
2020年4月のラーメン②の続きです。
⑨は「天下一品」の「あっさり」。

先日、お取り寄せした「天下一品」の「こってり」を食べましたが、「あっさり」はどんな味だったっけ?と、思い出せないほど前に食べた様なので、折角なので「あっさり」も食べてみる事にしました。
「あっさり」はタレとスープの他に、「調味油」が付いています。

「こってり」はタレとスープだけですが、元々スープに脂分もたっぷり入っているので、「調味油」は不要なのでしょうか?
2つの鍋にお湯を沸かして、片方の鍋に「スープ」を袋ごと入れて湯煎します。

鍋からはみ出すと熱でパウチが溶けるので、鍋の内側に入る様にした方が良いです。
茹で時間は8分程掛かります。
丼に沸かしたお湯を入れて温めます。

ついでにタレと調味油も温めておきます。
スープを湯煎して5分程経ったら、麺を茹で始めます。

吹きこぼれに注意しながら、箸でほぐしながら茹でます。
茹で時間は約2分です。
丼のお湯を捨てて、タレと調味油を入れます。

「こってり」と比べると、大分色が濃いです。
茹で上がった麺を良く湯切りして、丼に入れます。

箸で麺を良く解します。
チャーシューやメンマ、味玉などのトッピングを載せて、出来上がりです。

チャーシューとメンマは市販品で、味玉のみ自作です。
まずはスープを一口。

一口飲んでみると、王道の中華そばの味でした。
醤油が効いていて、香ばしい醤油の風味と、鶏ガラスープの優しい味、恐らく豚骨か豚肉と思われる、豚の出汁も感じられる、正に「ザ・中華そば」と言う感じの味です。
麺は中細ストレートの麺。

天下一品特製麺は、2分茹でると、歯応えが有ってコシが有る茹で加減になります。
「こってり」のスープでも、スープが良く絡んで旨い麺だと思いましたが、「あっさり」のスープでも適度にスープを引き上げてくれて、美味しく食べられます。
トッピングのチャーシュー。

市販の小さめのバラ巻きチャーシューです。
流石に「クックら」さんのスモークチャーシューや「天国屋」さんのチャーシューには負けますが、そこそこ食べられます。
トッピングのメンマ。

市販品ですが、「あっさり」のスープに浸っているので結構美味しく食べられます。
今日は味変の薬味は「からし味噌」にしました。

「からし味噌」は店舗でもテーブル上に有ります。
「からし味噌」は、一袋分で丁度良い量になります。

固まらない様に、良く溶かしてから頂きます。
唐辛子が麺に付いています。

食べてみると、「あっさり」スープに唐辛子の辛さが追加された感じで、胡椒と違って味が変わってしまう事はありません。
味を変えずに辛味だけ足したい時には最適です。
またもや固茹でになってしまった味玉。

半熟の状態で冷水で冷やし損ねました。
何かやりながら作ると、大抵こうなりますね。次回は専念します!
しかし、味の方はしっかり浸みていて美味しいです。
と言う訳で、完食。

「天下一品」の「あっさり」は恐らく10年ぶり位だと思いますが、王道の中華そばの味でした。
鶏ガラに豚の出汁、そして醤油味のタレと調味油の組み合わせは、老若男女問わず、日本人なら大好きな「ラーメン」の味です。
個人的にはやっぱり「こってり」の方が好みですが、ウチの子供達なら間違いなく「あっさり」の方が好きだと思います。
⑩.は「クックら」のお持ち帰り用「らーめん」。

先日買ってきた「クックら」さんのお持ち帰り用「らーめん」がもう一つ有るので、作ってみる事にしました。
スープは冷凍なのでまだ大丈夫ですが、麺やチャーシューは冷蔵にしてあったので、そろそろ食べないと・・・と言う事で。
鍋2つに湯を沸かして、まずはスープから温めます。

大きなZiplockなので、最初縦にして入れて、少し温めて溶けてきた所で横にしないと鍋に入りません。
縦のまま温めると、Ziplockの口からスープが出そうなので、途中で横にした方が安全です。また、鍋からはみ出るとZiplockが溶けてしまうので、ご注意です。
スープを湯煎して5分程経ったところで、麺を茹で始めます。

その前に、沸いたお湯を丼に入れて、丼を温めるのも忘れない様にしましょう。
ちなみに茹で時間は2分半です。
スープのZiplockを鍋から取り出して、鍋つかみで底を支えながら丼にスープを注ぎます。

