
2020年4月のラーメンの続きです。
⑤は「クックら」+「天国屋」のコラボ麺。

本来そんなものは存在しませんが、先日入手した「天国屋」さんの「阿波尾鶏脂そば」と「クックら」さんが販売する「おつまみセット」(チャーシュ6枚+味玉2個)を組み合わせました。
「クックら」さんには11:00の開店直前に着きましたが、15人程並んでいました。

写真は店を出た時に撮ったものですが、11:00丁度に開店して、券売機の前から階下のドアまで列が続きました。
密集しない様に間を空けて並びましたが、若干不安です。
「おつまみセット」。

チャーシューx6枚と、味玉2個が入っています。
「クックら」さんの「スモークチャーシュー」を、「天国屋」さんのテイクアウト「阿波尾鶏脂そば」に載せてみる事にしました。

味玉は、例によって自作です。
まずは「阿波尾鶏脂そば」のタレ(醤油と阿波尾鶏の脂)を湯煎します。

冷凍してあったのでカチコチでしたが、すぐに溶けて液体になります。
続いて5分茹での麺を茹でていきます。

吹きこぼれない様に注意しながら、5分間茹でます。
丼に、湯煎したタレを入れておきます。

丼には事前にお湯を入れて温めておきます。
茹で上がった麺をしっかり湯切りして、丼に入れてトッピングを載せれば出来上がりです。

後で気付きましたが、メンマを載せるのをすっかり忘れていました・・・
「油そば」なので、底の方にタレと脂が入っているので良く混ぜます。

タレの色のついた麺が、前面に広がったらOKです。
麺は太麺ストレート麺。

モチモチ食感でコシが有り、麺自体の味も非常に旨いです。
冷凍しても、ここまで旨い状態で保存出来ると言う事が分かりました。
トッピングの「クックら」さんのスモークチャーシュー。

これが激ウマ!
「クックら」さんのスモークチャーシューは、「ラーメン」か「つけ麺」としか食べた事が無かったので、単品で食べたらこんなに旨いとは初めて知りました。
トッピングの自作味玉。

ほぼ固茹でになってしまいましたが、味の方は自分の好みの味に仕上がりました。
と言う訳で、あっという間に完食。

「天国屋」さんの「阿波尾鶏脂そば」に「クックら」さんのスモークチャーシューの組み合わせは無敵の旨さでした。
「阿波尾鶏脂そば」は酢を少々入れると、味の幅が広がって旨味が増します。
そこに「クックら」さんのスモークチャーシューが加わると、とんでもなく旨くなります。
「天国屋」さんと「クックら」さんのテイクアウトが無ければ実現出来なかったこの味。
明るい話題の少ない昨今、組み合わせるとこんなに旨いものが出来ると言うのは嬉しい発見でした。
⑥は「クックら」。

先日買ってきた「クックら」さんのお持ち帰り用「らーめん」を作ってみる事にしました。
持ち帰り用「らーめん」セット。

麺とチャーシュー2枚と海苔3枚。
持ち帰り用「らーめん」セットの冷凍スープ。

かなり大きな袋に入っているので、大きめの鍋が必要です。
まずは時間の掛かるスープの湯煎から。

冷凍スープは溶けるまでに5分程掛かるので、8分を目安に温めます。
5分程経った時点で、茹で時間2分30秒の麺を茹でます。

冷凍ですが、2分30秒で丁度良い茹で上がりでした。
予め用意しておいたほうれん草や刻み葱、「おつまみセット」の味玉、付属のチャーシューと海苔を載せて完成です。

スープの量が多いので、ウチの丼だと結構ギリギリでした。
まずはスープから。

一口飲んでみると、当たり前ですが、紛う方無き「クックら」のスープです。
キリリと醤油の立った、濃厚な豚骨と鶏ガラのスープにたっぷりの鶏油の旨味が合わさり、ちょっと感動する位旨いです。
久しぶりに家系ラーメンを食べたので、旨さもひとしおです。
中太ストレートの麺。

