
2019年7月のラーメン②の続きです。
13.は流星軒。

「流星軒」だけに星のマークです。
「流星プレミアムワンタン麺」¥1,300をオーダー。

肩ロースチャーシュー、腿肉チャーシュー、ワンタン、味玉半分、蒲鉾、海苔、穂先メンマが載った豪勢な一杯。
具沢山で麺が見えません。
とりあえずスープを一口。

スープは鶏の出汁がしっかり出ているスープで、三ノ輪のトイ・ボックスを彷彿とさせるタイプ。
醤油は比較的マイルドで、鶏の出汁が前面に出て来るタイプです。
麺は三河屋製麺製の中太麺。

この手のラーメンにしては太めの麺ですが、意外にこのスープに合っています。
コシが有ってモチモチ食感の麺で、小麦の風味のする美味い麺です。
トッピングの肩ロースチャーシュー。

なんとカレー風味のチャーシューです。
しかしこれが意外に鶏ベースの醤油味スープに合います。
ちなみに良く有る煮豚っぽい見た目ですが、しっとりとして美味しいチャーシューです。
こちらは焼き目のついた豚腿チャーシュー。

七輪の炭火で炙ってあって香ばしい風味のチャーシューです。
肩ロースより脂身の多い部位な上に厚切りなので、結構食べ応えがあります。
トッピングのワンタン。

小ぶりながら餡が詰まったワンタンは胡麻油の風味がするタイプで、食べ応えがあります。
ナンコツが入っている様で、ところどころコリコリした食感が味わえます。
このワンタンが5個も入っています。
穂先メンマ。

とても柔らかくて優しい味付けのメンマで、3本も入っていますがペロリと食べられる感じです。
トッピングの蒲鉾。

長崎ちゃんぽんには、細く切った蒲鉾が入っていますが、醤油ラーメンに蒲鉾は珍しいです。
個人的には練り物大好き人間なので、蒲鉾はウェルカムです(笑)
トッピングの海苔。

醤油味ラーメンに海苔はとても合う組み合わせです。
いつもの様にスープに浸して麺を包んで食べます。

ちなみに味玉を包んで食べるのも美味いです。
トッピングの味玉半分。

黄身がゼリー状の半熟で、しっかり味が付いています。
と言う訳で完食。

一見すると昭和な雰囲気のお店で、これ程レベルの高い醤油味ラーメンを食べられるとは正直予想していませんでした。
初訪問でしたが、驚く程クリアな鶏出汁スープとまろやかな醤油、そして三河屋製麺製の中太麺には感服しました。
次はパンチの効いた味噌味や、塩味のラーメンも食べたくなって来ます。
14.は町田の40番。

前回は「特製醤油 和」¥1,150だったので、今回は「味玉ラーメン 洋」¥920にしました。
混んでいた為、結構時間が掛かりましたが「味玉ラーメン 洋」が着丼。

スープの色は前回の「特製醤油 和」と良く似た感じです。
とりあえずスープを一口。

「
5種類の野菜を丹念に煮込んだスープの”野菜出汁”。生のトマトの数倍のうま味を持つドライトマトを味のアクセントにした、唯一無二の洋を感じる洋風醤油ラーメン」
との事ですが、さっぱりしているのにコクが有り、とても野菜だけで作られているとは思えない程味に深みがあります。
個人的には前回食べた「特製醤油 和」よりも、こちらの方が美味い様な気がします。
ちなみに「特製醤油 旧」のスープも飲ませて貰いましたが、野菜出汁+鶏のスープは確かに「懐かしの中華そば」っぽい味になっています。
細麺の麺。
こちらの情報によれば、三河屋製麺製の麺の様です。
細麺ながらパツンとした食感で、小麦の風味が感じられます。
優しい味のスープが良く絡むので、麺とスープを両方バランス良く味わえます。
厚手のチャーシュー。

