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MORSCHEのブログ一覧

2019年10月31日 イイね!

2019年10月のラーメン⑥

2019年10月のラーメン⑥2019年10月のラーメン⑤の続きです。











31.は肉煮干中華そば鈴木ラーメン店。

Twitter限定麺をやるとの情報を聞きつけて、行って来ました。

Twitter限定麺は18:00からの提供という事で、会社帰りの神様と待ち合わせして、19:45頃に入店しました。






待つ事10分位で、まずは奥様の「しおらぁ麺」+「味玉」が着丼。

以前は期間限定でしたが、レギュラー化した様です。








続いて私のTwitter限定「醤油豚骨ラーメン」が着丼。

見た目はほぼ家系ラーメンです。







まずはスープを一口。

鶏油が表面を覆っています。
スープの色的にもほぼ家系スープ。
豚骨と鶏ガラのスープに醤油ダレで、味もほぼ家系です。

「にんにく有りますけど、持って来ましょうか?」と言われたので、お願いしました。
この味なら間違い無くニンニクが合う筈です。







続いて麺をリフトしてみます。

中太の麺は見た目は正に家系ラーメン。
良く見るとフスマのツブツブが見えます。
長さも家系ラーメンより長いです。

でも不思議と食感は家系の麺になっています。
黄色っぽい色もかんすいが多めに入っているからでしょうか?







チャーシュー。

いつものチャーシューより柔らかめになっています。
部位そのものは変わらないと思いますが、煮込んでいる時間が違うのでしょうか?







トッピングのほうれん草。

家系ラーメンには必須のトッピングです。
茹で加減もややクタで、家系っぽいです。







これも家系ラーメンに欠かせない海苔。

厚手で大きな海苔です。







海苔とほうれん草と来たら、海苔巻きほうれん草です。

スープに浸した海苔にほうれん草を載せて頂きます。







海苔巻きほうれん草。

醤油豚骨のスープに海苔の磯感はとても相性が良いです。







ココでマル秘調味料のおろしニンニクが登場。

やっぱり豚骨系にはニンニクは鉄板ですね。







ニンニクを投下!

スープにニンニクが加わると正に家系の味になります。
更に酢を少々(味が変わる程入れない)入れるとスープがスッキリ系の味になります。
お好みですが、個人的には結構好きです。







味玉は見事な位に黄身がトロトロの半熟です。

これも家系スープとの相性抜群です。







折角なので、海苔巻きたまごにして頂きます。

これがまた激ウマです。







更にブラックペッパーを追加して味変。

家系スープにブラックペッパーも鉄板の旨さです。







という訳で、完食。

肉煮干中華そば鈴木ラーメン店のマル秘限定メニュー、「醤油豚骨ラーメン」はかなりの完成度で、思わず「硬め、薄め、少なめで!」とお好みを言いそうになってしまいます。

塩分濃いめなので、無性にライスが欲しくなりました。
このスープで海苔巻きライスを作ったら間違いなく旨いです。







32.は長野県松本市の「らあめん寸八」。

大つけ麺博に出店しています。






こちらが「野沢菜炒めの信州味噌豚骨らあめん」

味噌ラーメンにバタートッピングは鉄板です。







まずはスープを一口。

香ばしい信州味噌の風味に豚骨スープが良く合います。
サッポロラーメンの様な味では無く、ちゃんと信州味噌の味で、豚骨スープとの相性は抜群です。







続いて、麺リフト。

麺は平打ちの中太麺で、幅は家系位ですが厚さが少し薄めです。
食感はモチっとしていて、黄色い麺は独特の味がします。
味噌豚骨スープに良く合う麺です。







トッピングのバラチャーシュー。

もの凄く大きいです。







横にすると、厚さはこんなに有ります。

ほとんど豚の角煮の様な大きさです。
食べてみると柔らかく、味がしっかり浸みていて美味しいチャーシューです。







長野県と言えば、の野沢菜。

ミンチと一緒に炒められていて、意外な事にラーメンに入れても美味しいです。







小さなナルト。

いかにも「ラーメン」と言う感じで良いですね。







トッピングのモヤシ。

味噌味ラーメンには定番の具材。
スープとも、麺とも良く合います。






追加トッピングの味玉。

ほぼ固茹でに近い味玉ですが、しっかり味が浸みていて黄身のまろやかさを感じます。







と言う訳で、完食。

信州味噌に豚骨スープがこんなに合うとは思いませんでした。
同じ味噌ラーメンでもサッポロラーメンとは全然違う方向性です。

しかしながら、味噌味スープに鉄板のバターはやはり旨いです。
野沢菜とミンチの炒め物がこんなにラーメンと合うとは思いませんでした。
何かと新しい発見が有るラーメンでした。







33.はニセコラーメンの「風花」(かざはな)。

こちらも大つけ麺博に出店しています。







これが「ニセコラーメン風花」の「ニセコラーメン」+「バター」+「コーン」+「味玉」です。

トッピングは全て別皿で提供されます。
ちなみにエスプーマの上に掛かっているのはパセリです。








まずはスープを一口。

飲んでみると、スッキリ系の味噌味スープで、同じ北海道ラーメンでもサッポロラーメンとは一味違ったタイプです。

エスプーマが混じって、マイルドな味になります。








続いて麺をリフト。

暖簾に「カネジン食品」と有った事から、恐らくカネジン食品製の麺だと思われます。
黄色っぽくて縮れている中細麺は、加水率高めなのかツルツル食感で美味しい麺です。
味噌味スープに良く合います。







トッピングを全部載せてみました。

載せてみると、あのインスタ映えなビジュアルは、只のラーメンになってしまいます(笑)
なるほど別皿提供の訳だ、と納得します。







具材が載った所で、改めて麺リフト。

写真だとエスプーマがクリームっぽく見えます。







エスプーマに隠れていて見えなかったのですが、メンマが入っていました。

大きくて太めの、いわゆる材木メンマです。
サクサク食感で美味しいメンマです。







追加トッピングの味玉。

こちらもほぼ固茹でで、しっかり味が浸みていて美味しいです。







と言う訳で、完食。

インスタ映えするビジュアル系ラーメンですが、味の方も味噌味スープにエスプーマというニューウェーブで、インパクト大です。

見た目よりさっぱりとしたラーメンで、ありきたりの味噌味スープに飽きた人には最適です。







と言う訳で、2019年10月のラーメンでした。
今月は何かとイベントが多かったので、史上最多の33杯になりました。
恐らく今後これを超える事は無いと思います。
Posted at 2019/10/31 19:49:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | ラーメン | 日記
2019年10月31日 イイね!

2019年10月のラーメン⑤

2019年10月のラーメン⑤2019年10月のラーメン④の続きです。











25.はららぽーと沼津のフードコートに有る「湯河原 飯田商店」。
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16:00頃に伺いましたが、ざっと40人位は並んでいました。






メニューは「醤油らぁめん」¥900、「醤油チャーシュー麺」¥1,200、「プレミアムしゅうまい」¥450の3つです。
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オーダーは私が「醤油チャーシュー麺」、奥様は「醤油らぁめん」、「プレミアムしゅうまい」は二人でシェアする事にしました。

並ぶ事約25分程で「醤油らぁ麺」、「醤油チャーシュー麺」、「プレミアムしゅうまい」が来ました。







まずは「本店とはひと味ちがう」というスープから。
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醤油の味が違いますが、明らかに「飯田商店」のスープです。
まろやかな醤油の味と鶏の出汁です。







自家製麺の麺。
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本店と同様の細麺は、本店より少しだけ硬めですが、小麦が香る美味い麺です。
ツブツブが見えるので、フスマが入っているのでしょうか?







大きなレアチャーシュー。
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モモ肉でしょうか、脂身の少ない部位を低温調理したものの様です。
厨房の奥にスチームコンベクションオーブンが見えましたが、それで作ったものでしょうか?







