
2020年9月のラーメン③の続きです。
18.は小田急相模原の「石山商店」。

Twitterで告知されていた限定の「海老出汁醤油らーめん」を食べに行って来ました。
券売機で食券を買います。

上から2段目の右から2番目の「限定メニュー」¥850のボタンが「海老出汁醤油らーめん」です。
「味付き玉子」¥100も忘れずに購入しました。
待つ事7〜8分で、「海老出汁醤油らーめん」が着丼。

「海老入り肉団子」は味玉に近い大きさのものが3つも入っています。
まずはスープを一口。

スープは鶏豚の動物系スープに魚介を加えたWスープ。
優しい海老の出汁が感じられる、仄かに甘みの有る醤油味スープです。
麺は中太縮れ麺。

黄色くてツヤツヤしたこの麺、なんだか懐かしのラーメンの様な雰囲気です。
加水率高めのツルツル食感のプリプリした麺で、しっかりとコシが有り、麺そのものの旨さも有ります。
トッピングの、大ぶりな「海老入り肉団子」。

ご覧の通り、味玉位の大きさの肉団子です。
海老も入っており、ショウガの風味がする美味しい肉団子です。
これが3個も入っているので、ボリューム満点です。
ちなみに何かの油が掛かっている様に見えるので、なんの油か聞いたら、ラー油にニンニクオイルを足したものだそうです。
トッピングの赤玉ねぎ。

いろどりとしても綺麗ですが、普通の玉ねぎより辛味がマイルドで、爽やかな味です。
赤玉ねぎが載っていた大葉。

赤玉ねぎ+大葉と言えば、「Sagamihara欅〜HANARE〜」(現在休業中)の紫キャベツ+大葉の組み合わせと色が似ています。
折角なので、大葉で麺を包んで頂きます。

大葉の爽やかさと海老出汁醤油の優しい味のスープに、プリプリ食感の麺が良く合います。
トッピングの半熟味玉。

黄身が綺麗に半熟の味玉。
控えめな味付けで、優しい味の海老出汁醤油スープに良く合います。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

優しい味のスープは仄かに甘みが有り、海老の旨味が溶け込んでいます。
と言う訳で、完食。

「石山商店」さんの限定「海老出汁醤油らーめん」ですが、海老の出汁の優しい甘みが印象的な一杯でした。
ボリューム満点の海老入り肉団子も文句無しの旨さで、これに合わせた中太縮れ麺も旨さを引き立てていました。
食後に色々お話をさせて頂きましたが、今回の「海老入り肉団子」、実は今度提供を考えているメニューに向けた試作の意味も有る様です。
19.は町田/成瀬の「超純水彩麺 天国屋」。

Twitterで予告されていた、限定20食の「地獄味噌らーめん」を食べに行って来ました。
限定メニューは券売機の上のホワイトボード。

今日の限定は「淡麗らぁめん」塩or醤油¥900、「地獄らーめん」醤油or味噌¥1,000、「浅蜊水のつけそば」塩or白醤油¥900、「チャーハン」¥400です。
まだ有ると信じて、「地獄味噌らーめん」¥1,000にする事にしました。
待つ事7〜8分程で、「地獄味噌らーめん」¥1,000が着丼。

以前食べた醤油味ベースの「地獄ラーメン」(辛目)と比較して、若干色が薄い様な気がします。
前回は辛目だったので、色が濃いのかもしれませんが、味噌のスープの色も有ると思います。
まずはスープを一口。

味噌味ベースの辛いスープと言うと「蒙古タンメン中本」を思い出しますが、「地獄ラーメン」の辛さ普通なのでそんなに辛さは有りません。
しかし、タレが醤油から味噌になった事で、旨味とコクが増しています。
麺は中太のストレート麺。