バラ肉の様な脂身の多い部位ですが、しっかりした歯応えでジューシーなチャーシューです。
トッピングのメンマ。

良く味の浸みた柔らかいメンマが5〜6本入っています。
ブロッコリースプラウトだと思われるスプラウト。

ほんのり辛味が有って、爽やかな風味です。
トッピングの味玉。

外観は濃い色ですが、それ程しょっぱい訳では無く、黄身は程良い半熟でコクの有るまろやかな味です。
ここで味変のブラックペッパーを投入。

醤油味ラーメンにブラックペッパーは間違い無い旨さです。
と言う訳で完食。

40番のラーメンは「和」と「洋」を食べましたが、個人的には「洋」の方が美味いと思います。
今まで「豚と水のみ」や「鶏と水のみ」というスープは食べた事が有りますが、「野菜と水のみ」というスープは初めて食べました。
野菜出汁のスープがこれ程深い味わいになるとは思いませんでした。
ラーメンの奥深さに改めて感心しました。
これで3種類の内2種類食べたので、今度は「醤油ラーメン 旧」を食べてみたいと思います。
15.はつけ麺 五ノ神製作所。
前回は2016年4月に訪問し、その際は「海老つけ麺味玉」を食べていました。
その際は平日の昼にも関わらず20〜30人以上並んでいたと思いますが、今日は雨だったからか、外並びは4人だけでした。
待つ事7〜8分で「海老トマトつけ麺味玉」が着丼。

つけ麺と言うより、どちらかと言うとイタリアンの様なビジュアルです。
スープのアップ。

濃厚なスープに焼きミニトマト、角切り豚チャーシュー、角切り鶏チャーシュー、味玉が入っています。
麺のアップ。

バケットとバジルペーストがイタリアンな雰囲気です。
自家製麺の麺は角断面の太麺ストレートで、小麦色の麺です。
まずは麺だけを食べてみます。

モチモチ食感の太麺は小麦の風味が濃くて、美味い麺です。
続いて、麺をリフトします。

最初はバジルペーストが付いて無い所から食べてみます。
スープに浸けて・・・

まず海老の風味が最初に来ます。その後、濃厚な動物系のコクが味わえます。
トマトはおもったより感じられませんが、仄かな酸味が有ります。
どれかが突出していると言うより、上手くバランスしています。
ちなみに海老自体の味なら相模大野の「えびくらぶ」の方が濃厚な気がします。
五ノ神製作所のスープは海老と動物系とトマト、そして麺の小麦の風味が絶妙にバランスしています。
スープに入っている角切りの豚チャーシュー。

柔らかく煮られていて、ホロホロ崩れる程柔らかいです。
続いて鶏チャーシュー。

トマトの風味に鶏肉は良く合います。
三角形のメンマ。

株式会社五ノ神製作所の各店でもこの三角形のメンマが入っており、同グループの特徴となっています。
以前、
五ノ神水産に行った時もこのメンマが載っていました。
スープに入っている焼きミニトマト。

以前見た何かの番組で、「日本でイタリアのトマトの味を出すにはミニトマトを焼いて使うと良い」と言っていましたが、やはりそう言う目的で入れているのでしょうか?
スープに入っている味玉。

黄身がゼリー状の半熟で、味が付いていますが、濃厚なスープに浸かっているのでその味の方が強い感じです。
後半は味変でバジルペーストを絡めてみます。

バジルにトマトとくれば、イタリアンなパスタの様な感じです。
スープに浸してみると・・・

食べてみると、やっぱりイタリアンな感じです。
やはりトマトとバジルは相性が良いです。
爽やかな味なので後半もスルスル行けてしまいます。
続いてはバケットにバジルペーストを付けます。

見るからにイタリアンな感じです。
スープに浸してみると見るからに旨そうです。

食べてみると、麺も美味いですがバジルペーストを付けたバケットとトマト入りのスープは鉄板の旨さです。
バケットの追加が欲しいと思いました。
麺を完食したので、スープ割りを頼みました。