こちらのチャーシューもレアチャーシューですが、こちらはロースの様です。
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しっとりとしていて美味しいチャーシューです。







以前本店に伺った際は、穂先メンマでしたが、ここでは普通のメンマになりました。
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しかしながら、そこは飯田商店。
歯応えも味も一切抜かりはありません。







トッピングの三つ葉。
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三つ葉は以前本店に伺った際にも載っていました。
ちなみに成瀬の天国屋さんのラーメンにも良く三つ葉が載っています。







「プレミアムしゅうまい」。
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何も調味料をつけなくても美味しく頂けます。
柔らかくてジューシーで、少し脂の甘みを感じられます。







と言う訳で完食。
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しかし、流石は飯田商店、フードコートでも一切抜かりが無いです。

麺もスープも、フードコートのラーメンのレベルではありません。
それでいて客の回転の速さはちゃんとフードコートに対応しています。

これだけのクオリティを維持したまま、フードコートの回転に合わせるのは見事と言う他有りません。








26.は成瀬の天国屋。
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twitterで「らぁめん鴇」の麺を使った「阿波尾鶏脂そば」をやると言う情報を聞きつけて、行って来ました。






こちらが『「らぁめん鴇」手もみ麺の脂そば』。
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注目の麺は平打ちの縮れ麺です。







『「らぁめん鴇」手もみ麺の脂そば』のアップ。
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「らぁめん鴇」手もみ麺はかなりの平打ち太麺です。







鶏ペッパースープ。
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店主の佐々木さんによれば、「スープに浸けて食べても美味しいですよ。」との事。







まずは麺から。
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「らぁめん鴇」の麺を、店主の佐々木さんが手もみした麺です。







店主佐々木さんのオススメに従って、スープに浸して食べてみます。
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阿波尾鶏の脂を使ったタレと、鶏ペッパースープが相まって、そこに「らぁめん鴇」の手打ち麺のモチモチ感と小麦の風味でとても美味いです。

温かく食べられるのも良いですね。








薄切りのチャーシュー。
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薄っすらピンク色で、しっとり感の有るチャーシューです。
薄くスライスされているので、麺と一緒に食べやすくて良いです。








鶏チャーシュー。
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しっかり脂が載っていて、しっとりしていて美味しいチャーシューです。
スープに浸しても美味しく食べられます。







トッピングの三つ葉。
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彩りを添えると共に、爽やかさを演出してくれます。







今度は良く混ぜてから食べてみます。
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麺に薬味や阿波尾鶏の脂のタレが絡んで、とても美味しいです。
「らぁめん鴇」の手もみ麺は、今まで食べた手打ち麺の中でも3本の指に入る位美味いです。

その旨さを天国屋佐々木さんの阿波尾鶏の脂のタレが上手に引き出しています。







「チャーハン」が到着。
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香ばしい匂いが食欲をそそります。







しっとりタイプとパラパラタイプの中間位の感じで、バラバラになり過ぎないので食べ易いです。
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香ばしく炒められています。







卵とチャーシュー、ネギが入っていますが、極めてシンプルなチャーハンです。
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シンプルなだけに誤魔化しも効かないので、結構難しいと思います。
これをキッチリ纏めて来る辺りは流石です。

蒙古タンメン中本町田店の限定メニューにもチャーハンが有りましたが、あれも具材が卵とチャーシュー、ネギだけのシンプルなチャーハンでした。








良く混ぜて、麺に薬味や阿波尾鶏の脂のタレが絡んだ状態のものをスープに浸します。
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スープの醤油味と胡椒の風味が加わって、メチャメチャ美味いです。







と言う訳で、完飲・完食です。
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「らぁめん鴇」の手もみ麺を使った天国屋さんの「阿波尾鶏の脂そば」。
美味い麺に美味いタレ、そして美味いスープと言う鉄壁のトリオで旨さ爆発です。
これは今まで食べたまぜそば系の中ではダントツに美味かったです。

天国屋さんの限定麺はどれも美味いので、また新しい限定麺を楽しみにしています。







27.は「せたが屋」x「蒙古タンメン中本」コラボ麺。
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駒沢オリンピック公園で開催されている、「東京ラーメンショー2019」に出店しています。






こちらが「二大ラーメン神の至極の神うまラーメン」。
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辛さは「初段、中段、上段」の3段階が選べるので、「上段」にしました。
レンゲが無いので直接スープを飲んでみました。

先日食べた「水蓮火」を彷彿とさせる、魚介出汁の効いたスープです。
辛さ自体はそれ程でも無く、辛さ度5の蒙古タンメンクラスでしょうか。
カラシビ系の味なので、恐らく山椒が入っているものと思われます。







麺は蒙古タンメンの麺では無く、細麺です。
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醤油ベースのスープなので、細麺が合うかもしれません。
茹で加減はやや硬めで、私好みです。
細麺なのでスープを良く持ち上げます。







トッピングのモヤシと挽肉。
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札幌ラーメンの様な組み合わせですが、辛い味付けの挽肉をモヤシが緩和していて丁度良い味です。







バラ巻きチャーシュー。
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柔らかくて、適度に脂が乗ったチャーシューです。






こちらはほほ肉の豚トロ。
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これも柔らかくて美味しいチャーシューです。







これは肩ロースの焼豚。
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ちょっと香ばしい味のチャーシューです。







野菜はモヤシの他、キャベツ、人参、ニラなどが入っています。
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案外野菜たっぷりです。







トッピングの味玉。
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黄身がゼリー状で、まろやかな味です。







と言う訳で、完食。
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「せたが屋x蒙古タンメン中本」の二大巨頭がタッグを組んだ「二大ラーメン神の至極の神うまラーメン」でしたが、せたが屋らしい魚介の効いた醤油ベースのスープに、中本らしいカラシビが加わって、とても美味いスープに仕上がっています。

麺も細麺の組み合わせが絶妙で、スッキリ系のスープに良く合っています。
3種のチャーシューもそれぞれ旨さが有って、野菜も満足の行く仕上がりです。

流石は人気店同士のタッグ、抜かりがないです。







28.はお次は「ら〜麺あけどや」x「魂麺」の千葉県コラボ。
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こちらも駒沢オリンピック公園で開催されている、「東京ラーメンショー2019」に出店しています。







「ら〜麺あけどや」x「魂麺」の千葉県コラボの「鴨出汁ワンタンメン」。
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雨が入らない様に、ラップを掛けてくれました。
こういう気配りが嬉しいですね。







ラップを外してご対面です。
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鴨肉特有の色が食欲をそそります。
レンゲが無いので直接スープを飲んでみました。
鴨出汁がなんとも言えない旨さです。
鶏の出汁とは明らかに違って、コクと深みの有るスープです。







麺は中細のストレート麺。
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茹で加減は丁度良い加減で、コシも有って美味しい麺です。
鴨出汁のスープを良く持ち上げるので、美味しく頂けます。







鴨肉のチャーシュー。
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鴨肉特有の歯応えと旨味で、なんとも言えない旨さです。







お待ちかねのワンタン。
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少々硬めに茹でられたワンタンはモロに私好みの味。
小ぶりですが、皮は適度に歯応えが有り、餡も美味しいです。







トッピングのメンマ。
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割と大きめで、適度な歯応えと味で、美味しいです。







スープに浸っている海苔。
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スープに浸かっていたので、柔らかくなっています。







折角なので、海苔巻き麺にして頂きます。
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磯の香りがして美味しいです。







トッピングのカイワレと白髪葱。
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色合いと、爽やかな味で、良いアクセントになっています。







追加トッピングの「鴨出汁あじ玉」。
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優しい味の味玉で、黄身がトロトロの半熟です。







と言う訳で完食。
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「ら〜麺あけどや」x「魂麺」の千葉県コラボの「鴨出汁ワンタンメン」でしたが、鴨出汁のスープの旨さは特筆に値します。

麺もトッピングも抜かりなく仕上がっており、完成度の高い一杯です。







29.は「マタドールx元(HAJIME)」。
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新宿小田急百貨店で開催されている、TRYラーメン大賞フェスティバルに出店しています。

