリでそこにお金が掛かってるのに?って自分でモヤる部分。



お借りしたグレードはVS。
レザー…見た目はいいんだけどーってどうしても身構えてしまいましたがそんなにシートは硬くありませんでした。
でも、クロスの生地が伸びる感覚の方がやっぱ好きかな…
レザーは比較したら滑るし静電気凄いし。
ただこれ、シートヒーター付いてるから寒空のオープン走行でも寒いっちゃ寒いけど無理ではなかった。
オープン故に雨風もあるしレザーの方が?と思うかどうかのところも。
一長一短かな。

NDロドは壊滅的に収納がないというのは分かっていましたが、実際に自分が乗るとしてどこに何を?みたいなのも見ながらやってみました。


運転席座って左後ろをみるとコンソールの蓋があって


開けて物を入れて見ると、財布しか入れられないww
スマホはシフトパネル前方に置いて、これでもう終わりですねw
助手席に人が乗ってたら他の荷物はトランク行き。
すっげぇ割り切り設計。


グローブボックスもありませんから。


助手席側から。
座ってみると別に狭い、足が辛いという事も1時間クラスの走行ならそうでもなかったな(助手席座りも小1時間くらいしてた)


この目立つ、何か外れてる様なやつは何?って調べてみたら、センターコンソール後ろ側にある純正ドリンクホルダーを移設できるんですね。


助手席フロア。
思ってたより平らだった。
BLアクセラの方が左側がフロア斜めになって狭い部分があるから足疲れると思う。
NDロドの方がマシかも。


運転席側へ移って足元。
ペダルを見ての通り、このロードスターRFはATです!
今回ATを乗ってみたいんですという話から準備していただいてATなんですが、個人的にはMTより楽でした。
というのも自分は足がでかい=靴もでかいなので、NDロドを過去数度MT試乗する度に左足が狭くてぶつかって、クラッチ操作が煩わしく感じてしまったんですよ。
運転自体は楽しいんだけど、靴小振りにするとか考えないとならない具合で…
でもATは当たり前ながらそもそもそれがなくて足置きっぱでいい。
ちょっとなーって思ってた部分がないので楽。
運転する楽しさは勿論MTですが、自分のアクセラだってATでマニュアルモードで走り回る事もあるからAT嫌だ!とは別にならないなって感じたところ。
ただ、BLFFWアクセラで初になったスカイアクティブドライブATと、このNDロードスターRFのAT、比較するとすんごい癖が違ってて。

1.シフトダウンアップが明らかにアクセラより遅い
これはMT的なシフト操作のラグと同じフィーリングの再現?
遅いです、全然遅い。
ハッキリシフトチェンジがもたつく。
それともこの辺はスポーツモードにすれば違った?
全然そこは試さなかったな…

2.エンブレめっちゃ効く
これもMTに合わせたやつ?
軽量フライホイール入れてるやつ…をちょっと大げさにした様な減速感がある。
個人的には過剰演出に感じる。
踏めば加速するけどアクセルオフで多少なりころが…らない。
後から引っ張られるみたいな…何かオンオフ感が激しくて違和感。
慣れですかねーこの辺は…


慣れといえばシフトノブ。
他のマツダ車みたいに背中側にスイッチがあるのではなく球体ノブの上を押す感じ。
これがちょっと、苦手…
自分は昔から上から側面に触れて倒すノブ操作をするので(球体ノブばっかり使ってる)中指でもうちょっと押しやすいといいんだけど結構押さないとならないのが合わなくて、止む無しシフト操作する時は持ち替えて親指で押す感じにしてました。
慣れ、ですかね…


ステア周り。
BLアクセラみたいなステアに合わせれば足がきつい、足に合わせればステアが遠いみたいな××なポジションにはなりませんでした。
シートに座った状態でちゃんと手首がハンドル12時の位置に乗せられる!
調整したら俄然運転しやすくなった。素晴らしい。

ただこれもその人の体型差で恩恵が違うみたいで、小柄な人だとステア最下段+最も伸ばした状態で手は合う。
だけど、シートを合わせていくとコラム下へ膝が当たる。
コラムを微調整で上げれば自分の目線上にステアが…ってちょっと難儀な感じにもなってましたね。
後はオルガンペダルだからこそ、ヒールがある靴だとそもそも足の動き軸が高くなるから操作が難儀する。
ああーそうなのか…ってなった部分。