以前は器を渡してスープを入れて貰っていた様な気がしましたが、今はポットに入った出汁に変わった様です。
入れ過ぎない様に少しずつスープ割りを足していきます。

飲んでみると、海老感が少し弱まり、代わりにトマトの酸味が出て来ました。
恐らく魚介系の出汁だと思いますが、その風味も出ています。
このスープは美味くて思わず飲み干しそうになってしまいました。
と言う訳で完食。

以前食べた、「海老つけ麺味玉」も美味しかったですが、「海老トマトつけ麺味玉」はそれよりも美味いです。
海老とトマトの相性は抜群で、動物系スープや魚介系スープともマッチしています。
まだ「海老味噌つけ麺」は未食ですが、恐らく「海老トマトつけ麺」が一番美味しいのでは無いかと思います。
株式会社五ノ神製作所の各店は、鮮魚系で有名なお店が多いですが、「
らーめん 五ノ神精肉店」は肉にフォーカスしたお店との事で、是非食べてみたいと思いました。
16.は千駄ヶ谷のホープ軒。

その昔環七ラーメン戦争の時代に「なんでんかんでん」と共に名を馳せた名店で、社長の牛久保英昭氏が昭和35年に屋台から始めて、一代でここまで大きくしたそうです。最盛期はなんと1日で2000杯を売り切ったという伝説が残っています。
「ラーメン」¥750+「味付玉子」¥100。

オーダーから僅か分位で出て来ます。正統派の背脂ラーメンです。
ちなみにここの1Fは立ち食い形式のカウンターです。
2F、3Fはテーブル席で座って食べられます。
カウンター上に有る、入れ放題の刻み葱。

早速入れてみます。
やっぱり葱が載っていないと何か物足りません。

これでビジュアル的に、揃った感じです。
まずはスープから。

薄い色の見た目からは想像出来ない程醤油の効いたスープ。
博多ラーメンの様な豚骨スープの味がします。
そこに背脂が加わって、脂の甘みとマイルドさが加わります。
中太ストレートの自家製麺。

なんと無く何処かの麺に似ていると思ったら、二郎の麺に似た味がします。
オーションを使っている訳では無いでしょうが、味的には同じ様な感じで、小麦の風味のする麺でワシワシ食べられる麺です。
この麺が物凄く美味いです。
バラ巻きチャーシュー。

脂の旨味と肉の旨味が合わさって、絶妙な旨さです。
柔らかいのに肉を食べている感が有って、しっかり味の浸みたチャーシューです。
トッピングのメンマ。

味付け加減が絶妙で、メンマラーメンが有るのも納得の味。
結構量が入っているので、モヤシや麺と一緒に食べると美味いです。
トッピングのモヤシ。

大量のモヤシに豚骨スープ+醤油ダレ。
何かに似ていると思ったら、やっぱり二郎です。
味自体が似ている訳では無いのですが、醤油味の豚骨スープが微乳化で、なんと無く似ている気がします。
麺も二郎っぽい味なので余計にそう感じるのでしょうが、二郎よりはマイルドですが、味の方向性は近い気がします。
ここで味変でおろしニンニクとブラックペッパーを投入。

予想通り豚骨スープにはニンニクがベストマッチです。
家系ラーメンや二郎並みに味変がハマるラーメンです。
「味付玉子」。

ほぼ固茹でですが、味の浸み具合が絶妙。
しかもスープと合わせて食べるとこれがまた絶品です。
これはマストアイテムだと思います。
と言う訳で完食。

余りに旨くて、スープを飲み干したい衝動を抑えてスープは残しました。
予々噂には聞いていて、食べたいと思っていましたが、いざ食べてみるとこれはハマる味です。
豚骨ベースの醤油味微乳化スープは正に絶品。
しかもこれに合わせる中太ストレートの自家製麺は、家系ラーメンの様な太さで二郎の様な小麦の味わいが有ります。
これは旨い訳です。
初めて食べてすっかりハマってしまいました。
近所に来たら絶対寄ってしまう味です。
17.はクックら。

Twitterで限定の「まぜそば」(野菜盛り+豚バラチャーシュー+生卵)¥800が案内されていたので、行って来ました。
混んでいて10分少々掛かりましたが「まぜそば」が着丼。