この時期は大つけ麺博や東京ラーメンショー2019、真ラーメン祭り絆 in 松戸など、イベントが盛り沢山な上、新店舗開店や限定麺なども多いので、どれを食べようか迷ってしまいます。







こちらが「特製牛塩つけ麺」。
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通常のチャーシューの他に、ローストビーフと味玉が載っています。







まずは麺が見えないのでローストビーフから。
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極めてレアに仕上げられていて、牛肉の旨味が感じられます。







漸く麺が出てきたので、麺リフト。
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平打ちの太麺は全粒粉入りなのかツブツブが見えます。








スープに浸してみます。
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クリアな塩味スープは牛の旨味がたっぷりで、スッキリした塩味スープに動物系らしいどっしり感が有ります。

平打ちの麺はツルシコ食感で、小麦の風味が美味い麺です。






大ぶりのレアチャーシューはしっとりしていて、塩味スープに合った味付けです。
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ローストポークと言った方がしっくり来る感じです。








スープにも牛肉が入っています。
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スープが良く浸みて美味しいです。







何かと思ったら、細切りの筍でした。
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良く青椒肉絲に入っている様な筍ですが、ちゃんと味付けしてあります。
やはり牛肉と筍は合います。







やや固茹でに近い味玉。
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マイルドな味で、黄身のまろやかさが味わえます。







と言う訳で完食。
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スープ割りは無さそうでしたが、そもそもスープが殆ど残らなかったので、仮にスープ割りが有ってもスープを足して貰わないと出来なかったと思います。








良く見ると、表面の牛脂が固まり始めています。
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熱々のうちは大丈夫ですが、冷めてくると固まってしまうのですね。
牛脂を使うのは結構難しいものですね。

「マタドールx元(HAJIME)」の「特製牛塩つけ麺」は牛の旨味が存分に出ていて、塩味のサッパリスープに動物系のどっしりした味で、テールスープを彷彿とさせる味でした。

平打ちの太麺も美味い麺で、スープに負けていません。
細切りの筍も牛塩スープと良く合っていて美味しかったです。







30.は仙川の「しば田」。
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こちらも新宿小田急百貨店で開催されている、TRYラーメン大賞フェスティバルに出店しています。
前々から行きたいと思っていましたが、なかなか行く機会が無くて未訪のお店です。







「しば田」の「煮干そば」+「味玉」です。
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見た目も綺麗にまとめられています。

レンゲが無いので、直接スープを飲んでみましたが、並んでいる時から煮干の匂いがしていた通り、煮干の味がガツンと来ます。

敢えて苦味まで抽出しているのか、苦味も有りますが、決して嫌な味では無いです。
それよりも驚いたのは醤油の麹感です。

まるで味噌の様に麹を感じる醤油は、昔父方の祖父の家が作っていた自家製の醤油に良く似た味で、大豆と麹の味がする醤油です。







麺は三河屋製麺製の中細麺。
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フスマが練り込まれており、小麦の香りがする美味い麺です。
中細なのでスープを良く持ち上げます。







大きなチャーシュー。
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レアチャーシューでは無いものの、しっとり感が有って丁度良い味付けです。








こちらは鶏チャーシュー。

胸肉辺りでしょうか、しっとり感と食べ応えの有る厚さで、煮干のスープと良く合います。








トッピングのメンマ。

サクサク食感で、良く味の浸みた美味しいメンマです。








トッピングのカイワレと白髪葱。

彩と爽やかな辛味で、さっぱりします。







追加トッピングの味玉。

黄身が半熟の味玉で、程良い味付けでスープとも良く合います。







と言う訳で、完食。

「しば田」の「煮干そば」は初めて食べましたが、思ったより煮干がガツンと来るタイプでした。

しかし、麹の香る醤油が一番驚きました。
今まで食べた醤油ラーメンでこのタイプの醤油を使ったラーメンは食べた事が有りません。

父方の祖父の家では、自家製醤油でうどんを作ってくれましたが、正にその味に近いスープでした。

自分にとってはとてもノスタルジーを感じる一杯でした。







30,000文字の制限に達したので、次に続きます・・・

Posted at 2019/10/31 19:48:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | ラーメン | 日記
2019年10月31日 イイね!

2019年10月のラーメン④

2019年10月のラーメン④2019年10月のラーメン③の続きです。













19.は蒙古タンメン中本。

今日は限定の「水蓮火」を食べに行って来ました。






この「水蓮火」、蒙古タンメン中本ファンサイトの「蒙古タンメン中本の道」によれば、”辛さは通常の中本唐辛子とは違う一味を使用し、更に特製の辛味スパイス(ハバネロやジョロキアでは無い)を加えて辛さをアップしています。“との事で公式では辛さ度12(!)というシロモノ。

蒙古タンメン中本の道」では辛さ度10とされていますが、一体どの位辛いのでしょう?






まずはスープから。

北極っぽいスープに魚介がしっかり効いていて、今までに味わった事の無い味がします。
単に北極のスープに魚介を入れただけでは無い様で、辛味も少し違う感じがします。

辛さ自体はいつも食べている「北極やさいシャキシャキバージョン」よりも辛く無い位ですが、その分魚介の旨味がします。







麺はいつもの中太麺。

中太の麺はモチモチ食感で、小麦の風味がする美味しい麺です。
麺が旨いので、スープの美味さもより感じます。







トッピングのモヤシ。

上から鰹節が沢山掛かっていて、一緒に食べると美味しいです。
モヤシと麺を一緒に食べる事によって辛さも抑えられて、とても食べやすくなります。







中本のトッピングとしては珍しいほうれん草。

券売機に「ほうれん草」トッピングのボタンは有りますが、最初から載っているメニューは珍しいと思います。
ちなみに「水蓮火」の「蓮」はほうれん草の「蓮」だそうです。







豚肉も入っています。

「北極」などにも入っていますが、これのお陰で旨味が増します。







椎茸も入っています。

椎茸にも旨味成分「グアニル酸」が含まれているので、旨味を増すのに貢献しています。







と言う訳で、あっという間に完食。

初めて食べた「水蓮火」ですが、中本の北極とは味が全然変わっており、魚介の旨味がたっぷりの辛旨スープは今までに味わった事の無い味でした。

「辛味噌魚介」スープという新しい味は、いつもの北極スープと違って辛さをあまり感じさせず、辛旨の「旨」を強化した様な感じです。

このスープはアリだと思います。出来る事なら「北極やさいシャキシャキバージョン」の様にレギューラー化して欲しいメニューです。







20.は勝浦海底展望台の近くにある「こだま」。

家族で鴨川へ旅行に行った帰りに、行って来ました。







「こだま」のメニューは盛り沢山。
勝浦タンタンメンだけでも10のメニューが有ります。

ラーメンも普通のラーメン、タンメン、喜多方ラーメンなど。
チャーハンや焼きそば、餃子、カレー、焼肉丼、カツ、フライ、ハンバーグ・・・
麻婆豆腐やニラレバなどの中華系メニュー、日本蕎麦、うどん、刺身定食まで有ります。

私は最初から「勝浦タンタンメン」に決めていたので、「チャーシュータンタンメン」にしました。
次女が「半ラーメン」、長女が「五目そば」、最後まで悩んでいた神様は「刺身定食」にしました。







最初に次女の「半ラーメン」が到着。

醤油の効いたスープは、日本蕎麦のつゆの様な味で、ロースチャーシューとメンマ、海苔、ワカメがトッピングされています。







続いて長女の「五目そば」が到着。

中華風の五目あんかけが載っているラーメンかと思ったら全然違いました。
塩味の清湯系スープで、キャベツなどの野菜とワカメ、ハム、伊達巻、ゆで卵、ナルト、バラ巻きチャーシューが載っています。







