
今月は27杯でした。
段々気温が上がって来て、つけ麺が美味しい季節になって来ました。
これからの季節はつけ麺が多くなりそうです。
①は、相模原市中央区の「麺でる相模原店」。

限定の「麺でるパタン」は、孤独のグルメで一躍有名になった横浜日ノ出町の「中華 第一亭」の名物裏メニュー「パタン」をリスペクトした一杯。
本家「パタン」同様にお酢とごま油を加えた醤油ダレで和えた麺に大量の刻みニンニクを載せ、スープで洗ってつけ麺風にしていただきます。
これが本家を凌駕する位美味いです。
②は、町田市木曽町の「3SO」。

限定の「牛骨白湯3SO」はテールスープのような旨味とコムタンの様なコクの牛骨スープの一杯。
別添えトッピングの「牛カルビ」や「ミニ牛そぼろご飯」がとても良く合う一品です。
③は、小田急相模原の「佐野膳」。

「Sagamihara 欅」店主の「佐野 全」さんが、「Sagamihara 欅」の休業日の木曜日に予約制で夜のみ営業している、サードブランド。
実験的にコース料理的なラーメンを提供しており、そのクオリティは「飯田商店」や「中華蕎麦とみ田」、「Japanese Soba Noodles蔦」に迫るにも関わらず、価格は約半分と言う破格で提供されています。
④は、町田の「noodles」。

あの名店「青葉」で修行し、「青葉」ゆずりのWスープに独自のベジポタスープを加えた優しい味のスープと、2週間掛けて乾燥メンマを戻して味を付ける、自慢のメンマで有名なお店でした。
光熱費や材料費の高騰で、収益が大幅に減少した為、リタイヤを前倒しして廃業するとのこと。
最後にどうしても食べたくて「メンマラーメンセット」をいただきました。
「ミニゆず塩チャーシュー丼」もとても美味しい一杯でした。
これが食べられなくなるのは非常に残念です。
⑤は、蒲田の「NIBOSHIMANIA」。

限定の「プレミアムドニボプレッソ」は、濃い煮干しの「ニボプレッソ」を更に濃度アップした、キング・オブ・ニボシの様な一杯。
これだけ濃度にも関わらず、エグ味が全く無く、カドも無い見事な逸品です。
⑥は、蒲田の「釜玉中華そば ナポレオン軒 東急蒲田店」。

知らない間に「麺や武蔵」跡地に「釜玉中華そば ナポレオン軒」が出来ていました。
しかも製麺室付きなので、いつでも打ち立て麺が有ると言う最高のお店です。
いつもの「釜玉中華そば」では無く「中華そば」に。
この「中華そば」、「釜玉中華そば」とも「替玉」とも違うスープとの事。
確かに「釜玉中華そば」の濃厚スープでも無く「替玉」の魚介乾物系とも違う、多分「釜玉中華そば」の濃厚スープを煮詰める前の状態?
いずれにしても「釜玉中華そば」を凌ぐ位旨いので、次から迷いそうです。
⑦は、小田急相模原の「石山商店」。

限定②の「いわし節の白醤油らーめん」。
いわし節にも関わらず、あまり魚臭く無く、苦味もエグ味も無くて、白醤油の旨味がじんわり効いている優しい味の一杯です。
⑧は、小田急相模原の「石山商店」。

5月限定の「豚しゃぶ中華風らーめん」。
名前の通り豚しゃぶが載っていて、山椒の効いたラー油が掛かった中華風の味のスープに中太麺が合わせられています。
中華風の味のスープとライスが物凄く良く合います。
⑨は、町田の「noodles」。

閉店の2日前に、どうしてももう一度つけ麺が食べたくて訪問。
この優しい味のスープと珠玉の自家製メンマが2度と食べられないと言うのは本当に残念です。
⑩は、町田の「81番」。

限定の「ちゃんと美味い担々麺」は、スープの隠し味に焼きサバを入れたと言う一品。
食べてみると確かに香ばしい焼きサバの風味たっぷりで、これが担々麺のスープに合うとはオドロキです。
11.は、町田市木曽町の「3SO」。

限定の「トムヤム風3SOらーめん」は、名前の通りトムヤムクン風味の味噌ラーメンで、パクチーやエビせんが良く合う味に仕上がっています。
「3SO」さんの限定麺のなかでも3本の指に入る人気作です。
12.は、蒲田の「らーめん蓮」。

限定の「冷やし担々つけ麺」はラー油が別になって、スープが泡泡の一杯。
クリーミーなスープに少しずつラー油を加えて行くと、味がどんどん変わって行く不思議な一杯でした。
13.は、都内某所の某店。

久しぶりにやられた感を味わった一杯。
見た目は美味しそうなのに…(涙)
14.は、相模大野の「肉煮干し中華そば鈴木ラーメン店」。

前の日にやらかしてしまったので、どうしても美味しいものを食べたくて訪問。
この時期に最適な、サッパリ味のつけ麺。
しかし以前より格段に魚介感が増しています。
店主さんに聞くと「コレ入れたんです」とヒミツを見せてくれました。
詳しくはお店まで。
15.は、相模大野の「東京ぶたくらぶ」。