以前食べた醤油味ベースの「地獄ラーメン」と同じ麺の様です。
モチモチ食感で、辛いスープと良く合います。
トッピングの炙り焼きチャーシュー。

表面を炙ってあって、香ばしいチャーシュー。
適度な肉感と脂の甘みが有り、辛目のスープに良く合います。
トッピングのワカメ。

ワカメの磯感が地獄ラーメンのスープにマッチして非常に美味しいです。
地獄ラーメンのスープにはワカメが良く合います。
トッピングのほうれん草。

これも地獄ラーメンに良く合うトッピング。
家系ラーメンもそうですが、醤油/味噌豚骨スープとほうれん草は相性が良い様です。
トッピングの白髪葱。

辛いラーメンにはこれも良く合うトッピングです。
ネギの辛味とスープの辛味が良く合います。
トッピングの茹で玉ねぎ。

玉ねぎの甘味が、地獄ラーメンの辛いスープに良く合います。
辛味と甘味がこんなに合うとは思いませんでした。
トッピングの大きな海苔。

この海苔も地獄ラーメンには欠かせないトッピングです。
家系ラーメンもそうですが、醤油豚骨や味噌豚骨のスープには、海苔が良く合います。
スープに浸して、麺を包んで海苔巻き麺にして頂きます。

地獄ラーメンのスープに海苔の風味が加わって、中太麺のモチモチ感と相まって、とても美味しいです。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

醤油ベースの地獄ラーメンよりも、味噌のコクと旨味が加わって、とても美味しくなっています。
鶏そぼろも入っていました。

鶏の旨味が加わって、より旨くなります。
と言う訳で完食。

限定の「地獄味噌らーめん」でしたが、以前食べた醤油味ベースの「地獄ラーメン」と比較して、コクと旨味が増していると思います。
天国屋さんのラーメンの中でも「ジャンク系」に位置する「地獄ラーメン」は、「鶏系」に代表される天国屋さんの鶏出汁清湯スープのラーメンの対極に有るもので、濃厚系に振ってみるのは悪く無いと思います。
20.は「赤坂麺処 友」。

先日通販で取り寄せた、「芳醇あごだし醤油らーめん」を作ってみました。
まずはスープを湯煎から。

このスープには具材(チャーシュー・メンマ)が入っているので、あまり煮立てない程度に湯煎します。
中太ストレート麺の茹で時間は2分半〜3分半。

今回は2分半茹でました。
スープを丼に注ぎ、湯切りした麺を入れて具材を載せて出来上がりです。

九条ネギと自作半熟味玉は別途用意しました。
まずはスープを一口。

豚骨ベースながら、クドさは無く、あごだしの優しい味がするスープ。
豚骨魚介系のスープであるにも関わらず、むしろスッキリとした味わいが特徴です。
麺は中太ストレート麺。

家系ラーメンの麺に近い平打ち中太麺ですが、モチっとした食感で小麦の風味のする麺です。
適度にスープが絡んで、丁度良い味わいになります。
トッピングのバラチャーシュー。

とても柔らかく、スープに合わせた優しい味付けが特徴です。
バラ肉なので適度に脂が乗っていて、スープの味に良く合っています。
トッピングの材木メンマ。

太いメンマですが、柔らかく煮られています。
味の方もあごだしスープに良く合う優しい味付けです。
トッピングの自作半熟味玉。

今回は上手く半熟に出来ました。
一晩タレに漬けてあったので、丁度優しい味のスープにピッタリの味になっています。
味変で自家製ラー油を使います。

この自家製ラー油、花椒が効いていてシビレがくるタイプです。
とりあえず半分位入れてみました。

それでもかなりの辛さだと思います。
ラー油をスープに混ぜてみました。

麺を食べてみます。
辛さそのものは辛さ度5の「蒙古タンメン」位ですが、花椒のシビレのお陰でもっと辛い感じがします。
麺と具を食べ終えたので、スープを味わってみます。

あごだしの優しい味を豚骨スープが支えていて、とても旨いスープです。
そこに足した自家製ラー油の辛味が良い感じに効いていて、これもまた旨いです。
表面の香味油は冷めると膜が張る位なので、多分鶏油を使用しているのではないかと思いますが、あごだしの風味を効かせてあり、これが香ばしさを演出しています。
と言う訳で、「赤坂麺処 友」の「芳醇あごだし醤油ラーメン」でしたが、お店で食べた時とスープの味は遜色ありません。
無論、お店で食べた方が具材も豊富ですし、旨いと思いますが、Covid-19を考えて公共交通機関の利用を極力控えているので、お取り寄せ出来るのはとてもありがたいです。
21.は町田/成瀬の「超純水彩麺 天国屋」。

