
今月は22杯でした。
4月は仕事の切り替えや子供の入学、親の介護などのイベント盛り沢山で、都内の事務所と自宅を行ったり来たりする生活でした。
なので、3月ほどでは無いものの少なめになっています。
1.は、南町田の「超純水採麺天国屋」。

限定の「魯山人醤油2024初出荷100%使用 鴨・名古屋コーチン合わせらーめん」¥1,500は、名前の通り和歌山「湯浅醤油」製の「魯山人醤油2024」を使用した一杯。
200mlで¥1,640の「魯山人醤油2024」をふんだんに使用していて、一杯¥2,000にしても合わない位の原価度外視の一杯は時間が経つにつれて熟成が進んで味が変化する「魯山人醤油2024」使用ラーメンの1発目。
今後、熟成が進む過程で第二弾、第三弾と続く様です。
2.は、相模原市中央区の「麺でる相模原店」。

6周年記念の天城黒豚尽しは食べ損ねましたが、翌日お祝いのビールを持って訪問。
レギュラーの「塩でる」+「生卵」は安定の旨さでした。
3.は、南町田の「超純水採麺天国屋」。

この日の限定はなんと「天国屋」にしては非常に珍しい二郎インスパイアな見た目の「鴨白湯の野菜タンメン」。
「ニンニク入れますか?」と某店の様な声が掛かるのも新鮮でした。
見た目は二郎インスパイアで、食べると鴨白湯の上品なクリーミースープのタンメンで、アタマがバグりそうな一杯です。
4.は、町田の「東京油組総本店町田組」。

「油そば大盛り」+「柚子胡椒」は、たまに無性に食べたくなる味。
「東京油組総本店」独自の配合を持つ麺と、秘伝のタレ+油が他には無い味を出していて、見た目は貧弱ですが食べると旨い一杯です。
5.は、小田急相模原の「大衆酒場 譲」。

ラーメン店では有りませんが、九州出身の店主さんが作る「ちゃんぽん」が絶品です。
「半チャーハン」も美味くて、居酒屋のランチ営業とは思えない旨さです。
6.は、小田急相模原の「麺処 宥乃」。

限定の「焦がし醤油豚骨らーめん」¥1,000は一杯一杯鉄鍋で醤油を焦がして豚骨スープを注いで作る手の込んだ一杯。
熊本ラーメン店出身の岩本店主だけに、見事な仕上がりの一杯でした。
7.は、相模大野の「東京ぶたくらぶ」。

限定の「海鮮塩ラーメン」は野菜とシーフードたっぷりの一杯。
スープは貝出汁と豚スープで旨い一杯ですが若干塩味が強過ぎな感じでした。
塩味をもう少し抑えたら完璧だと思います。
8.は、小田急相模原の「らぁ麺 秀登」。

平日限定の「スタミナらぁ麺」¥1,000に、オススメの半ライスと生卵を付けました。
手打ち麺でも山椒の辛味でパンチの有る「スタミナらぁ麺」美味しかったです。
生卵に潜らせてすき焼き風にいただいて、その卵をライスに掛けて最後まで美味しくいただけます。
9.は、本鵠沼の「うずとかみなり」。

限定狙いではなくレギュラーの「味噌RAMENガパオ」を食べに行ったらたまたま「黒毛和牛の背脂煮干しつけソバ」¥2,300が有って、オススメされたので、それにしました。
結果、メチャメチャ美味しいつけ麺でした。
牛背脂の甘味とエスニックなスパイスを融合させたスープが絶品です。
10.は、下北沢の「珉亭」。

前々から行きたかったのですが、過去2回とも臨休に当たってしまって行かれなかったお店。
名物のピンクチャーハンの半チャーハンと半ラーメンの「ラーチャンセット」。
ピンクチャーハンは真っ赤なチャーシューの色が米に移って出来たものですが、味は割と薄味のサッパリしたチャーハンです。
ラーメンは半ラーメンながら具材は全て載っており、如何にも「中華そば」っぽい見た目とは裏腹に結構厚みの有るスープで美味しいです。
11.は、向ヶ丘遊園の「自家製麺 ふくろう」。

福島県の某製麺所の直営との事で、極太の麺と香ばしい風味の炙りチャーシューと焼きネギの入った醤油味のスープが旨いです。
ただオペレーションに難が有って、アジア系の外国人の店員さんがあまり日本語が分からないらしく、自分も含めて3人連続でオーダーミス。
しかも最初の人は塩と醤油を間違えられ、次の人は「あつもり」が「ひやもり」に、私は「特製」が普通の「つけ麺」に…と悉く間違っていました。
その上、客がオーダーするまで注文を聞こうとしないので、怒って帰ってしまった先客も居ました。
味は悪く無いのですが、オペレーションは良く考えた方がいいと思います。
12.は、長津田の「十人十色」。