「新醤油ラーメン」は以前の「醤油ラーメン」を大幅リニューアルした、安藤店主渾身の一杯。
幟まで作っただけの事は有り、新潟燕ラーメン+長岡ラーメンの様な、背脂が効いていながらクドさの無い、生姜が効いてサッパリとしたスープに太麺が美味い一杯です。
16.は、小田急相模原の「Sagamihara 欅」。
限定の「煮干しつけ麺」は、白湯ベースの濃厚煮干しスープの一杯。
自家製麺の中太麺と、濃厚ながら煮干しの苦味やエグ味を除いて旨味を引き出した、とても丁寧な仕上げのスープが美味いです。
17.は、南町田の「超純水採麺 天国屋」。
限定の「地鶏飛び魚煮干し白湯ラーメン」+「鶏ワンタン」と、「鮭節昆布水の梅しそつけそば」。
清湯系淡麗スープか豚骨ベースのスープが多い天国屋さんでは珍しい鶏白湯ベースのスープに飛び魚煮干しを使った一杯は、鶏白湯に有り勝ちななクドさが全く無い、飛び魚煮干しの優しい旨さと完璧にシンクロした超絶技巧の一杯。
「鶏ワンタン」も生姜が効いていて飛び魚煮干しの効いた鶏白湯スープにとても良く合います。
「鮭節昆布水の梅しそつけそば」は「鮭節昆布水」の旨味だけで食べられる程で、「梅しそ」スープの酸味と合わせるととてもサッパリとした旨さが味わえる逸品です。
18.は、町田の「蒙古タンメン中本町田店」。

5月限定の「もつのつけ麺」は、名前の通りモツを使ったつけ麺で、背脂やマー油を使って中本特製の味噌で仕上げた一杯。
背脂でマイルドになっているので辛さ3倍でオーダーしましたが、それでもマイルドな位でした。
モツの旨味と中本特製の味噌がとても良く合う一杯です。
19.は、本鵠沼の「うずとかみなり」。

夜限定の「味噌RAMENガパオ」は、以前と比べて香草の爽やかさと風味が増し、味噌ダレやガパオも細かくリニューアルされて、更なる旨さを追求した一杯。
自家製麺の中太縮れ麺もモチモチ感と風味が更に進化しています。
20.は、町田の「一番いちばん」。

「手打ちワンタン生姜中華」は、手打ち麺と機械打ち麺の2本立てとなってから初めて喫食しましたが、安定のキレのある醤油味スープにキリリと効いた生姜、そして以前よりやや線が細くなったものの、モチモチ食感やツルツル感は変わらず素晴らしいです。
餡のたっぷり詰まったワンタンの旨さも相変わらずで、細麺のまろやかスープとしなやか麺とどちらにするか悩みそうです。
21.は、小田急相模原の「麺処 宥乃」。

限定の「宥乃の豚骨」は、骨粉が出る程煮込まれていながらスッキリとしていて、博多ラーメンの濃口醤油版の様な一杯。
ワンタンがとても良く合う一杯です。
22.は、長津田の「十人十色」。

いつも限定麺ばかりだったので、たまにはレギュラー、しかもいつも塩味にしているので醤油味にしてみました。
醤油味スープに良く会うワンタンと悪魔肉も加えて、「ザ・がんこ」とも言える一杯に仕上げました。
常に磨き上げている至高のレギュラースープの「醤油ラーメン(がんこ)」は流石の旨さでした。
23.は、南林間の「麺庭 つむぎ」。

「特製純煮干しらーめん」は、苦味やエグ味も無く旨味を引き出してまろやかに仕上がっており、まだ若い戸館店主が作ったとは思えない完成度の驚くべきスープでした。
24.は、品川区の「純麦」。

名店「麦苗」出身の美人女性店主の手になる、住所非公開の予約のみ、コース料理のみのお店です。
「麦苗」ゆずりの麺とスープに、女性ならではの感性で作る前菜やデザートに新たな可能性を感じさせてくれます。
25.は、相模大野の「東京ぶたくらぶ」

限定の「柚子胡椒つけ麺」は、「豚ラーメン」ベースで酸味と甘みが強めのスープに柚子胡椒が効いています。
「もち姫」を使用したモチモチの麺が美味い一杯です。
26.は、相模原の「麺や 六助」

「ワンタン中華そば」は名前の通り「ワンタン」が載った一杯。
こちらの「中華そば」は動物性のスープは一切使わずに、魚介出汁と昆布などの乾物系の出汁に鶏油を合わせて作ったスープが絶品で、硬めに茹でたザクザク食感の麺が美味い一杯です。
27.は、相模原市橋本の「自家製麺二丁目ラーメン」。

限定の「二丁目出汁中華そばwith札幌麺」は豚骨清湯スープに魚介出汁を効かせた澄んだ塩味スープに、自家製麺の黄色い「札幌麺」を組み合わせた一杯。
コシの有る「札幌麺」と澄んだ塩味スープが良く合う一杯でした。
と言う訳で、2023年5月のラーメンでした。
これから梅雨に入って、肌寒い日もあるかも知れないので、今の内に温かいラーメンを食べておくのが得策かも知れません。