
2020年6月のラーメン⑤の続きです。
24.は「超純水彩麺 天国屋」の「濱地鶏と東京軍鶏麺(塩)」

先日買った「濱地鶏と東京軍鶏麺(塩・醤油・白醤油)」の内、残っていた「塩」を作ってみました。
1週間位経っていますが、冷凍して有ったので全然大丈夫そうです。
まず始めに、スープを湯煎します。

沸騰後5分位湯煎なので、麺を茹でる前に湯煎を開始します。
麺の茹で時間は55秒〜1分15秒。

茹でる時間が短いので、スープを丼に移してから茹で始めます。
茹で上がった麺を湯切りして、丼のスープに入れ、トッピングを載せれば出来上がりです。

今回のトッピングは、シンプルにサラダチキンと市販のメンマ、自作半熟味玉に九条ネギです。
まずはスープを一口。

「濱地鶏と東京軍鶏麺」の名の通り、濱地鶏と東京軍鶏を使用したスープ。
単なる鶏ガラスープよりも味が濃厚で、それに合わせて塩ダレもクッキリとした味になっています。
細麺ストレートの麺。

パツンとした食感で、適度なコシと小麦の風味が印象的です。
トッピングのサラダチキン。

鶏チャーシューの代用品ですが、これが思いの外マッチします。
トッピングの市販のメンマ。

淡麗系でも濃厚系でも合わせられる市販メンマ。
淡麗系の「濱地鶏と東京軍鶏麺」にも合わない訳が有りません。
トッピングの九条ネギ。

柔らかくて辛味の少ない九条ネギ。
ラーメンには欠かせない味です。
トッピングの自作の半熟味玉。

サッパリスープなので、思った程スープの味は影響せず、和風出汁に浸けておいた半熟味玉は、いい感じの茹で加減でした。
麺と具を食べ終え、スープを味わいます。

塩ダレは濱地鶏と東京軍鶏のスープを際立たせてくれて、よりスープの味が味わえます。
という訳で、完食。

思わずスープを完飲しそうになりました。
醤油や白醤油など、「濱地鶏と東京軍鶏のスープ」は幾つか堪能しましたが、やはりスープ自体を味わうには「塩」が一番です。
25.は池尻大橋「八雲」の「特製ワンタン麺(白)」。

先日通販で取り寄せた、「特製ワンタン麺(白)」を作ってみました。
セットには、スープ、麺、チャーシュー、ワンタンが入っています。
メンマや味玉、それにネギと海苔を用意すればすぐに食べられます。
まず、いつもの様にスープの湯煎から。

それと同時にチャーシューも2分ほど温めます。
ワンタンは茹で時間5分という事で、麺より先に茹で始めます。

肉ワンタンx3、海老ワンタンx3の6個も入っており、ワンタン好きとしてはとても期待します。
麺の茹で時間は1〜2分。

茹で時間が短いので、先にスープを丼に移してから茹で始めました。
茹で上がった麺はしっかり湯切りします。

くっついてしまわない様に、手早く湯切りして、丼のスープに入れます。
ワンタンを載せ、トッピングを載せたら出来上がりです。
まずはスープを一口。

鶏や豚の動物系スープと、昆布や干しエビ、鰹節、鯖節、うるめ節などの魚介系、更に干し椎茸などの乾物系も合わせてあるというスープ。
魚介系の旨味が前面に出ていますが、動物系スープがしっかり下支えしています。
白醤油のラーメンと言うと、「超純水彩麺 天国屋」さんや、町田の「進化」さん、「寿製麺よしかわ」さん辺りで食べましたが、独特の小麦の風味とやさしい味が特徴ですが、「八雲」さんのスープはかなり力強い印象で、白醤油のスープの中では相当攻めている印象です。
自家製麺の細麺。

細麺ながらパツンとした食感で、コシが有ります。
小麦の味がする、美味い麺です。
トッピングのチャーシュー。

いかにも「焼き豚」と言う感じのチャーシュー。
小ぶりながらしっかりとした食感なので結構満足感が有ります。
味付けも適度で、美味しいチャーシューです。
待ってました!のワンタン。