続いて私の「チャーシュータンタンメン」が着丼。

醤油ベースのスープに辣油が浮いていて、挽肉と玉ねぎを炒めたものが入っています。
「チャーシュータンタンメン」なのでチャーシュが6枚も載っています。







最後に神様の刺身定食(時価)。

今日の刺身はカジキとイカ刺し。フライはコウイカのフライ。
カジキの刺身を一切れ貰いましたが、脂が乗っていてとても美味しい刺身でした。







まずはスープを一口。

醤油ベースのスープに辣油を浮かべていますが、辛さはピリ辛位でそんなに辛くは有りません。
挽肉と玉ねぎのお陰か、仄かに甘みを感じます。







中細の麺。

ややウェーブが掛かっているので、麺自体はラーメンと同じかもしれません。
比較的柔らかめの茹で加減ですが、クタクタでは無く、有る程度の歯応えは有ります。








大きなロースチャーシュー。

肉屋さんもやっているからか、チャーシューは大きめです。
典型的な煮豚系チャーシューですが、肉感が有って美味しいチャーシューです。








こちらはバラ巻きチャーシュー。

ロースチャーシューと違って、柔らかく、脂の甘みを感じるチャーシューです。








トッピングの白髪葱。

葱特有の辛味が有り、ピリ辛のスープと良く合います。







炒めた挽肉と玉ねぎ。

玉ねぎの甘みを感じます。







と言う訳で、完食。

「こだま」の「勝浦タンタンメン」は初めて食べましたが、いわゆる普通のタンタンメンと違って辣油で辛味を付けて、挽肉と玉ねぎ炒めが入っているのが特徴です。

「こだま」の「勝浦タンタンメン」はピリ辛ですが、仄かに甘さを感じるスープです。

個人的にはもう少し辛くても良い様な気がしますが、「ファミリーレストラン」を標榜している「こだま」とすれば、万人向けになるのは仕方が無いですね。
とは言え、独特の味を食べる事が出来て、個人的には満足です。








21.は「3SO」。

twitterで未食だった限定「辛3SOチゲ風」が有ると言う情報を入手したので、「3SO」さんに行って来ました。

平日の12:00過ぎに行きましたが、先客が4名ですぐに入店出来ました。







待つ事10分程で、「辛3SOチゲ風」スモーク味玉入りが着丼。

黒い丼とアサリが載っている所が通常の「3SOらーめん」とは違います。






まずはスープから。

「3SO」ラーメンの味噌スープをベースに、ピリ辛の唐辛子(豆板醤?)とアサリの出汁が加わったスープ。
シジミ汁やアサリ汁が旨いのと同様に、貝の出汁と味噌スープの相性は抜群です。







味玉をトッピングしたので、M(150g)→L(200g)に増量してもらった麺。

自家製麺の中太麺はモチモチ食感で麺そのものが旨い麺です。
この麺が有るからこそ、スープの旨味を最大限に活かす事が出来るのでしょう。








角切りより大きめのチャーシュー。

煮豚系のチャーシューですが、仄かに八角系の中華っぽい香辛料が香ります。
このチャーシューは絶品です。







トッピングのアサリ。

アサリは出汁だけで無く、身も載っています。







トッピングのメンマ。

味噌味スープに良いアクセントになっているメンマ。
柔らかくて旨いメンマです。







糸唐辛子と白髪葱。

麺と食べても野菜と食べても美味しい白髪葱と糸唐辛子。
ピリ辛のスープと良く合います。







炒めた挽肉とモヤシとキャベツ。

香ばしく炒めてあって、味噌味スープとの相性は抜群です。







1つだけだと思っていたら、もう一つ入っていたチャーシュー。

せっかくなので、ありがたく頂きます。








燻製した味玉。

「風来坊」に行った時に半分だけ載っていましたが、とても美味しかったです。







食べてみると、やはり燻製特有の香ばしさがあってとても美味しいです。

これは酒のつまみにしたら、本当に美味いと思います。







と言う訳で完食。

「3SO」の「辛3SOチゲ風」は初めて食べましたが、ピリ辛の「3SOらーめん」にアサリの出汁が加わった様な感じで、とても旨いです。

「3SO」さんの限定は、いろいろ食べましたがどれも外しが無くて全部美味しいラーメンでした。







22.は大つけ麺博に出店していた、長野県松本市の「らぁ麺 しろがね」。

「信州黄金軍鶏」使用との事で、どんな味なのか非常に気になります。







こちらが「らぁ麺しろがね」さんの、「黄金鶏白湯」+「特製トッピング」です。

鶏チャーシューが3枚になっており、味玉が載っています。







まずはスープを一口。

黄金色のスープは鶏油がたっぷり。
飲んでみると、とてもクリーミーですが後味がしつこく無くてキレが有ります。
溶かしバターの様な味がするのに後味がスッキリしている不思議な味です。







中細ストレートの麺。

茹で加減は硬くも無く柔らかくも無く、丁度良い茹で加減。
歯応えも有って、スープが良く絡みます。







トッピングの鶏チャーシュー。

大きなチャーシューは低温調理の様なしっとり感が有り、胡椒のスパイシーさが有ります。







長い穂先メンマ。

柔らかくてしっかりした味付けで、クリーミーなスープの味に絶妙なアクセントです。







スライス玉ねぎ。

非常に薄くスライスされていて、爽やで美味しいです。







トッピングの水菜。

水菜は鶏白湯スープと相性が良く、シャキシャキした食感で美味しいです。







特製トッピングの味玉。

淡白な味で、スープに浸して食べると美味しいです。







と言う訳で、完食。

鶏白湯スープは過去に何度も食べていますが、こう言うのは初めてです。
クリーミーなのに後味がスッキリしているのは軍鶏だからなのでしょうか?

これが鶏白湯醤油だったらどんな味になるのか、とても興味があります。
お店の方では清湯系のラーメンも有る様なので、とても気になります。

機会が有ったら是非お店で食べてみたいです。







23.も大つけ麺博に出店していた、長野県佐久市の「とんちき麺」。

こちらのラーメンは「鶏と豚の合わせ味 とんちきらーめん」です。







こちらが「鶏と豚の合わせ味 とんちきらーめん」+「特製トッピング」です。

海苔増しで4枚に、味玉はデフォルトが半分なので1個分、鶏チャーシュー2枚も追加されています。






まずはスープから。

「豚」と「鶏」のスープと聞くと、どうしても家系ラーメンを思い出しますが、このスープは家系とは全く違います。

まず醤油の味がマイルドです。
そして、スープの比率が家系より鶏の割合が多めの様で、鶏白湯スープに豚骨スープを加えた様な味です。







麺は自家製麺の中細麺。

黄色っぽくて、加水率が高そうな麺です。
比較的硬めな茹で加減で、歯応えが有ってコシが有ります。
スープの絡みも良い様です。







大きな豚バラチャーシュー。

柔らかく煮られており、適度な脂で味も丁度良い味です。







特製トッピングの鶏チャーシュー。

しっかり火が通った、胸肉辺りの肉。
鶏肉特有の食感で、このスープと良く合います。







トッピングのメンマ。

短めながら太めなメンマ。
柔らかく煮られていて、適度に味です。







微塵切りの玉ねぎ。

八王子ラーメンには良く載っていますが、豚骨+鶏ガラスープのラーメンには珍しいです。

さっぱりとした味になります。







トッピングのほうれん草。

家系では定番ですが、スープの比率が違うとは言え、やはり豚と鶏のスープには合います。







大きめの海苔。

厚さも有って、家系に近い海苔です。







折角なので、海苔巻きほうれん草で食べてみます。

まずはスープに浸した海苔にほうれん草を載せ・・・







ほうれん草を包んで頂きます。

スープを吸った海苔は、ほうれん草に巻いて食べると磯の風味とスープが絶妙にマッチして美味しいです。







まだ海苔が有るので、今度は麺を包んで頂きます。

コシの有る自家製麺は海苔との相性も抜群です。







ここで味変で、ブラックペッパーを投入。

豚と鶏のスープは、ブラックペッパーとの相性が良いです。
スパイシーさが加わり、食べ易くなります。







と言う訳で、完食。

家系と同じく豚と鶏のスープですが、比率が違う事と醤油の使い方などの差で、全く違った味になっています。

豚骨の方が多めのスープならラーメンショップなども含めて結構有りますが、鶏白湯比率が高めなのは珍しいと思います。

お店では辣油の入った「赤」やマー油の入った「黒」、味噌味なども有る様です。
多分香味油やタレの使い方に依って、全く違う味になると思うので、マー油の入った「黒」や味噌味にはとても興味を惹かれます。