増田製麺製の麺は、独特の食感で、きちんと歯応えが有って、お店で食べるのと遜色無い程の茹で上がりです。
家系ラーメン特有の短い麺は、濃厚なスープとの相性が抜群です。
スモークされたチャーシュー。

「おつまみセット」のチャーシューを使って作った、「天国屋」さんの「阿波尾鶏脂そば」で、その旨さは証明済ですが、本家本元の「らーめん」との組み合わせは言うまでもなく完璧です。
しっかりと肉感が有り、スモークの香ばしさと肉の旨味、そして味浸みも完璧です。
自分で茹でたほうれん草。

割と硬めが好きなので、さっと茹でてすぐ引き上げて、水で冷やして良く絞ってから切り分けています。
せっかく海苔があるので、海苔巻きほうれん草にして食べます。

まずはスープに浸した海苔の上に、ほうれん草を載せます。
そしてクルッと巻いて出来上がり。

醤油豚骨のスープの浸みた海苔と、ほうれん草の組み合わせが最高です。
味変アイテムその①:胡麻。

家系ラーメンに胡麻は良く合います。
香ばしいゴマの風味が加わって、更に美味しくなります。
香ばしいゴマと、モチっとした麺が堪りません。

お店でも胡麻は入れます。
そしてこちらも欠かせないニンニク。

流石にギョウジャニンニクは手に入らなかったので、普通のおろしニンニクです。
おろしニンニク投下!

やはり家系ラーメンにニンニクは鉄板の旨さです。
そしてこちらも家系ラーメンに良く合う「お酢」と「ブラックペッパー」。

お店で食べるときは「硬め・薄め・少なめ」で頼むのですが、お持ち帰りの場合は「薄め・少なめ」が不可能なので、「お酢」で加減を調整します。
「お酢」を加えると、スープが少しサッパリすると同時に、若干塩分もマイルドになります。

食べてみると、丁度良い感じになりました。
そしてブラックペッパーも投入。

スパイシーな味が加わって、より美味しく食べられます。
やっぱり家系ラーメンには調味料が必須ですね。
「クックら」さんの味玉。

流石はプロの作ったものだけあって、半熟の茹で加減、味の浸み具合共に完璧です。
と言う訳で、完食。

「クックら」さんのお持ち帰り「らーめん」、家系ラーメンを家で作ったのは初めてでしたが、味的にはお店と遜色無い位に出来て、ちょっと感動モノでした。
流石に家系ラーメンの特徴である、味の濃さ、油の量を調整する事は難しいですが、麺の硬さはなんとかなります。
また、調味料の「お酢」を使って味を調整出来るので、かなりの再現度で食べられる事も分かりました。
Covid-19が収まれば、当然お店で食べた方が旨いのでしょうが、現状ではお持ち帰り「らーめん」が出来る範囲での最高レベルだと思います。
まだ暫くは外出自粛が続くと思うので、お持ち帰りラーメンにお世話になることが多そうです。
⑦は「天国屋」さんの「ザ・中華そば」(塩味)。

長女が、先日買って来た「ザ・中華そば」を食べると言うので、冷凍庫から出して来ました。
スープの方から先に湯煎します。

5分位湯煎すると、溶けて来ます。
次に、少し遅れて麺を茹でます。

麺は茹で時間1分半程なので、茹で過ぎない様に見ておかないといけません。
温めたスープを丼に入れ、湯切りした麺を入れて、具材を載せれば完成です。

チャーシューとメンマは市販品ですが、味玉のみ自作です。
まずはスープを一口。

思ったよりパンチの有る塩味ですが、鶏の出汁が良く出ています。
魚介の香りもして、やはり塩味のスープは出汁が良く味わえます。
今日は長女に作ってあげたので、私が味わえるのはここまで。
でも、「ザ・中華そば」の塩味がどんなものなのかは味わう事ができました。
「天国屋」さんのレギュラーメニュー「鶏塩麺」と比較して、「ザ・中華そば」の方が味がクッキリしているのが大きな特徴です。
しかしベースのスープは「天国屋」さんらしい滋味深い優しい味です。
Covid−19の騒ぎが収まったら、改めてお店に食べに行きたい一杯でした。
まだまだ外出自粛が続きそうですが、お持ち帰りラーメンや宅麺.comなどを駆使して乗り切ろうと思います。
⑧は「天下一品」。
前々から天下一品が食べたくて、本当は先月行こうと思っていたのですが、Covid-19騒ぎのお陰で行かれなくなってしまったので、お取り寄せしました。