ワンタン好きとしては堪らない、餡の詰まったワンタンです。
皮もプリッとしていて申し分無い味と食感です。
餡は挽肉と生姜なのでしょうか、仄かに生姜の風味がします。

味付けが絶妙で、スープとの相性もバッチリです。
トッピングの海老ワンタン。

こちらも餡がたっぷり詰まっています。
下味がしっかりしていて、美味しいワンタンです。

海老のプリプリ食感も最高です!
トッピングの市販のメンマ。

どんな味にもしっかり合う、オールラウンドなメンマ。
サクサク食感が箸休めに最適です。
トッピングの茎わかめ。

スープの塩分が丁度良い感じで、コリコリ食感と磯の風味が楽しめます。
トッピングの九条ネギ。

最近は専らラーメンには九条ネギを使用しています。
薬味と言うより、食べて美味しい九条ネギは立派な具材です。
トッピングの自作の半熟味玉。

やや硬めの仕上がりですが、味の方は和風出汁が効いて、まろやかな味に仕上がっています。
改めてスープを味わってみます。

白醤油のラーメンとしては、クッキリとした味付けで、魚介の風味が濃厚です。
と言う訳で、完食。

スープが旨くて、危うく飲み干しそうになりました。
「八雲」の「特製ワンタン麺(白)」は初めて食べましたが、スープ、麺、具材のどれを取ってもレベルが高く、すばらしい逸品でした。
ワンタン好きとしては非常に気になっていたので、このレベルの高さはとても嬉しいです。
家で作って食べてこれだけ美味いのなら、お店で食べたらどんなに美味いんだろう・・・と思う程美味いです。
26.は鶴見の「らー麺土俵 鶴嶺峰」の「鶴嶺峰つけ麺」。

先日通販で取り寄せました。
「らー麺土俵 鶴嶺峰」は、以前から行ってみたかったのですが、Covid-19の流行で行きそびれていました。
まずは、スープの湯煎から。

スープの湯煎時間は約15分です。
次いで麺を茹でて行きます。

極太麺の茹で時間はなんと12分で、殆どスープの湯煎時間と変わりません(汗)
その間に具材の準備をします。
スープを小丼に移し、九条ネギを載せ、茹で上がった麺を水で締めて、トッピングを載せて出来上がりです。

具材は「肉煮干し中華そば鈴木ラーメン店」のチャーシュー、市販のメンマ、サラダチキン、自作の半熟味玉、そしてほうれん草です。
しかし、折角買ってきたのに、オススメの刻み玉ねぎをスープに入れるのを忘れました・・・orz
つけ麺なので、まずは麺から。

フスマが練り込まれた極太麺は、モチモチ&ツルツル食感で、小麦の味が濃い感じです。
続いて、スープに浸して食べる為に、麺を適量持ち上げます。

ツブツブがハッキリ見えますが、こんなにツブが大きい麺を初めて見ました。
濃厚なスープに浸します。

食べてみると、まずその酸味と甘みに驚きました。
荻窪の「丸長中華そば」の「つけそば」のスープの様に、結構な酸味が有り、「東池袋大勝軒」の「もりそば」のスープの様な甘みが有りますが、それでいて、濃厚な動物系スープと魚介の出汁も効いています。
動物系スープは豚骨と鶏ガラのバランスが、少し鶏寄りなのか、良く有る濃厚豚骨魚介系スープより鶏の味が出ている気がします。
「肉煮干し中華そば鈴木ラーメン店」のチャーシュー。

冷凍してあったのをスチーム解凍したものですが、驚く程上手く解凍されていて、肉感も有り、旨味もバッチリです。
これを濃厚スープに浸して食べると、美味しいです。
トッピングのサラダチキン。

サッパリしていて、つけ麺に良く合います。
プレーンタイプのサラダチキンですが、シンプルな味付けなので、濃厚スープにも良く合います。

しっとり食感と、濃厚スープの組み合わせはかなりオススメです。
スープに入っているつくね。

甘酸っぱいスープに鶏つくねの組み合わせは絶品です。
市販のメンマ。

サクサク食感は良い箸休めになります。
スープに浸すのも、良い感じです。

汎用的な味付けなので、サッパリ系から濃厚系まで幅広く合わせられます。
甘酸っぱいスープにも良く合います。
オススメトッピングのほうれん草。

「胡麻和え」がオススメと言う事でしたが、茹でただけで載せました。
スープが甘酸っぱいので、「胡麻和え」は確かに合いそうです。
ほうれん草をスープに浸すと、甘塩っぱい味になって美味しいです。

なるほど、ほうれん草がオススメな理由が分かります。
スープに揚げの様なものが入っていました。

お店ではお麩が入っている様なので、もしかしてお麩なのでしょうか?
自作の半熟味玉。

まだ一晩浸けただけなので、ちょっと味浸みが足りない感じですが、黄身が丁度良い半熟なので、濃厚スープと合わせるとまろやかな味になります。
麺と具を食べ終わったので、スープをお湯割してみます。