機会が有ったら是非食べてみたいです。







24.はお台場の「頑者NEXT LEVEL」。

「頑者」と言えば元祖濃厚つけ麺。
今では主流となった濃厚スープに極太麺というスタイルを確立した事で有名です。








「頑者NEXT LEVEL」のお台場限定メニューは「特製濃厚海老つけめん」です。

太麺の割に出て来るのが早くてびっくりしました。








まずは麺を一本そのままで食べてみます。

モチモチ食感の麺は小麦の風味がして美味しい麺です。







続いて麺リフト。

ツヤツヤで美味そうな麺です。







麺をスープに浸します。

濃厚スープの元祖と言う事で、さぞかし濃厚なのだろうと思っていましたが、思っていたよりずっとサッパリしていて、TETSUや六厘舎ほど濃厚では有りません。

海老つけ麺なら五ノ神製作所やえびくらぶの方がはるかに濃厚です。







炙り焼きチャーシュー。

香ばしく焼かれていて、照り焼きの様な味です。
チャーシューというより焼き豚に近い感じで、単体で食べても美味しいです。







こちらも炙り焼きチャーシュー。

部位が違うのか、食感が違います。
脂身も少ないので脂の甘みは有りませんが、その分しっとり感があります。







2匹分入っている海老。

プリプリで美味しいです。







材木メンマ。

太くて大きなメンマですが、柔らかく煮られており、味付けも丁度良いです。







小さなナルト。

六厘舎のつけ麺にも入っていますが、懐かしい感じがする具材です。







トッピングの味玉。

一見燻製玉子かと思うほど濃い色ですが、味はそこまで濃くはありません。
しかししっかりとした味付けで、ゼリー状の黄身のまろやかさが味わえます。







という訳で、麺と具材を完食。

スープ割りを頼みます。







割スープは鰹出汁の様で、鰹節の香りがします。

卓上には無かったレンゲが入っています。







若干スープの色が薄くなっています。

一口飲んでみると、鰹の風味と海老の風味がして、豚骨のクリーミーさも味わえます。







という訳で、完食。

初めて食べた「頑者NEXT LEVEL」のつけ麺ですが、元祖濃厚系つけめんというイメージでしたが、実際に食べてみるとそんなに濃厚という感じでは無く、むしろバランスのとれた味だと感じました。

海老の風味も濃くはありませんが、適度に効いている感じです。

初回なのに海老つけめんにしてしまったので、今度は基本のつけめんも食べてみたいです。







30,000文字の制限を超えたので、次に続きます・・・
Posted at 2019/10/31 19:48:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラーメン | 日記
2019年10月31日 イイね!

2019年10月のラーメン③

2019年10月のラーメン③2019年10月のラーメン②の続きです。











14.は久々の「えびくらぶ」。

今日はtwitter情報で、「えびくらぶ」さんが秋の新作を出すとの事で早速行って来ました。






こちらが「えびくらぶ」さんの秋の限定「きのこのえび山」。

自家製タバスコが付いて来ます。






「きのこのえび山」のアップ。

盛り沢山の具材で麺が見えません。






こちらが自家製タバスコ。

パッと見辛そうです。






具材の下から麺を引っ張り出します。

非常に濃厚なタレが絡んだ麺。
麺そのものは「えびつけめん」と共通の、三河屋製麺製の太麺だと思われます。
タレは非常に濃厚なエビの風味で、ニンニクが効いたこってり系の味です。






大きなレンコン。

3〜4枚入っています。
独特の食感と味を楽しめます。






トッピングのエビ。

プリプリの海老は、ガーリックシュリンプ丼に載っているのと同じ海老です。
結構大きくて味も美味しいです。






一見、貝柱に見えましたが、食べてみたらエリンギでした。

独特の食感と味で、いかにも「きのこのえび山」らしい具材です。







ブナシメジ。

「香り松茸味シメジ」と言う様に、味を楽しむキノコです。






マッシュルーム。

「きのこのえび山」らしい具材です。







黄色いパプリカ。

色合いが華やかで、インスタ映えします。






こちらは赤いパプリカ。

色合いが綺麗なのも「えびくらぶ」さんの特徴です。








エノキも入っています。

炒めてあって、柔らかいエノキです。





鶏肉も入っています。

唯一の動物性の具材なので、味的にもアクセントになっています。







舞茸も入っています。

本当にキノコが盛り沢山です。







ここで味変の自家製タバスコを投入。更に卓上のレモンも追加して、酸味も加えてみます。

レモンの酸味は濃厚なタレをさっぱりさせてくれます。

タバスコは最初そんなに効いていないかな?と思いましたが、後から辛さがくるタイプ。追加で掛けなくて良かったです。

どちらも掛け過ぎるとエビの風味を消してしまう可能性が有るので、そこそこにしておいた方が無難です。


と言う訳で、完食。

ボリューム感も有り、秋の味覚のキノコをふんだんに使った「きのこのえび山」。
濃厚なエビの風味にニンニクの効いたタレを絡めたパンチの有る一杯です。
自家製タバスコによる味変も出来るので、辛いモノ好きな方にもオススメの一杯です。







15.は天国屋。

土日限定だったので諦めていた「太刀魚煮干」を平日提供するとの事で、天国屋さんに行って来ました。






twitterで佐々木店主が「今までの中で一番の味ができたと思います。」と書いていた「豚骨太刀魚煮干つけ麺」10杯限定を選ぶのがセオリーでしょうが、ここは敢えて限定20食の「焙煎太刀魚煮干麺(塩)」にする事に。

理由はこの日の気温が低くて肌寒かった事も有りますが、天国屋の塩ラーメンに太刀魚煮干が使われているとしたら、最も太刀魚煮干を味わえるのは「焙煎太刀魚煮干麺(塩)」の方では無いかと思ったからです。







