
先日、神様の実家への帰省を兼ねて、名古屋経由で三重に行って来ました。
まずは金曜日の夕方に学校から帰って来た次女を連れて、新横浜から新幹線で一路名古屋へ。

向かう先はみん友の「イッチー ニーサン」さんが経営するラーメン店。
名古屋からJR中央本線で2駅の鶴舞へ行き、徒歩10分程で「無化調 鶏白湯ラーメン 麺舗 作一」に到着。

丁度夜営業に間に合いました。
ディナーメニューの「鶏白湯淡玉らーめん(塩)」。

鶏白湯スープに淡路島産玉ねぎを溶け込ませた珍しいスープ。
塩ダレには宍道湖産シジミをたっぷりと使い、店舗の名前の通り無化調で仕上げたコダワリのスープです。
電車の時間が迫っていたのと、「イッチー ニーサン」さんもお客様対応で忙しそうだったので、そこそこで失礼しました。
また落ち着いて行ける時にいってみたいと思います。
神様の実家に1泊して、翌日向かったのは「うなぎ 新玉亭」。

三重県津市は人口比で日本一うなぎ屋が多い都市で、人口1人あたりのうなぎ消費量も日本一になった事の有る所です。
「新玉亭」の「特上丼」。

うなぎ一匹分、五切れのうなぎが入っている「特上丼」。
+¥100で「肝吸い」付きにして満喫しました。
途中「へんばや」で小休止。

こちらは伊勢参宮街道の最終宿場町である伊勢市小俣町に本店が有り、お伊勢参りの際のお茶受けとして有名になったそうです。
ウチの子供たちの大好物なので、2包程お土産に買いました。
お土産用に包みも買えますが、ここで1皿買ってお茶と一緒に楽しむ事も出来ます。

大きな駐車場と休憩所もあるので、一服するにはピッタリです。
一服したら、一路「おかげ横丁」を目指します。

「おかげ横丁」は三重県伊勢市の伊勢神宮皇大神宮前にある、「お蔭参り」で賑わった江戸時代末期から明治時代初期の鳥居前町の町並みを再現しています。
街並みは時代劇に出て来そうな感じで、とても良く出来ています。

休日という事もあり、かなりの人出で賑わっていました。
お正月番組の収録でタレントさんも来ていたので、余計に混雑していました。
ここの経営元の伊勢福の親会社である「赤福」の本店が有ります。

トレードマークの朱塗りの竈が店頭に有ります。
「赤福」を購入するための長い行列が出来ていました。
「おかげ横丁」の次は、「夫婦岩」で有名な「二見興玉神社」へ。

ニュースや絵葉書では見た事が有りましたが、実際に見るのは初めてです。
境内内には蛙の置物が沢山有りますが、「無事帰る」、「貸したものが返る」という縁起物だそうです。

蛙に水を掛けると、願いが叶うと言う「満願蛙」(手前の緑色のもの)が有ります。
「夫婦岩」。

縁結びのシンボルと言う事で、若いカップルが自撮りしている光景が各所で見受けられました。
続いて向かったのが、この日の宿の「XIV鳥羽別邸」。

「XIV鳥羽」本館に泊まった事は有りますが、別邸は初めてです。
「エクシブシリーズで初めて、本格的に和をとり入れた」との事。

水上に佇む四阿には和の様式を感じます。
客室も和の雰囲気で統一され、高級感溢れる作りになっています。

客室には50inchのTVが客間と寝室の2箇所に設置されており、各部屋に備え付けのバスルームやトイレも上質な作りになっています。
食事は日本食レストランの「日本料理 華暦」で。

カジュアル懐石のコース料理を満喫しました。
料理を満喫した後は、海に面した露天の岩風呂の有る「天海の湯」へ。
タオルは貸し出し式なので、手ぶらで行く事が出来ます。
翌日の朝食も「日本料理 華暦」で。

前菜のサラダから始まり、マグロ山掛け、芋のきんぴら、辛子明太子、茄子の肉味噌和え、だし巻き卵、焼き鮭、高菜しらす、シシトウ、煮豆などの入った膳と、ご飯は白米か南瓜粥を選ぶ事が出来ます。
おつゆは「ワタリガニの白味噌仕立」で、香の物はアオサの佃煮、塩昆布、梅干し、デザートは「ぶどうのゼリーのヨーグルト掛け」です。
どれも美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいました。
チェックアウト後は「XIV鳥羽」アネックスへ。

天井の高い、開放感の有るロビー。
館内はクリスマスムードになっています。

こちらには「生簀割烹 海幸」とイタリア料理「アラゴスタ」が入っています。
しかし、義父の要望で「XIV鳥羽」本館にある、「中国料理 翆陽」へ。

「XIV鳥羽」本館は最近改装した様で、以前とは大分変わっていました。
店内は黒を基調に、赤と金で統一されています。

重厚な雰囲気です。
朝食をガッツリいってしまった事も有り、コース料理は食べられそうに無いので、単品料理で「香港式タンタン麺」にしました。

八角が効いた、ピリ辛の担々麺で、芝麻醤は控えめで、鶏ガラスープベースのスッキリとしたスープに細麺がマッチしています。
「XIV鳥羽」を出た後は、鳥羽駅まで送って貰って、近鉄特急で名古屋に向かいます。

鳥羽駅で売っていた「伊勢海老型のたい焼き」。
「日本で唯一」だそうで、焼き型が伊勢海老の形をしています。
餡は大納言小豆を使用したつぶ餡で、甘さ控えめで美味しいたい焼きでした。
と言う訳で、2泊3日の弾丸グルメツアーでした。
ちょっと詰め込み過ぎじゃないかと思いましたが、何とか行きたい所に行けて、食べたいものも食べられたので、とても満足でした。
●オマケ
神様の実家が新型プリウスを購入しました。

XIVの構内を少し移動しただけなので、チョイ乗りでのインプレッション。
まずは後席でもはっきり判る程ボディ剛性が向上しています。
NVH対策も30プリウスより進化しており、サスペンションの動きも良くなっています。
運転してみると、ステアリングインフォメーションが格段に良くなりました。
30プリウスは割と軽めの操舵力で、どちらかと言うと軽くて頼りない感じがステアリングから伝わって来ましたが、50プリウスはしっかりとした感触で、路面から伝わって来る感触がとても良く判る様になりました。
アクセラレータのレスポンスも向上し、30プリウスだとパーシャルスロットルでは全然走って行かなくて、アクセルをベタ踏みすると急発進という感じでしたが、50プリウスは大分不自然さが無くなりました。
車内の質感も向上し、NVH対策で更に静粛になりました。

インパネ上のハイブリッドインフォメーションもグラフックスが高精細度化していて、より分かり易い表示になっています。
一点気に掛かったのが、「P」ボタンを押した時にパーキングレンジに入りますが、電動パーキングブレーキでは無いので、足踏み式パーキングブレーキで止めなければならない所。
最近は殆どの車が電動パーキングブレーキなので、「P」ボタンを押したらパーキングレンジに入ると同時に電動パーキングブレーキが効き、「D」レンジにしてアクセルを踏むとパーキングブレーキが解除される様になっています。
プリウスも同様かと思ったら足踏み式パーキングブレーキだったので、結構混乱し易いのでは無いかと思います。
と言う訳で、50プリウスのチョイ乗りインプレッションでした。