
ケイマンのマニュアルを読んでいて不思議に思った所。
P.200
「
フ ロ ン ト ・ ト ラ ン ク ・ リ ッ ド の 非 常 時 ロ ッ ク 解 除
バ ッ テ リ 上 が り の 場 合 、 リ ッ ド を 開 く に は 別 の 外 部 バ ッ テ リ を 使 用 す る 必 要 が あ り ま す 。」
ちなみにケイマンの場合、 フロ ン ト ・ ト ラ ン ク ・ リ ッ ド の中にバッテリが有るので、「そもそもジャンパーケーブル繋げないんですけど…」と思ったら、運転席足下のヒューズボックスにリッドオープン専用の端子が有るんですね。
「救援時には必ず外部バッテリがある筈」という考えの下に、メカニカルな機能を切り捨てているんですね。
コストなのか軽量化なのか(恐らく前者?)分かりませんが、思い切りが良いですね。
日本車ならば絶対に電気的な機能+メカニカルな機能を残す様な気がします。
しかし、ALTEZZAの電子制御スロットルはそれ以前のトヨタ車のものと違って、電気的に機能しなくなった場合のメカニカルスロットルを持っていませんでした。
それ以前のトヨタ車は電子制御スロットル+メカスロットルの2つのスロットルを持っていて、万一の場合電子制御スロットルは全開になる様になっており、メカスロットルで通常の走行が可能になっていました。
(但し、VSCなどの機能は働かない)
ALTEZZA以降は電子制御スロットルのみになり、電気的な障害が起きた場合は全開にすれば機械的に2000rpm程度までは回転が上がるので、だましだまし走らせて整備工場へという形になっています。
(高速道路上なら非常に怖いので、JAFを読んでレッカー移動した方が良いとは思いますが。)
これもコスト的な割り切り(+電子制御スロットルの信頼性向上?)だと思いますが、トヨタ的コスト意識がポルシェにもあるんだな〜と感じる部分ですね。
それと、最近のクルマらしく、スペアタイヤを搭載せず、パンク修理剤+コンプレッサーでパンク修理する様になっているせいか、ジャッキが搭載されていないんですね。
確かにパンク修理剤+コンプレッサーならジャッキは不要でしょうが、サーキットでタイヤ交換したくても出来ないじゃん…
そう言う場合は自分で買えって事なんでしょうね。ちなみに今は亡きKAYABAシザースジャッキを持っていますが、このジャッキで上げられるんだろうか?(ジャッキポイントが国産車と違って底面に有り、形状が異なるので)
今度PCに確認してみようっと。
ブログ一覧 |
Cayman S | 日記
Posted at
2010/05/04 23:40:01