まずはスープから。

優しい味ながら、太刀魚煮干の味が力強いです。
普通の煮干よりも味が濃い感じですが、苦みやエグ味は無く、魚介の旨味が凝縮されている様な感じです。






中細ストレート麺。

絶妙な茹で加減で、適度な歯応えを残しつつしっかりと茹でられています。
優しい味のスープのお陰で、小麦の風味をしっかりと感じ取れます。







トッピングのレアチャーシュー。

しっとりとしていて、スープに合った優しい味のチャーシューです。






鶏チャーシュー。

こちらもしっとり感があって、柔らかくて美味しいチャーシューです。
丼の縁の柚子胡椒を付けて食べると更に美味しいです。







大きな穂先メンマ。

折り畳まないと持ち上がらない位大きいです。
柔らかくて、優しい味のメンマです。







トッピングの三つ葉。

味的にも色合い的にも鮮やかで、この塩味スープに良く合っています。







と言う訳で、完飲&完食。

本当はライス付きで、お茶漬けの様にして食べる様になっていましたが、ダイエット中の為、断腸の思いで諦めました。

今季最後&佐々木店主会心の出来と言う事で、つけ麺を選ぶ選択肢も有りましたが、敢えて「太刀魚煮干」を味わう為に「焙煎太刀魚煮干麺(塩)」を選びました。

個人的には「太刀魚煮干」の味を最も味わえるであろう塩味スープのラーメンにして正解だったと思っています。

天国屋さんの限定は、どれも外れが無いので、また冬の限定を楽しみにしています。







16.はクックら。

twitterで限定の「さばカツオつけ麺」が有るとの事で、「クックら」さんに行って来ました。

限定の「さばカツオつけ麺」にトッピングの「海苔」を追加し、twitterサービスは味玉にしました。
お好みはいつもの「硬め・薄め・少なめ」です。

一緒に行った神様は、「ラーメン」¥720+「味玉」¥100で、お好みは「薄め・少なめ」です。







待つ事5分程で、奥様の「ラーメン」+「味玉」が到着。

家系としては直系に近い醤油の効いたスープの色です。






続いて私の「さばカツオつけ麺」+「味玉」+「海苔増し」が着丼。

チャーシュが3枚載っており、ワカメとほうれん草が載っています。
海苔は増しにしたので8枚、twitterサービスの味玉も載っています。






つけ麺は普通は麺から行きますが、今回の目玉はこのスープ。

特に香味油が注目です。
既に運ばれて来た段階で濃厚な魚介の香りがしていましたが、一口飲んでみると、物凄く濃厚な魚介の味がします。

ベースのスープは家系の豚骨+鶏ガラなのですが、香味油でここまで味が変わるとは驚きです。

以前、「つけ麺」+「魚粉」を食べましたが、その時と比べても比べ物にならない程魚介の味が濃厚です。






今度は麺を浸けて食べてみます。

つけ麺専用麺はラーメンの麺よりも長く、薄く、そして加水率が高めの麺です。
食感はツルシコ系で、硬めで頼んだので適度な歯応えが有ります。






スープに浸します。

麺をスープの表面近くに浸けると、濃厚なサバとカツオの味が濃くなり、動物系の豚骨+鶏ガラは比較的アッサリした味に感じます。

多分底の方まで浸けて食べれば、今度は動物系の豚骨+鶏ガラの味の方が出て来て、家系らしい味になるものと思われます。






トッピングのチャーシュー。

普通の「ラーメン」だと、スモークチャーシュー+煮豚の組み合わせですが、「さばカツオつけ麺」は3枚ともスモークチャーシューです。

しっとり系で、肉感が有り、単体で食べても美味いチャーシューです。
スープに浸せば更に旨いです。






盛りの良いほうれん草。

ややクタな茹で加減で、ほうれん草の味がしっかりします。
麺と一緒に食べたり、海苔増しした海苔で包んで食べたりします。







トッピングのワカメ。

家系ラーメンのトッピングとしては珍しいワカメ。
しかしこれが意外に良い感じで、スープに浸して食べるとサッパリ感が有り、麺と一緒に食べても美味しいです。






海苔増しして8枚載っている海苔。

以前にも増して厚みと磯感が増しています。






まずは海苔をスープに浸して・・・

そこにほうれん草を載せます。







ほうれん草を包んで、海苔ほうれん草にして食べます。

ほうれん草とスープの浸みた海苔の組み合わせはとても美味しいです。
サバとカツオが効いたスープに良く合います。







スープにも角切りのチャーシューが入っています。

スープが浸みて、美味しいです。







ここでグリーンニンニクを投入して味変します。

魚介が効いているとは言え、基本は家系スープなので、ニンニクが合わない訳が有りません。
更に大好きな胡麻も加えました。







更に麺にライムを搾ります。

スープに入れるより、麺に掛けた方がライムの香りがより引き立ちます。






ライムを掛けた麺を食べてみます。

麺をリフトして・・・







グリーンニンニクと胡麻を入れたスープに浸します。

ライムの爽やかな酸味が加わって、サッパリ感が出ます。
スープに加えたグリーンニンニクはコクを増して、更に胡麻の香ばしい風味が加わりました。







海苔で麺を包んで頂きます。

これも鉄板の旨さ。
海苔増ししたので色んなバリエーションが楽しめます。







twitterサービスの味玉。

色から想像する程味は濃く有りません。
黄身が良い具合に半熟で、まろやかな味になります。







と言う訳で、麺と具材を完食。

スープ割りを頼みます。







割りスープを足して貰いました。

刻みネギも追加されています。







飲んでみると、豚骨と鶏ガラのスープが加わって、より家系に近い味になっています。

魚介の風味が薄まったので、豚骨+鶏ガラの味がよりハッキリして来ました。
香味油のサバとカツオがそれを下支えしている感じで、最初にスープを飲んだ時と逆転した感じです。







と言う訳で完食。

スープも飲み干したい所ですが、そこは塩分&カロリーを考えて諦めました。

今回の「さばカツオつけ麺」ですが、香味油でここまでラーメンが変わると言う事をまざまざと見せつけられた感じです。

無論、それを支える出汁とタレが有っての事ですが、ラーメンの奥深さを思い知らされた一杯でした。







17.は長野県松本市の「中華蕎麦 日暈(ひがさ)」。

こちらは10/3〜11/4開催の「大つけ麺博」に出店していました。






こちらが「生揚げ醤油の煮干中華蕎麦」+「味玉」です。

なんと刻みチャーシューは載せ放題!
太っ腹です。






まずはスープから。

運んでいる時から煮干が香っていましたが、飲んでみると生揚げ醤油の深みとコクの有る味に、煮干が効いています。
少し苦味を感じる位煮干が効いていて、醤油のコクがピタリとハマって旨いスープです。






中細ストレートの麺。

茹で加減は正に絶妙で、丁度良い茹で加減です。
スープが良く絡んで美味しいです。
麺そのものの美味さもあります。







大きめのチャーシュー。

肩ロース辺りの煮豚系のチャーシューですが、柔らかくてちゃんと肉感も有り、味付けは控えめでスープと良く有っています。
これが2枚入っています。







載せ放題の角切りチャーシュー。

これも柔らかくて程良い味で、美味しいチャーシューです。
載せ放題とは太っ腹です。







沢山入っているメンマ。

色は濃いですが、味は優しい味です。
柔らかく煮られています。






東京ラーメンの様な海苔。

最初からスープに浸かっているので、既にクタクタです。







折角なので、麺を包んで頂きます。

ちゃんと磯の香りがして、美味しいです。







追加トッピングの味玉。

ほぼ固茹でですが、優しい味付けで、黄身のまろやかさが感じられて美味しいです。







ここでブラックペッパーで味変。

醤油味で醤油が濃いめなので、ブラックペッパーが合います。

初めて食べた長野県のラーメンですが、生揚げ醤油の深みとコクの有る味に煮干が加わって、かなりレベルの高い味でした。

具材も抜かり無く作られており、もっと長野県のラーメンを食べてみたいと思いました。







18.は福島県の「優美麺亭 鸐(やまどり)」。

福島県二本松の「若武者」の系列店です。







これが「優味麺亭 鸐」さんの「やまどり ふわとろワンタン麺」+「味玉」です。

見るからにワンタンが合いそうなスープです。







まずはスープを一口。

予想通り、鶏ガラの効いたスープは旨味のある醤油味。
鶏ガラと魚介でしょうか、優しい味ですが深みの有る味です。







麺はピロピロの平打ち麺。

モチっとした食感と、小麦が香る風味の旨い麺です。







トッピングのバラチャーシュー。

一度焼いてから煮込んであるのか、周りが少し黒っぽくなっています。
柔らかいのに肉感が有り、ジューシーなチャーシューです。







待望のワンタン。

小ぶりですが、「ふわとろ」の名に恥じない柔らかな食感で、餡もしっかり肉の詰まった美味しいワンタンです。
これが5個入っています。







大きなメンマ。

「材木メンマ」と呼びたくなる位大きなメンマ。
柔らかく、味付けも丁度良いのでラーメンと良く合います。







追加トッピングの味玉。

黄身がゼリー状の半熟で、まろやかでコクのある味わいです。







と言う訳で、完食。

絶妙な美味さのスープで、ワンタンがとても美味しくて、ピロピロの平打ち麺も、バラチャーシューも、大きなメンマも旨くて、申し分の無い一杯でした。

「若武者」は浅草にも支店が有るので、是非行ってみたいと思います。







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Posted at 2019/10/31 19:47:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラーメン | 日記
2019年10月31日 イイね!