限定の「牛骨とイカ煮干しのスペシャルスープ(醤油)」+「悪魔肉」は、牛骨らしい優しい味のスープにイカ煮干しの旨みがガツンと来る一杯。
醤油味にすると悪魔肉との相性も良いです。
13.は、下北沢の「なおちゃんラーメン」。

「凪」系列のお店が次々と置き換わり、都内で一大ムーブメントになっている「ちゃん系」のお店。
「ともちゃん」、「ちえちゃん」、「生田庵」と食べましたが「辛か。」(辛味)は初挑戦。
辛さが1〜5まで選べるので3辛にしましたが、なかなかの辛さで油断すると咽せてしまう位で、蒙古タンメン中本の「蒙古タンメン」(辛さ度5)程度の感じです。
14.は、相模大野の「辛麺 真空相模大野店」。

「天狗(味玉付き)」、そのまま食べると節系の出汁の効いた塩味のアッサリラーメン、辛い挽肉を載せると「台湾ラーメン」風になり、〆は少量のライスが付いてくるのでライスを投入して雑炊風にしていただける、3度美味しい一杯です。
15.は、相模大野の「肉煮干し中華そば鈴木ラーメン店」。

「つけ麺」は醤油煮干しのスープにリンゴ酢と柚子胡椒で酸味と爽やかな風味を加えています。
自家製麺の全粒粉入り中太平打ち麺との相性も良く、麺量も300g(茹で前)でボリューム的にも満足感の高い一杯です。
16.は、小田急相模原の「石山商店」。

限定2の「いわし節の冷やしシークワーサーらーめん」¥900は醤油味の鰯節と昆布のスープにシークワーサーで爽やかな酸味を加えた冷たい麺の一杯。
暑い日に提供されたのでピッタリの味でした。
17.は、早稲田の「ラーメン巖哲」。

大阪高井戸系の「マルチョウそば」¥1,300+「半熟味玉」¥150は、酸味の有る香ばしい醤油の効いたスープに胡椒を効かせた一杯。
歯応えの有る中太麺とたっぷりの薄切りチャーシューとマルチョウにザク切りのネギが載っていて、とても美味しい一杯です。
18.は、早稲田の「武蔵野アブラ学会」。

魚介出汁の効いたタレとマヨネーズが思いの外合っていて、三河屋製麺製の太麺が旨い一杯。
モヤシのナムルとスープも無料(一回のみ)で、近所の学生さん達で一杯でした。
19.は、代々木上原の「Japanese Soba Noodles 蔦」。

会員制の夜の部「夜蔦」が始まって2カ月、会員権を持っているのになかなか行けず、漸く行って来ました。
「Premium Course」は食前茶、おつまみ五種盛り、お口直し、メインの4月限定「大アサリの薄口醤油Soba」、〆のお茶漬け、デザートと紅茶、お土産まで付いています。
まさに創作料理としてのラーメンと言う故「大西 祐貴シェフ」の理想を具現化したコースになっています。
20.は、赤坂の「Tomo Premium」。

赤坂の銘店「友」の2号店。
少しプレミアムな感じになっていますが、それ程高い訳ではなく、ラーメンの種類も本店と被っている部分も有りますが、今後に期待したい所です。
21.は、町田の「3SO」。

味噌ラーメン店で甘味の有る白味噌を使っている貴重なお店。
「ニボシ3SO」+「マー油」はニボシの魚介出汁+マー油の香ばしさが旨い唯一無二の味。
22.は、蒲田の「ミカド製麺」。

「中華そば」と「鶏南蛮ミニカレー」のセット。
以前は「釜玉中華そばナポレオン軒東急蒲田店」でしたが、物件の更新が出来ずに閉店する予定だった京急蒲田店が土壇場で契約延長となり、「蒲田にナポレオン軒は2つ要らない」と言う小宮一哲氏の考えで、「ミカド製麺」に。
東京を席巻している、凪系列の「ちゃん系」の小宮さん版とも言うべき「ミカド製麺」、なかなかに面白いです。
と言う訳で、2024年4月のラーメンでした。
暑くなって来たのでこれからはつけ麺が多くなりそうです。