「
天下一品Web屋台」で「ミックス4食(こってり2/あっさり2)」セットを買いました。
箱の中身はこんな感じです。

スープとタレは分れていて、「あっさり」の方には更に「調味油」も付いています。麺は共通の様です。
更に、「にんにく薬味」と「からし味噌」が付いて来ます。
お店では「からし味噌」は卓上に有りますが、「にんにく薬味」は店員さんに言わないと出て来ないので、得した気分です。
これが説明書です。

スマホでQRコードを読むと、作り方の動画を見る事も出来ます。
まずは鍋にお湯を沸かして、スープを湯煎します。

約8分程湯煎します。
丼に沸かしたお湯を入れて、丼を温めておきます。

スープが冷めない様にするには、丼を温めておいた方が良いです。
もう一つの鍋で、5分程遅れて麺を茹で始めます。

茹で時間は約2分です。
タレと、「クックら」さんの「おつまみセット」のスモークチャーシューと味玉。

これも温めます。
タレと具材をスープを湯煎している鍋に、一緒に入れます。

温め過ぎるとせっかく半熟の味玉が固茹でになってしまうので、1分位で引き上げます。
丼のお湯を捨てて、タレを丼に入れます。

お湯を良く切ってから入れます。
湯煎したスープを丼に入れます。

熱いので注意しながら入れます。
入れたらタレとスープを良く混ぜます。
麺をしっかり湯切りします。

湯切りしたら早めに丼に入れて、箸で麺を解しておきます。
トッピングを載せて完成です。

お店では葱は輪切りですが、細かい所は気にしない気にしない・・・
まずはスープを一口。

当たり前かもしれませんが、正に「天一のこってり」です。
唯一無二の濃厚な鶏のスープは、思わずライスを入れたくなる旨さです。
中細ストレートの麺。

麺も正に「天一の麺」です。
しっかりとした歯応えでコシが有り、スープの味に良く合います。
トッピングのチャーシュー。

「クックら」さんの「おつまみセット」のスモークチャーシューです。
単品でもとても旨いチャーシューで、スープが淡白だとスープを食ってしまいそうですが、流石は「天一のこってり」、このチャーシューにも負けていません。
トッピングのメンマ。

市販品ですが、「天一のこってり」に入ると、ちゃんとそういう味になります。
流石は「天一のこってり」です。
付属の薬味2種の内、「にんにく薬味」を使ってみます。

薬味が2種類、4食分付いてくる辺り、流石は天下一品です。
薬味をラーメンに投入します。

見た目は辛そうに見えますが、辛さはそうでもなく、思ったよりニンニクの風味が強いです。
「天一のこってり」は、スープの味が豚骨に近い味なので、ニンニクはとても良く合います。
トッピングの味玉。

「クックら」さんの「おつまみセット」の半熟味玉です。
流石はプロの味、茹で加減も味浸みも完璧です。
と言う訳で、完食。

思わずスープを飲み干しそうになりました。
ライスを投入して雑炊っぽくしたいのを、グッと堪えました・・・
久しぶりに食べましたが、やっぱり「天一のこってり」は唯一無二の味です。
定期的に食べたくなるラーメンとしては、「蒙古タンメン中本」の「北極やさいシャキシャキ」や、「ラーメン二郎」、「桂花ラーメン」などが有りますが、「天下一品」も定期的に食べたくなる一杯です。
30,000文字の制限に達したので、次に続きます。