大きなZiplockに入っているので、スープを丼に注ぐ時は鍋つかみで底を支えながら注ぐと良いです。
茹で上がったら、麺を良く湯切りします。

湯切りが足りないと、ベチャッとしてしまいます。
トッピングを載せたら完成です。

ほうれん草と味玉、刻み葱は事前に準備しておきました。
チャーシューと海苔は「クックら」さんの「らーめん」セットのものです。
まずはスープを一口。

「クックら」さんのスープは「王道家」系なので、本家「吉村家」の味に近い、醤油の効いたスープです。
豚骨&鶏ガラの出汁も存分に出ていて、「たかさご家」系のマイルドでクリーミーな味とは違いますが、濃厚なコクの有るスープです。
麺は家系ラーメン用中太ストレート麺。

増田製麺製のモチっとした食感の麺で、コシが有って美味しいです。
この麺を家で食べられるのはありがたいです。
トッピングのスモークチャーシュー。

肉感のある食感とスモークの香ばしさ、しっかりした味付けと、何処を取っても文句の無いチャーシュー。
一緒に買った「おつまみセット」もウチの神様に大好評でした。
トッピングのほうれん草。

前回よりやや茹で時間を長くして、クタ目にしてみました。
お店に近い感じになったと思います。
トッピングの海苔。

「クックら」さんの「らーめん」セットには、海苔が付いているのが良い所です。
昨年7月に海苔をリニューアルして、更に旨い海苔になりました。
折角なので、スープに浸して、まずは海苔巻きほうれん草に。

スープに浸した海苔にほうれん草を載せて・・・
クルッと巻いて出来上がりです。

美味しいスープに旨い海苔、そして包んだほうれん草が激ウマです。
ここで、家系ラーメンには必須のおろしニンニクを入れます。

前回少し少なかったので、ニンニクの量を倍以上に増やしました。
おろしニンニクに加えて、大好きな胡麻も投下。

良く混ぜます。
海苔巻き麺にして頂きます。

ニンニクでコクが増して、胡麻の香ばしさも加わり、最高に旨いです。
家系ラーメンに良く合うブラックペッパーも投入。

いつも味薄めでオーダーしているので、酢を足して少し味をマイルドにします。
家系ラーメンは自分好みにカスタマイズにする方法が色々有るので、ありがたいです。
冷やすのを忘れて固ゆでになってしまった自作の味玉。

味は自分好みなので旨いです。
これで在庫が尽きるので、名残を惜しんでスープを味わいます。

適度に酢を加え、ニンニクと胡麻、ブラックペッパーも入ったスープは、飲み干したい程旨いです。
塩分過多にならない様、断腸の思いで諦めました・・・

家系ラーメンを家で食べられるなんて、こんな状況でないとなかなか無いと思いますが、素晴らしく旨い家ラーメンになりました。
私は家が近いので、お店で食べられる日を心待ちにしつつ、またお持ち帰り「らーめん」を味わおうと思います。
11.は「3SO」。

「ニボシ3SOつけめん」のお持ち帰り販売が開始されるとの事で、行って来ました。
こちらがお持ち帰り用の「ニボシ3SOつけめん」です。

自家製麺の麺、スープとチャーシュー、そしてニボシ油と手書きの説明書きが入っています。
小鍋にスープ&チャーシューを移して、一煮立ちさせます。

袋ごと湯煎するより、鍋に移して一煮立ちさせた方が良い様です。
次に麺を茹でます。

たっぷりのお湯に麺を入れて、7〜8分ほど茹でます。
スープを小丼に移したら、麺を水で締め、良く水を切って丼にいれ、トッピングを載せたら完成です。

今回のトッピングは、冷蔵庫にあった茹でキャベツと、市販のチャーシュー、メンマ(スープに入っている)、市販の味玉、刻み葱です。
杉崎店主にDMした時に「オススメトッピングはありますか?」と聞いて、「茹でたもやしとキャベツ、豆苗などがオススメです」って教えて貰ったのに、奥様が13:00からリモート会議で慌てて買い物をしたので、もやしと豆苗はすっかり忘れてしまいました・・・
「食べる前にニボシ油を入れて、召し上がって下さい。」とあったので、ニボシ油を入れます。

なんだか懐かしい、お魚の醤油入れに入っています。
こんな感じで、スープの上にニボシ油を入れます。

スープの方にもかなり魚粉が入っていますが、ニボシ油で香りも追加されます。
つけ麺なので、まずは麺から行きます。

「3SOマー油らーめん」などの麺と比べて縮れが少なく、加水率が高そうな麺です。
次にスープに浸して頂きます。

この「ニボシ3SOつけめん」のスープは激ウマです!
名前の通り、煮干しの風味が強めですが、「3SO」らしい味噌味と鶏豚の濃厚スープの相性が抜群で、ちょっと感動する位旨いです。
ちょっと麺を茹で過ぎて、「3SOマー油らーめん」などの麺と比べると若干コシが弱めですが、麺自体も美味しい麺です。
トッピングの角切りチャーシュー。