2019年10月のラーメン②

2019年10月のラーメン②2019年10月のラーメンの続きです。













⑦は相模原の村田屋本店。

此処は相模原の老舗ラーメン店で、同じく相模原の老舗ラーメン店「北海道ラーメンおやじ」の側に有り、先日行った「びんびん亭ー一陽来福」のすぐ隣に有ります。






初訪と言う事も有り、「らーめん」¥650にしました。

「らーめん」消費税10%になっているにも関わらず、¥650です。






待つ事5分程で「らーめん」が着丼。

見た目は家系っぽい感じのスープです。







まずは、スープを一口。

飲んだ感じも第一印象は「家系っぽいスープ」でした。
博多ラーメンの様に豚骨だけでなく、鶏ガラも入っている様で、口の周りがカピカピします。

タレも醤油ベースなので、余計に家系っぽく感じます。
但し醤油が違うからか、家系の醤油とは違った、塩分高めな醤油の味がします。







続いて麺リフト。

白っぽい細麺で、麺だけ見ると博多ラーメンの様な麺です。
「硬め」でオーダーしたので、それなりに歯応えが有り、小麦の風味も有ります。

豚骨醤油スープに細麺と言えば、「ずんどう屋」を思い出しました。
ただ「ずんどう屋」はあまり鶏出汁を感じませんが、村田屋さんは家系に近い味がします。







トッピングのチャーシュー。

肩ロース辺りの脂身の少ない部位の煮豚っぽいチャーシューです。
箸で切れる程柔らかいですが、ちゃんと肉感も有ります。

チャーシューメンを頼む人が多いのも分かる、美味いチャーシューです。







大きな海苔。

家系ラーメンと同じ位大きくて、同じ位しっかりとした海苔。







スープに浸して麺を包んで頂きます。

海苔巻き麺にすると磯の香りが加わって美味しいです。







少量ですが、もやしも入っています。

家系でも無く、博多ラーメンでも無く、と言った所でしょうか?







ここで味変のおろしニンニクを投入。

家系でも博多ラーメンでもニンニクは合うので、豚骨のスープにはニンニクが合います。
ニンニクのお陰でコクが出ました。







更に紅生姜も投入。

豚骨ベースのスープなので、紅生姜も合います。
もしかしたら家系ラーメンでも合うのかもしれません。







麺と具を食べ終えたので、改めてスープを飲んでみます。

やはり家系に近い味に感じます。
しかし醤油の効き方が違うのか醤油の種類が違うからなのか、家系とも微妙に違います。

と言う訳で、初めて食べた「村田屋」さんの「らーめん」ですが、¥650という抜群のコストパフォーマンスでお値段以上の満足感が有ります。

家系と博多ラーメンの両方の味変アイテムが使えるのも魅力です。
今度は「チャーシューメン」を食べてみたいと思います。







⑧は久しぶりの「町田汁場 しおらーめん進化」町田本店。

神様のご要望で行って来ました。







過去に「しおらーめん」、「煮干塩」、「白醤油」、「しおつけ麺」は食べた事が有るので、今回は初心に戻って「しお全部のせ」にしてみました。

ちなみに神様は「しおらーめん」+「しお味玉」、次女は「しおらーめん」にしました。






まずはスープを一口。

芳醇な鶏の出汁と魚介の旨味、昆布の出汁が重なって、優しい味ながらも深みの有る味です。

塩ダレも非常に優しい味で、塩味のスープでこれ程優しくて深みの有るスープは他に味わった事が有りません。







中細の自家製麺。

以前「しおらーめん」を食べた時は、まだ自家製麺になる前でしたが、自家製麺になってより麺が旨くなりました。

「進化」は「天国屋」同様に「麺硬めは出来ません。柔らかめは出来ます」と書いてあります。

実際、茹で加減に関しては全く問題無く、きちんと歯応えやコシが有りつつ中まで火が通っていて、最適な茹で加減になっています。







3枚載っているレアチャーシュー。

しっとりとしていて、ローストポークの様な感じです。
味の方も塩味スープに合う様に作られており、そのまま食べても、スープに浸しても美味しいです。







こちらは鶏チャーシュー。

こちらもしっとり食感で、味の方も塩味スープに合った優しい味付けです。







トッピングのメンマ。

柔らかいこのメンマも、塩味スープ同様に優しい味に仕上がっています。







トッピングの塩味玉。

黄身がゼリー状の半熟で、一見只のゆで卵の様に見えます。
食べてみると、優しい塩味で黄身のまろやかさと相まって美味しい味玉です。







と言う訳で、完飲&完食です。

「進化」で「しおらーめん」を食べたのは随分前になりますが、その時と比べて更に旨くなっている気がします。

実際、その当時とは麺もスープも変わっており、日々研鑽していっている様です。
塩ラーメン界では既に押しも押されぬ有名店になっても、それに胡座をかく事無く、日々磨きを掛けて行く「進化」。
まさに「進化」して行くラーメン店です。







⑨は尾道ラーメン「喰海」。

2回目の大つけ麺博に行って来たので、行って来ました。






尾道ラーメン「喰海」の「2種のチャーシューと大判イカ天入り 尾道ラーメン」(名前長っ!)。

追加トッピングは味玉にしました。

見た目は澄んだ醤油味スープで、昔ながらのラーメン的なビジュアルですが、大きなイカ天が異彩を放っています。






まずはスープから。

良く見ると背脂が浮いています。
スープは醤油の香りが立っており、鶏の出汁の味がします。

背脂が浮いている割には豚のスープっぽい感じはあまりしませんが、鶏ガラと豚肉のスープかもしれません。
ほんのり魚介の香りがするWスープです。







麺は中細ストレート麺。

黄色っぽい玉子麺の様な麺で、少し太めで歯応えが有り、コシのある麺です。
麺自体の味も旨くて、醤油の立ったスープと良く合っています。








バラ巻きチャーシュー。

薄手ですが、柔らかくて良く味の浸みたチャーシューです。

ちなみにもう一枚は写真を撮り損ねましたが、肩ロース辺りの脂身の少ない部位のチャーシューで、やはり味が良く浸みていますが、適度に歯応えの有るチャーシューです。







大きなイカ天。

懐かしの駄菓子屋に有った「イカの姿フライ」にそっくりです。
スープに浸かっている部分は少し柔らかくなっています。







沢山入っているメンマ。

しっかり味が浸みていて、柔らかいメンマです。







追加トッピングの味玉。

見た目は味が濃そうですが、食べてみるとそんなでも有りません。
それでもしっかり味の付いた味玉です。
茹で加減はほぼ固茹でに近いですが、黄身のまろやかさが有ります。







と言う訳で、完食。

「尾道ラーメン」は初めて食べましたが、醤油の立ったスープは動物系の出汁を中心に魚介出汁を加えたWスープで、あっさりしていながらコクの有るスープでした。

麺もやや硬めの茹で加減のしっかりとした歯応えで、玉子麺っぽい味の美味しい麺で、2種類のチャーシューも美味しくて、スープ、麺、具材のいずれを取っても美味しいラーメンでした。







⑩は「あの小宮」x「伊蔵八本店」。

⑨と同じく、大つけ麺博に出店していました。
「つけ麺TETSU」の小宮店主が展開する「あの小宮」と西日暮里に有る「伊蔵八本店」のコラボラーメンです。






これが「あの小宮」x「伊蔵八本店」の「1,076の滴」らーめん。

煮干しと鰹節の「あの小宮」と椎茸と昆布の「伊蔵八本店」がコラボして作ったラーメン。
一体どんな味なのでしょうか?







まずは期待のスープ。

顔を近づけただけですぐ分かる程、煮干の香りがします。
濃厚な煮干の出汁、そしてスープの表面に膜が張る程の鶏白湯スープ。
更に良く見ると背脂も浮いています。

飲んでみると、魚介の濃厚な味と鶏と豚の濃厚スープですが、その奥に感じる何かが有ります。

単なる魚介&動物系では無く、乾物系の出汁も加わって、複雑な味になっています。







やや硬めの茹で加減の細麺。

ザクザクした食感で、この濃厚スープとよく合います。







鶏肉が載っています。

「チャーシュー」と呼ぶには余りにも厚みの有る塊で、まさに「鶏肉」です。

柔らかく、しっかり味が浸みていますが、しっとり感は残っており、ボリューム的にも満足感は高いです。







ネギは九条ネギでしょうか?

