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2025年06月19日

第6章:それは積み上げた1年の答え合わせ ~大会当日編~ 富士ヒル2025年振り返り

第6章:それは積み上げた1年の答え合わせ ~大会当日編~ 富士ヒル2025年振り返り

いよいよ富士ヒルクライム 第21回大会当日。
この日のために1年間、様々な思いを抱えながら練習してきました。








まさかのトラブル!

大会の朝、計画通りに4時半に起床。
しっかり8時間以上睡眠をとることができ、昨年と違って、ボディバッテリーも88まで回復していました!



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5時には着替えてすぐにホテルを出発です!富士山が見える!晴れている!

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朝ごはんに用意をしていたあんパンをモグモグと食べて、富士吉田市内のミニストップでプロテインを買うついでにトイレを使わせてもらいます。農協の飲むヨーグルトのおかげか、無事に『軽量化』もできました!

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6時、富士Qハイランド駐車場に到着。ロードバイクの準備とチェックを始めると、いきなりエラー表示。STIレバー左側の電池切れ警告です!

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おそらく移動中は左側レバーを下にしてロードバイクをクルマへ積載しているので、それが原因でしょうね。何かの拍子でレバーが押されてしまっていたのだと思います。何十回とクルマでの輪行をしていて初めて!しかも、よりによって富士ヒル当日に起きるとは!出走までは時間があるので、最寄りのコンビニへ電池を買いに行って交換しました。しかし、これによって20分程度は使ってしまったかな。

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遅れて第5グループでスタート、そして単独走行へ

7時37分、スタート会場へ自走で移動し、列に並びます。今回の富士ヒルはスタートが実績タイム順にグループ分けされており、僕は第4グループでした。しかし、すでに周りは第5グループのゼッケンの方々ばかり。つまり、ブロンズタイム実績がある、あるいはそれに近い実績の人は多くないのかもしれません。

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タイム計測地点まで走っていると、「タビトムさん!」とくろむさんに声をかけてもらい、タイム計測開始からも束の間併走させてもらいました。ちょうどブロンズタイム相当で走っている方もいたので、その方の後ろを使わせてもらうことに。くろむさんとは5kmを過ぎたあたりで離れてしまいました。着いていけないというわけでもなかったのですが、自分のペースをキープしちゃったんです。けど、振り返るとこれが分かれ目だった気がします。

その後もたまに来るブロンズ相当くらいの方の後ろに入らせてもらって走っていきますが、ほとんどは単独走行でした。昨年と比べても単独走行時間がかなり長かった気がします。

シルバートレインくらいでもつかせてもらって、ダメなら抜けるとか良いんですよね。サイコンには88分ペースのタイム表を入れていたのですが、10kmでも15kmでもチェックできていませんでした。それくらい一生懸命とも言えるとは思うのですが、自分のペースが速いのか十分なのかを全然チェックできていませんでした。




心拍数でのペース管理と目標との乖離

そして、この日はパワーではなく心拍数でペースを管理しちゃっていました。目安にしていたのは心拍数160〜165くらい。昨年は160以下になってしまった時もあったので、それを意識していました。つまり、これが出せていればパワーも自然と出せているだろうという考えです。パワーは単独だったり、追走だったりでけっこう動きますからね。

15km地点での区間タイムチェックはできませんでした。気がついたら過ぎていたんです。なぜ気がつかなかったのだろう。17kmくらいで2分以上ブロンズ達成には届かないタイムとペースであることを把握。それにパワーも平均193Wと、昨年の平均201Wに全然届かなさそうなことに愕然としました。終盤にパワーをかけていったものの201Wに届くこともなく、193Wを上積みすることもできませんでした。

これは課題です。5kmごとのタイムが全然確認できていなかった。全然タイムもパワーもチェックができていませんでした。目安にしていた心拍数だったけど、パワー230Wなどを目安にするべきだったのに、なぜか周りの同じようなペースの人にたまについていくことや、気分で一生懸命走ることになってしまったのだろう、それが課題。それはまた後程詳細を書きます。

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ゴール、そして率直な思い

そして、五合目の24km地点でゴール。結果は95分24秒。昨年の92分40秒から2分以上遅れましたし、パワーも8Wも低い状態。正直なところ、全然出し切れていない結果となってしまいました。

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昨年の富士ヒル初挑戦では2分40秒届かなくて、下りで悔し涙と嗚咽が止まらなかった。そんなに悔しい思いになるとは、走り終わるまで微塵も思わなかったので、自分の感情に驚いてしまったのを覚えています。

今回は、正直なところ1年間を中途半端にしてしまった実感があり、そして結果もそれに応じたものになったとすぐに理解ができました。違う言い方をすると、熱意や継続した高い意識が保てなかった事実が、この結果を招いたと。

富士ヒルというか、自転車の大会の結果、スポーツにまぐれはないと思います。このブログの冒頭の言葉に戻るけど、1年間の積み上げてきた結果の答え合わせがこの結果だと思うんです。身体的にも、精神的にも。「2分40秒を縮めるのなんてそんなに難しくないよね」っていう油断と甘い考えがまさにこの結果を導いたと感じています。


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スポーツとの向き合い方

「また1年間しっかり練習に励んで、大会に戻ってきなさい」と富士山に言われた気がします。

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僕はスポーツって、中学生の時の2年間を部活で剣道をした経験だけ。その当時の最高位だった初段は取らせてもらいました。でも、飛び級で初段を取らせてもらったら、2年生の1月にぷつっと集中力というかモチベーションが切れてしまいました。その2年間より長く何かスポーツに打ち込んだことって経験がないんです。

気がつくとロードバイクは丸3年もしている。それも毎日!大会にまで出て!
そういったスポーツに打ち込む経験を30年以上経った今、経験させてもらっていることが本当に楽しい。スポーツってこんなに打ち込めるんだ、というのが本当に新鮮な体験です。
ブログ一覧 | ロードバイク・サイクリング | スポーツ
Posted at 2025/06/19 21:05:56

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