ホロホロと崩れる程柔らかいチャーシューは、仄かに五香粉っぽい風味がして、味付けが絶妙で激ウマです。
付け合わせの茹でキャベツと食べると最高に旨いです。
トッピングの材木メンマ。

市販品ですが、濃厚なスープには材木メンマが良く合います。
スープに入れてあったので、味が染みてとても旨いです。
トッピングの茹でキャベツ。

もやしを忘れたのでキャベツのみですが、スープに浸して食べると美味しいです。
特に角切りチャーシューと一緒に食べると、旨さ爆増です。
トッピングのバラ巻きチャーシュー。

ごくフツーの市販品ですが、「ニボシ3SOつけめん」のスープに浸して食べるとメチャメチャ旨いです。
トッピングの味玉。

今回は時間が無くて市販品ですが、余り甘みが強く無くて、結構好みの味です。
これも「ニボシ3SOつけめん」のスープに浸して食べると美味しくなります。
麺と具を食べ終えたら、杉崎店主オススメの、ライスにスープを入れて雑炊風にして頂きます。

ライスをスープに入れるにはスープの量が結構有るので、ライスにスープを掛ける事にしました。
スープを掛けたところ。

かなり魚粉が入っているのが分かります。
一口食べてみます。

この雑炊風がメチャメチャ旨いです。
スープ割りしてスープを全部飲みたい所ですが、そこは塩分過多にならない様に、断腸の思いで諦めました。

お持ち帰り用「ニボシ3SOつけめん」ですが、家で食べるラーメンとしては出色の出来だと思います。
「3SOらーめん」はどうしても味が変わってしまうとの事で、「ニボシ3SOつけめん」になった経緯が有りますが、杉崎店主が拘っただけに素晴らしい出来でした。
終息どころか、拡大傾向にあるCovid-19ですが、先の見えない状況にあって、持ち帰りでお店に近い味が食べられるのはとても嬉しいです。
12.は「北海道トマトラーメン」。

ウチの神様が「北海道ふっこう復袋」なるものを購入して、その中に「トマトラーメン」が有ったので、早速作ってみました。
ちなみに「北海道ふっこう復袋」は、デパートなどで開催されている「北海道物産展」がCovid-19の影響で軒並み中止となり、商品が売れずに困っているお店を助けるためのもので、いろいろな種類がある様です。
今日のトッピングはモヤシ、豆苗、カチョカバロチッコロ(チーズ)、ベーコン、メンマ、味玉です。

最後に上から粉チーズを掛けました。
まずはスープを一口。

思った通り、ミネストローネの様な味で、ラーメンと言うよりパスタに近い感じです。
麺は中細縮れ麺。

北海道の望月製麺所の麺で、北海道ラーメンに多い、黄色い縮れ麺です。
茹で時間1分半〜2分と言う事で、1分半で揚げて見たところ、適度な歯応えでコシが有り、丁度良い加減でした。
チャーシューの代わりのベーコン。

トマト味のスープなら、醤油と味醂で煮たチャーシューよりベーコンの方が合うのでは無いかと思ったからです。
予想通り、トマト味のスープに軽く炙ったベーコンはメチャ旨でした。
チーズとも良く合います。
トッピングのカチョカバロチッコロ(チーズ)。

これも「北海道ふっこう復袋」に入っていたもので、モッツァレラチーズに近い味のチーズです。
やはりトマト味にはチーズが良く合います。
トッピングのメンマ。

市販のメンマですが、これが意外と合いました。
トマトスープですが、ベースがラーメンスープのせいか、メンマも美味しく食べられました。
トッピングの豆苗。

トマトに豆苗と言うのも結構合います。
考えたらトマトソースのパスタに、生のバジルの葉や茹でキャベツなども合うので、野菜は良く合うのかもしれません。
トッピングのモヤシ。

豆苗と同様、モヤシもトマト味のスープに良く合います。
トッピングの味玉。

市販の味玉ですが、甘く無いのを選んだので、メンマ同様に美味しく食べられました。
味変のタバスコ。

トマト味なので、ブラックペッパーや七味よりタバスコの方が合うのでは無いかと思ったので、タバスコにしてみました。
タバスコを掛けたところ。

お味の方はと言うと、トマト味に唐辛子と酸味が加わると、なんとなくイタリアンっぽくなります。
と言う訳で、完食。

「トマトラーメン」と聞くと、「太陽のトマト麺withチーズ」を思い出しますが、イメージ的には正にアレです。
恐らく「太陽のトマト麺withチーズ」と同様に、ライスにスープを掛ければリゾット風に食べても美味しいと思います。
望月製麺所の製品だけ有って、麺の旨さも「お家ラーメン」としてはかなりイイ線行ってます。
30,000文字の制限を超えたので、次に続きます・・・