「まぜそば」というネーミングから想像するよりはスープが多そうです。
麺ひたひた位までスープが入っています。
「まぜそば」なので、良く混ぜてから食べます。

平打ちの中太麺は短めなので、恐らくラーメンと同じ増田製麺製の麺と思われます。
一口食べてみると、胡麻や卵の味もしますが、基本ラーメンのスープで、少しニンニクの風味もします。
スープの濃さは少し濃い位でそれほどラーメンと変わりません。
細切れのバラチャーシュー。

普段は肩ロースなので何だか新鮮です。
脂身が多くて甘みが有り、野菜と食べると美味しいです。
味の方向性がラーメンと同じなので、カスタマイズもラーメンと同じでイケる筈。

グリーンニンニクと擂り胡麻、ラーメン胡椒で味変します。
予想通り、ラーメンの味なのでニンニクと胡麻は合います。
胡椒もスパイシーさが加わって良い感じです。
更に途中で刻み生姜を投入。

やはりこの味には刻み生姜が合います。
サッパリして食べ易くなりました。
麺と具材を完食しました。

スープに少しだけラーメン酢を投入してスープを飲んでみます。
今回は味も油もそのままなので、少しスープがサッパリして良い感じになります。
と言う訳で完食。

クックらの限定麺「まぜそば」でしたが、基本ラーメンと同じ方向性で、野菜増し+細切れバラチャーシュー+生卵+胡麻+ニンニクという感じでした。
味の方向性がラーメンに近いので、カスタマイズはラーメンに準じたものでOKです。
ラーメンより少しライトな感じのものが食べたい時には、「まぜそば」は良いかもしれません。
18.は幸楽苑。
幸楽苑の味に喝キャンペーン2に当選したので、早速近所の幸楽苑に行って来ました。
いつもは家族で来るので、一人で来るのは会社の側に有った店舗に行った時以来の事です。
今まで食べた事が無い「味噌らーめん」¥440と餃子「極」¥240にしました。

待つ事3分少々で「味噌らーめん」が着丼。
シンプルな見た目ですが、スープの色が美味そうです。
続いて餃子「極」が到着。

全て揃いました。
とりあえずスープを一口。

鶏肉、豚肉、牛肉、野菜(玉ねぎ、長ねぎ、ニンジン、ニンニク、しょうが、セロリ、トマトなど)、鶏ガラ、豚骨などから取ったスープと合わせ味噌、唐辛子などを合わせた味噌味スープはスッキリした味ながらコクと旨味が有り、札幌ラーメン程濃い味噌味では有りませんが、懐かしの「どさん子ラーメン」を彷彿とさせる味です。
麺は中細の縮れ麺。

多加水麺らしい透明感の有る麺は、ツルツル食感の麺です。
どちらかというと麺自体の味よりはスープが良く絡むタイプの麺だと思います。
豚バラ肉のチャーシュー。

薄手ながら4枚入っています。
豚バラなので適度に脂が入っていて、薄いのに肉を食べている感がちゃんと有ります。
適度に味が付いているので、そのままでも麺やスープと共に食べても美味しいです。
トッピングのメンマ。

サクサク食感で適度に味の付いたメンマ。
7〜8本入っています。
端の方に入っていたので気付かなかったナルト。

丼の模様も含めてノスタルジックな雰囲気です。
餃子「極」。

小さめながらちゃんと野菜と肉が入っており、ジューシーな餃子。
ラーメンが小ぶりなので、餃子が丁度良い感じです。
と言う訳で、完食。

札幌ラーメン程コッテリでは有りませんが、サッパリなのにコクが有る味噌味スープは多加水麺との相性がとても良いと思います。
これで一杯¥440ですから、コスパは抜群です。
幸楽苑の味に喝キャンペーン2の第一弾は「味噌らーめん」でした。
さて、次は何を食べようか?
30,000文字の制限に引っ掛かった為、次に続きます。