次は収納です。


運転席シートを倒すとこんな感じ。
ETCはフラップカバーを上に開けると出てきます。
簡単な雨対策がされているという感じですかね。
小物入れがあってそこの蓋が


丸ごとぽろっと外れるタイプだったw
でも毎回ここを開け閉めするのにシートをバタンと倒す必要があるので面倒…


運転席シート後ろは一応スペースはありますが、シート全倒しに近いポジションだと隙間はないと思っていいでしょう。
何か置けるスペースという程でもないかな…


助手席側だとこんな感じ。
もう何もないw
運転席側みたいな小物入れすらない、ただの壁です。


トランクルーム。
純正オプションでこのフロアのくぼみに合わせたケースとマットがあり、それでフラットにすることが出来るという。
車のサイズ感がサイズ感なので、日常の買い物から1泊2日の旅行の荷物くらいはカバーできますが、長さのあるものはトランクが貫通してるわけでもないので無理でしょう。
この辺は色んな割り切りが求められる部分です。
トランクはダンパーがセットされていて軽い動作で開き、締める時はバスン!と閉まります。
トランクの内張りはなく鉄板剥き出しで、ハッチバック等にあるようなパネルがあって取っ手部分があってーではないので、トランク上面に触れて閉める感じ。
トランクを開ける際はリアナンバープレート右上にボタンがあり、それを押すとトランクのロックが解除される仕組み。
ああ、そういえば給油口も鍵が解錠された状態でフューエルリッドの端を押すとポップアップするやつでした。



いよいよエンジン、走ってみてどうだったかーです。
物凄く期待してたんですよ!!
ATで、PE-VPR RS…自分のアクセラと比較したい!!!ってすっごい思ってて。
ETC使って高速走っていいですよって許可も貰ってたので自分のカード使って、早速試運転に行きました。

最近は2Lの幌ロードスター等の話題もありますが、そんなにロードスターに2Lの組み合わせはパワフルなのか!?と思ってました。
実際、スペック的にはロードスターRFは184ps/20.9kgf・m/1130kgですからそれなり期待してたんですが…
フルノーマルの割には速い…かな?という程度でした。
うおおおおこれがPE-VPR RSエンジンかあああ!!とは微塵もならなかったww
ATとの相性の問題(マニュアルモード走行とDレンジ走行それぞれ結構な距離運転した)もあるのかな。
街中でDレンジ走行だと、シフトアップが早いからトルクが盛り上がってきたところでもうシフトチェンジ。
波に乗れない感じで走ってる感がずっとあり。
マニュアルモードで走れば3000rpm辺りで盛り上がって来てその後が薄くなって惰性回りして、その後高回転でもう1山来て盛り上がって7000rpmみたいな感じ。
なんでこんなパワーにムラあるの?wってなってしまった。

遅いとまでは言わないけど、正直自分のBLFFWアクセラの方がパワー的な意味では速かった。
データがナイトスポーツのものになってハイオク化した上にエアクリマフラーが違うわけだからフェアな話ではないけど、だとしてそっちはPE-VPRのしかもRSっていうメーカーチューンドでしょ?だったら純正でももうちょっと…って思ってしまったのは確か。
BLFFWアクセラはコンピュータ書き換え、ハイオク化するとショップ公表値180ps達するケースもあったのでそれが事実であればPE-VPS RSの公表値184psと比較してみたらアクセラの方が速いんだけど?ってのも分からないでもないけど…
ロードスターもエアクリマフラー交換したら当然それを上回るフィーリングになるでしょうし、あくまでフルノーマルだとやはり大人しい感じではあるのでしょう。