極太麺にも関わらず、濃厚スープだからか、結構減ってしまいました。
少し薄めたスープ。

甘酸っぱい濃厚スープは、少し薄めると「東池袋大勝軒」の「もりそば」のスープに似てきます。
と言う訳で、完食。

初めて食べた「らー麺土俵 鶴嶺峰」の「鶴嶺峰つけ麺」でしたが、荻窪の「丸長中華そば」の「つけそば」のスープの様な酸味と、「東池袋大勝軒」の「もりそば」のスープの様な甘みが有ります。
これが結構新鮮で、甘みと酸味の有る濃厚豚骨魚介系のスープと言うのが、個人的にはツボでした。
良く有る濃厚豚骨魚介系スープと違い、甘みと酸味がハッキリしているので、食べ続けてもクドさが無く、却って鶏ガラや豚骨を感じる事の出来るスープになっています。
極太のフスマ練り込み麺も、小麦の香ばしさとモチっとした歯応えで絶品です。
スープに入ったつくねも申し分無い仕上がりで、総じて非常にレベルの高い一杯だと思います。
27.は「Sagamihara欅」の「すだち塩つけ麺」。

久しぶりに店内飲食しました。
前回が3月20日だったので、実に3ヶ月と9日ぶりの店内飲食です。
店内飲食はカウンターのみ6席となり、各席にパーティションが置かれています。

ちなみに2人で行った時などは、これを外して貰える様です。
神様と2人で行きましたが、我々は外しませんでした。
各席のメニュー立てに、Covid-19の感染予防対策についての説明書きがあります。

ちなみに、お水は各席毎にピッチャーが置かれているので、セルフで汲む様になっています。
コップは予めカウンターのお盆の上に乗っています。
待つ事7〜8分で、「すだち塩つけ麺」が到着。

麺は昆布水に浸かっています。
具材は別皿で提供されます。

チャーシューはレアロースとバラの2種、穂先メンマ、沖縄の塩「ぬちまーす」、そして「すだち」が載っています。
こちらは神様の「味玉醤油」。

以前と違って芽ネギが載っています。
まず、麺だけを沖縄の塩「ぬちまーす」を付けて食べてみます。

昆布水の出汁と「ぬちまーす」のお陰で、麺の小麦の旨さが感じられます。
これだけでも半分位は食べられそうです。
続いてスープに浸すために麺を持ち上げます。

全粒粉入りなのかツブツブが見える麺は、細麺ながらモチっとした食感でコシが有り、小麦の風味が味わえます。
黄金色のスープに浸します。

思ったよりパンチの効いた塩味スープは、鶏の旨味と魚介の旨味が効いており、麺の昆布水と合わせてスッキリとした味になっています。
トッピングのレアロースチャーシュー。

レアチャーシューらしい、しっとりとした食感で、味付けも絶妙で、そのまま食べても美味しいです。
スープに浸してみると、スープの旨味が加わって、更に美味しくなります。

やっぱりこう言うものは、お店でないと味わえません。
トッピングのバラチャーシュー。

脂の甘みが有り、旨いチャーシューです。
甲乙付け難いですが、個人的にはこう言うチャーシューが大好きです。
トッピングの穂先メンマ。

これも塩味やサッパリ系の醤油味のスープに良く合う具材です。
ここで「すだち」を麺の方に絞ってみます。

「すだち」の爽やかな香りが広がります。
麺を持ち上げると、「すだち」が香ります。

如何にも夏らしい感じです。
続いてスープに浸します。

「すだち」の爽やかな酸味が広がり、より涼しげな味になりました。
暑い日には、こう言うつけ麺は最高です。
と言う訳で、麺と具を完食。

スープを味わいます。
昆布水をスープに入れて、スープを割ります。

昆布水の出汁とスープが合わさって、とても美味しいです。
塩分を控えなければならないのに、レンゲが止まりません。

「すだち」も効いていて、爽やかな味です。
と言う訳で、完食。

限定の「すだち塩つけ麺」でしたが、久しぶりにお店で食べる味は、やっぱり最高の一言に尽きます。
麺の茹で加減、締め方、昆布水、そしてスープの加減と具材、どれを取っても、やはり家で出すのは難しいです。
と言う訳で、2020年6月のラーメンでした。
来月からは、感染対策をした上で、徐々に店内飲食を始めようと思います。