先日「地獄味噌らーめん」を食べた帰りに、お土産ラーメンを買ったので、子供達に作ってあげました。
まずは丼を温める為のお湯を使って、具材を解凍しておきます。

これだけだと解凍は出来ますが冷たいので、2〜3分湯煎した方が良さそうです。
次にスープを湯煎します。

溶けてから5分程温めます。
続いて麺を茹でます。

細麺の麺は茹で時間55秒〜1分20秒。
今回は1分茹でてみました。
スープを丼に移し、湯切りした麺を入れてトッピングを載せれば出来上がりです。

3種のチャーシューと穂先メンマはセットの具材です。
九条ネギと自作半熟味玉は別途用意しました。
まずはスープを一口。

香ばしい濃口醤油に丸鶏の旨さタップリのスープ。
天国屋さんの「鶏系らーめん」はどれも美味しいですが、優しい味の淡口醤油、白醤油よりも濃口醤油の方が子供達は好きな様です。
細麺ストレートの麺。

低加水のタイプで、細麺ながらパツンと言う歯応えが有ります。
小麦の風味が味わえる麺です。
トッピングの豚肩ロース赤身チャーシュー。

鶏系ラーメンのスッキリスープに良く合う、サッパリ系のチャーシュー。
薄手ですが、しっかりとした肉感が有り、適度な味付けです。
もう一枚入っている肩ロースチャーシュー。

こちらは適度に脂が入っています。
トッピングの鶏胸肉のチャーシュー。

鶏系らーめんのスープは鶏出汁だけに、鶏チャーシュは良く合います。
トッピングの穂先メンマ。

清湯系のスープに良く合う穂先メンマ。
天国屋さんの鶏系らーめんには良く載っています。
トッピングの自作半熟味玉。

今回は丁度良い具合に半熟に出来ました。
和風タレに漬け込んであったので、醤油味ラーメンに良く合います。
子供達に作ってあげたので、私が味わえるのはここまで。
天国屋さんの「鶏系らーめん」でしたが、天国屋さんらしい、優しい味のスープに、香ばしい濃口醤油がマッチして、とても美味しいです。
22.は相模大野の「えびくらぶ」。

Twitterで予告されていた、「エビチリつけ麺」を食べに行って来ました。
今日の限定は「冷やし豚しゃぶつけ麺」と「エビチリつけ麺」。

食券はどちらも上から2段目の左から2番目、「限定麺」¥1,000です。
待つ事10分少々で、「エビチリつけ麺」が着丼。

見た目は「えびつけ麺」と良く似ていますが、トッピングが揚げた海老になっています。
麺は三河屋製麺製の太麺。

モチモチ食感で加水率高めの太麺です。
スープに浸します。

海老の風味と共にニンニクの風味がするので、刻みニンニクが入っている様です。
食べてみると、濃厚な海老のスープに酸味と辛味が加わり、刻みニンニクの風味も有って、正しく「エビチリ」です。
トッピングの揚げ海老。

「エビチリ」の海老も揚げてあるので、スープに浸せば完全にエビチリです。
スープに浸して食べてみます。

香ばしく揚がった海老はまだ温かく、エビチリスープに浸せばエビチリそのもの。
刻みニンニクが効いているので、ガーリックシュリンプっぽさも有ります。
という訳で、麺と具を完食。

果たして「エビチリつけ麺」のスープ割りは旨いのでしょうか?
卓上の「割スープ」で割ってみました。

通常の「えびつけ麺」と比べ、酸味と辛味が有るのでどうかと思いましたが、全く問題無く、むしろ旨いです。
個人的に酸辣湯の様な、酸味と辛味の有る味が好きだという事も有りますが、このスープはアリだと思います。
という訳で、完食。

「えびくらぶ」さんの海老の日記念3日間限定「エビチリつけ麺」ですが、名前の通り正に「エビチリ」そのものの味でした。
揚げた海老をスープに浸せば、正に「エビチリ」ですし、麺を食べてもエビチリのソースで食べている様な感じです。
可能なら、是非レギュラー化をお願いしたいメニューです。
30,000文字の制限を超えたので、次に続きます・・・