
以前、町田の金井と言う場所に「勇次」というお店が有りました。
ずっと行ってみたいと思っていたのですが、行こう行こうと思っている内に閉店してしまいました(泣)
風の便りで「勇次」の店主が八王子に「圓」という店を開いたと聞いて、そちらにも行ってみたいと思っていたのですが、なかなか機会が無くて行かれないまま…
先日発売になった、「ラーメンWalker 神奈川2013最新版」を見ると、何と「圓」の町田店がオープンしたとの記事が!
これは行かない訳には行きません!
早速神様を連れて、行って参りました!(爆)
3年越しの願いが叶い、漸く食べる事が出来て、感無量です!
私は「煮干しラーメン」を、
神様は、「昔ながらのラーメン」
両者の違いはタレの様で、「煮干しラーメン」は薄口醤油、「昔ながらのラーメン」は濃口醤油を使っている様です。
私が食べた「煮干しラーメン」は、名前から想像する程「煮干し」という感じではなく、むしろ淡く香る位の優しい味でした。
恐らく鰮の魚油と思われるものが掛かっており、スープを啜ると鰮の風味が伝わって来ます。
明らかに魚系の味で有りながら、ほぼエグ味の無い、恐ろしく端麗なスープに仕上がっています。
このスープが良く絡む細麺に、良く有る煮豚のチャーシューではなく、焼豚風の、割に歯応えが有って脂身の多いチャーシューが載っており、材木メンマ、煮卵、そして刻みネギという非常にシンプルなラーメンです。
しかし、シンプルなだけに、繊細なスープを味わうには最高の一杯と言えます。
神様が食べた「昔ながらのラーメン」の方は、タレの違いだけとは思えない程、醤油の味が立っており、先日食べた、町田 「いちばん」に通じる所が有ります。
濃口醤油と合わせると、余計にこのスープの煮干し感が薄く感じられます。
しかし、味が薄いと言う訳でなく、タレと合わせる事によって味が変わる、絶妙で繊細なスープであると言えます。
同じ「煮干し」を前面に出したラーメンでも、「肉煮干しラーメン 鈴木ラーメン店」のラーメンとは対極にあるラーメンです。
「鈴木ラーメン店」のラーメンは、お店に入る前から煮干しの香りが立ちこめ、スープはエグ味も含めて「煮干し」の味がガッツリ効いており、素朴で豪快な味です。
個人的にはこの味も大好きで、定期的に食べたくなるラーメンです。
しかし、「圓」のラーメンは「煮干し」というジャンル(?)を超え、醤油味のラーメンとして最高レベルの味に達していると思われます。
個人的には若干脂身が多いチャーシューに違和感を覚えましたが、総じて非常に高いレベルで纏まっている事に驚嘆しました。
ラーメン激戦区と言われて久しい町田に有って、頂点に限りなく近いラーメン店である事は疑う余地は無いと思われます。
また、ラーメンのローテーションが増えてしまった…
Posted at 2012/10/30 19:38:51 | |
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ラーメン | 日記