
先日、貰い事故でX1(F48)がキズモノになったのでやむを得ずディーラー在庫のX3(G01) xDrive20d M-Sportsを買いました。

納車も奥様にお任せ…の予定が、会社名義なので代表に受け取り確認して欲しいとクルマ屋が言うので、やむなく先日定期検診で地元に帰った際に納車となりました。
ちなみに左が事故に遭ったX1(F48) xLine Xdrive18dで、右がX3(G01) xDrive20d M-Sportsです。
色はどちらもファイトニックブルーメタリック。
X1(F48)は本国発注の部品が来るまで修理出来ないのでディーラーに保管されていて、車内の荷物がそのままだったので積み替えるために持って来て貰いました。
全体的に一回り大きくなった感じです。

X1(F48)L:4455、W:1820、H:1610
X3(G01)L:4720、W:1890、H:1675
ですから、全長が+26.5cm、全幅が+70mm、全高が+65mmになっています。
フロントから見ると、若干大きい以外は良く似ています。

多分、近所の人はクルマが変わった事に気付かないでしょう。
元々ガレージの中に置いてあるので、まず気付かないと思います。
良く見るとM-SportsなのでxLineのX1(F48)とは違います。
リアビューも良く似ています。

コンビランプの形状が若干違うのと、エキゾーストパイプが丸から台形に変わっている位です。
タイヤはX1(F48)の225/55/18に対しX3(G01)は245/50/19と大きくなっています。

幸いX1(F48)用に買ったX3(F25)用の18inchホイール+225/50/18のスタッドレスタイヤも付けられる様です。
M-SportsなのでシートもM-Sports用のスポーツシートになっています。

X1(F48)のシートは合皮+ファブリックだったので、冬でもそんなに冷たい感じはしませんでしたが、X3(G01)M-Sportsのシートは全面合皮で冷たそうです。
しかしこのX3(G01)M-Sportsは在庫車でオプション全部盛りだったので全席シートヒーターが付いています。
そしてharman/kardon製のサウンドシステムも付いています。

音楽マニアではないので、きっと違いは分からないと思います(爆)。
電動パワーシートはX1(F48)のものと違い、プリセットのボタンがドア側に移動しています。

尤もインテリジェントキーなので、私のキーと奥様のキーで異なるシート調整をすれば、使用されているキーの設定に自動的になるのでプリセットボタン自体使わないと思います。
X1(F48)でも奥様のキーと私のキーではポジションが違っていて、キーによって切り替わっていました。
ステアリングもM-Sportsステアリング。

個人的にはM-Sportsステアリングは太過ぎる感じがしますが、先日試乗した新型X1(G11)では標準モデルもM-Sportsもどちらも太くなっていたので、あまり変わらないのかも知れません。
オプションのステアリングヒーターまで付いています。
メーターはフルデジタル化されています。

ハヤリの真ん中がナビ画面のヤツです。
しかし新型X1(G11)の様に絶壁液晶モニターでは無いだけまだマシです(笑)。
アレはどうしても好きになれません…。
ペダル類もM-Sports用のスポーツペダルです。

尤も足元を見る事は余り無いので、X1(F48)の普通のペダルでも全然気になりませんが…。
センターコンソール。

新しい世代の車は絶壁液晶画面に統合されて、ナビもエアコンもオーディオも全てタッチパネルまたはiDriveになりましたが、X3(G01)は辛うじてエアコンもオーディオもボタンが有ります。
賛否両論有ると思いますが、個人的には目視しないと操作が難しいタッチパネルを走行中に使用するのは難しいと思っています。
ポルシェはナビは兎も角エアコンやオーディオ、走行モード切り替えなどはタッチパネルでは無くスイッチを踏襲している辺りに考え方の違いが分かります。
エンジンスタートボタンはX1(F48)のステアリング背後からセンターコンソールに移動しています。

パーキングブレーキがオートホールド付きになったのは嬉しいです。
ルーフコンソールのエマージェンシーボタンも変わりました。

3年間は無料で緊急通報が可能になっており、以降はサービスを継続する事も可能です。
ライティングスイッチ類はX1(F48)とほぼ同じです。
リアシートはX1(F48)と比べて大分広くて快適になりました。

リアの背もたれも角度調整可能なので、X1(F48)で調整出来なくて不評だった子供達にとってはウェルカムでしょう。
リアドアのスピーカーもツイーター付き。

流石はharman/kardonサウンドシステムです。
リアエアコンもX1(F48)では吹き出し口だけでしたがX3(G01)では温度調整や足元吹き出し口のON/OFF、シートヒーターのON/OFFも可能です。

リアシートの居住性・快適性はX1(F48)の比では有りません。
エンジンルームは直6が収まる程長いだけに余裕があります。

エンジン自体はB47D20ですが、X1(F48)の横置きに対してX3(G01)は縦置きで、これが大きな違いです。
走った感じでもやはりFFベースのX1(F48)と違い、リア駆動らしい走行感です。
車重がX1(F48)比で200kgも増加しているので、非力かと思いきやX1(F48)は150PS/35.7kg.mに対しX3(G01)は190PS/40.8kg.mで、普通に走っている限りは全く不満は有りません。
4気筒なので、前方にはかなり余裕があります。

パワーステアリングのユニットが良く見える位です。
小さなターボチャージャーが見えます。

エキマニ直結+小径タービンで、なるほどこれなら1750rpmで最大トルク40.8kg.mを出せる訳ですね。
実際ターボラグを感じる様な事はほぼ無く、実用域ではほぼ最大トルクで走れるので2t近い巨体でも不満は出ません。
インテリジェントキーはX1(F48)とほぼ同じ。

M-Sportsなので赤青水色のラインが入っています。
ウェルカムホームボタン(菱形のボタン)が付いている位しか差が無いです。
X1(F48)の「ライトパッケージ」同様にアンビエントライト(ドア部分の色付きの照明)が有ります。

これもシートポジション同様にインテリジェントキーによって変えられるので、X1(F48)では私がブルー、奥様がグリーンにしていました。
X1(F48)同様にドアを開けた時のカーテシーライトも付いていますが、M-Sportsだからかデザインが違います。

しかもかなり明るいです。
と言う訳で貰い事故でX1(F48)がドナドナされて行き→X3(G01 ) M-Sportsにハコ替えになったお話でした。
ちなみに諸般の事情で都内で暮らしている自分はクルマは使わないので、奥様専用機に近いです(笑)。