マフラー。
ロドのデュアル60φと、自分のアクセラのデュアル50φ。

現行のNDロードスターより初期のNDロードスターのマフラーの方が良い音がする!?って界隈で有名な話ですが、今回結構な距離を乗って聞きましたけどこれはマジですね。
新車装着純正マフラーである以上騒音規制対応の為に致し方ないけど、かなり…頑張って抑え込んでる音してますね。
以前の高らかで澄んでいてオープン状態でもうるさくなく、ほんっとうに気持ちいい鳴り方するなぁ!デュアルの見た目もいいし純正で全然いいじゃん!って思ってたけどこれは…正直社外マフラーにしたくなるかなーって思った…
好き好きな面もあるとは思うけど、自分は好みではなくなってしまいました。
なるほど、前期マフラーにするのが流行るのも分かるわと。



総括。

結構欲しいなって思った。
これ1台で生活を全て賄うのは流石に~な面もあるけど、ウチはそういうわけではないし遊び車としてならアリ(FCの事は置いておいて……)

何もかもが満点ってのではないけど、やはり趣味性で光る面が多い。
足周りはほんっとうにいい(ATだと腹下ブレースバーとかデフとか無かったりでソフトな味付けに変更されている)し、そのままフル純正で乗るので十分と感じる。
粘っこいんだよねーロードホールディング性が良いってやつ。
跳ねなくて追いかけてくれるけど、突き上げない乗り心地で見事なまとめ方。
これが街乗りから高速まで一貫して同じ。
マジで姿勢の決まりがいい。
見た目でいえばいささか車高の腰高感は…フェンダーとタイヤの隙間が隙間なんで気にならないって言ったら嘘だけど。
でもこの足の味を生み出してるのはその足の長さ故にってのも分かるんで、最初の内は全然これでも不満は出ないでしょう。

単純、乗り物として運転して感じる気持ちよさは1.5L+MTの方ではあるんだけどねー
先述したようなMTだと足元狭くて靴がぶつかるからしんどいとかもあるし、まったり流す気持ちよさがいいって点ではRFのATっていいなーって思ったな。



いいね、趣味性盛りだくさんでロードスターは楽しい車だ。
見て良し乗って良し。

だが俺はまだまだアクセラに乗るぞ。
今年もまた思いつくままにやっていこうと思います!!
Posted at 2025/01/13 15:10:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2024年12月31日 イイね!

2024年、総括

2024年、総括慌ただしく、長い長いブログを連日書いていたらもう今日は大晦日ですよ!
今日は…そんなに長いブログ書きたくないですかねw


今年2024年はここ数年内でも圧倒的に1年が早かったと感じています。
年明けの頃を今でもよく覚えているくらいに。
常に自分に今、やれる事をやって生きてきたと思います。
今、今…そんな感じで生きてきたらもう1年が終わってしまった。
これを駆け抜けた!といえば聞こえはいいですが、ただ必死なだけだったと思いますw

当たり前ですが毎年歳もとるわけで取り巻く環境、求められる立ち位置も少しずつでも確実に変わっていきます。
振り返ってみれば、あの時ならば出来たのに何でやらなかったのかと悔やむ事もあって。
何かのせいにしていては話も進みませんが、ままならない現実に辟易してしまう事はありますね…
ただ日々、趣味活動をしていく中で得られた体験は本当に財産だと思います。
協力してくれる方々いつもありがとうございます。


アクセラも乗り続けたいけど、どこまで乗れるのやらー?ですね。
万が一突然の終わりが来ても後悔の無いように、来年はもうアクセラ終活!?の気持ちも含み臨んでいきたいですwww
これくらい言っておいた方がしぶとく生きるもんだと思いますから、いいんじゃないかとw


今年1年も大変お世話になりました。
今年ももう残り少しとなりましたが、良いお年をお迎え下さいませ。
ありがとうございました!
Posted at 2024/12/31 18:37:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | クルマ

プロフィール

「【開催3日前】第13回 北関東セブンデー(FC) http://cvw.jp/b/725832/48559842/
何シテル?   07/23 22:46
こーづき と申します。 RX-7持ち (FC3S 後期 / GT-X) アクセラ乗り (BLFFW / アドバンスドスタイル) もっぱらB...
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愛車一覧

マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック) マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック)
フルノーマル(疑惑)
マツダ RX-7 マツダ RX-7
FC馬鹿を体現した1台。 いつか再びの時を夢見て…今は眠っています。
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