柔らかくて美味しいネギが、ケチらずにたっぷり載っています。







追加トッピングの味玉。

黄身がトローリ半熟の、まろやかな味の味玉です。







と言う訳で、完食。

「あの小宮」も「伊蔵八本店」も行った事は無いのですが、「つけ麺TETSU」のつけ麺は濃厚な豚骨&鶏ガラスープに濃厚な魚介出汁が合わさったスープで、個人的にとても好きなスープです。

「TETSU」のセカンドブランド「 江戸前煮干中華そば きみはん 五反田店」の方は「つけ麺TETSU」とはちょっと違って、サラッとしたスープに梅肉が入っているつけ麺でした。

今回食べた「あの小宮」x「伊蔵八本店」の「1,076の滴」らーめんは、そのどちらとも違っていて、動物系濃厚スープに魚介出汁という所までは近いものの、乾物系の出汁も加わった複雑な味で、確かに他では味わえないスープになっています。







11.は鶴間の「七七家」さん。

FBでお世話になっている麺游三歩さんに御誘い頂き、鶴間の「七七家」さんに行って来ました。
店主の平本さんは「壱八家」で修行した後、「たかさご家」で修行されたそうです。








メニューが沢山有って迷いましたが、初訪なので、基本の「らーめんセット」+「味玉」+「キクラゲ」にしました。

なんだか海苔の枚数が多い様な・・・
しかもチャーシューも増えてる・・・

FBのラーメングループを主催されている麺游三歩さんのカオでしょう。
ありがたく頂きます。(ー人ー)






お好みを聞かれたので、いつもの「麺硬め」、「味薄め」、「油少なめ」で。

それにしても、キクラゲとほうれん草の盛りが半端ないです。






まずはスープを一口。

程良く醤油の効いたスープはややトロミの有るスープで、やはり「たかさご家」系の味。
同じ「たかさご家」系の「町田家」に近い感じです。







家系にしては珍しい中太縮れ麺。

短めでモチっとした食感は確かに家系ラーメンのものです。







大きくて厚いチャーシュー。

うっすらピンク色のこのチャーシューは紛れも無く「たかさご家」系のもの。

同じ「たかさご家」系の「町田家」のチャーシューは毎年実家のお隣に住んでいるオーナーさんから頂きますが、同じ様に断面がピンク色で程良く味の浸みた逸品で、酒のつまみに最適です。







盛りの良いほうれん草。

「クックら」さんもほうれん草の盛りの良さは定評が有りますが、それをも凌ぐ盛りっぷり。
茹で加減も申し分無く、美味しく頂けます。







これも盛りの良いキクラゲ。

「クックら」さんもトッピングにキクラゲが有りますが、あちらは博多ラーメンの様に刻んであるのに対して、「七七家」さんのキクラゲは丸ごと載っています。
¥100でメチャクチャ盛りが良いです。
キクラゲ好きな私には堪りません。







家系定番の大きくて厚手の海苔。

家系ラーメンは大きな海苔がトレードマークですが、海苔が旨いのも家系ラーメンの必須条件です。






当然、スープに浸した海苔で海苔巻きライスを頂きます。

やはり鉄板の旨さです。






半分以上食べたところで、折角なのでニンニクと麺游三歩さんオススメの「粗挽き唐辛子」を投入します。

普段ならここはブラックペッパーとニンニクなのですが、今日はオススメにしたがって「粗挽き唐辛子」です。

やはり家系にニンニクは鉄板の旨さ。
「粗挽き唐辛子」はブラックペッパーと違ってスパイシーさは有りませんが、代わりにスープの味を変えずに辛味を加える効果が有り、これはこれで良い感じ。
もう少し多めに入れた方が良かったです。






更に定番の胡麻も加えました。

胡麻もまた鉄板の旨さです。






トロトロの味玉。

見事な位に黄身がトロトロの味玉。
味浸みも申し分無く、美味しい味玉です。






と言う訳で完食。

ラーメンは個人的に大好きな「たかさご家」系の味で、「町田家」さんに通じる所が有って、とても美味しいラーメンでした。

店主の平本さんも奥様もとても良い接客で、心ゆくまで楽しめました。
豊富なメニューなので、今度は麺游三歩さんオススメのつけ麺や担々麺を食べに来ようと思います。







12.は大阪の「いかれたNOODLEフィッシュトンズ」。

10/3〜11/4まで開かれている、「大つけ麺博」に出店していました。
食べログの「ラーメンWEST2019」の100名店に選出された実力店です。







これが「クレイジークレイジークレイジー煮干ラーメン」+「2019大つけ麺博限定特製トッピング」

名前に反して極めて真面目なビジュアルのラーメンです。







まずはスープを一口。

見た目は非常に淡麗なスープ。
一口飲んでみると、これがまた非常に優しい味のスープで、関西風のうどんの出汁の様なスープです。

淡麗ながら、動物系の出汁もしっかり効いていて、どっしり感が有ります。
今まで味わった事の無いタイプのスープで、これだけ淡麗でありながらどっしり感が有るのは不思議な感じです。






麺は自家製麺。

中細のストレート麺はモチっとした食感で、適度な弾力が有り、小麦の風味がする旨い麺です。






一番上にちょこんと載っているのニボシ。

この煮干は煮込んでいないものですが、煮込まれた煮干も入っていました。







レアチャーシュー。

低温調理なのか赤みを帯びたチャーシューで、しっとり感が有ります。







限定トッピングのイベリコ豚の吊るし焼きチャーシュー。

程良く脂が載っていて、柔らかいチャーシューです。
吊るし焼きのせいか、少しスモーキーな風味がします。







限定トッピングの阿波尾鶏の鶏チャーシュー。

肉はしっとり感があって、食感が非常に良いです。
皮が付いていますが、この皮が非常に美味いです。






これも限定トッピングの姫竹のメンマ。

非常に柔らかく、味の浸みも良く、かつ丁度良い味に仕上がっています。
普通は真竹の穂先なので、とても珍しいです。







これも限定トッピングのスモークウイスキーの味玉。

名前からしてウイスキーの風味が有るのかと思いきや、やや甘めながらアルコール感はゼロ。
しかし味わい深い味玉です。

と言う訳で完食。

大阪の「いかれたNOODLEフィッシュトンズ」の「クレイジークレイジークレイジー煮干ラーメン」は初めて食べましたが、数多い煮干ラーメンの中でも個性的な一杯でした。

トレンドはどんどん濃厚な方へ向かっている様な気がしますが、こちらはむしろスッキリした、和食の様な削ぎ落としの考えに近い味になっている気がします。






13.は「眞久中」。

こちらも「大つけ麺博」に出店中です。

「眞久中」さんは移転中の為、現在店舗が有りません。
その為、「今、眞久中が食べられるのは世界で此処だけ」という看板が有り、その文句に惹かれました。






こちらが「眞久中」さんの「ラーメン」+「味玉」。

味付きアブラにモヤシ、厚手の豚にニンニクと、ビジュアルは完全にJ系インスパイアです。






まずはスープを一口。

非乳化系のスープは醤油のキレが有り、且つ豚の濃厚な出汁で美味いの一言。
かなり塩分濃いめの味です。






超極太の麺。

「眞久中」さんがJ系である事は分かっていましたが、これ程までに極太の麺とは知りませんでした。
黒味掛かった極太麺はラーメンの麺と言うより「うどん」です。

食べてみると、この食感はラーメンの中では比較になるものが有りません。
強いて言うなら関東圏の人しか知らない、おでんネタの「ちくわぶ」が最も近い食感だと思います。

この超極太麺に負けないスープの強さにも脱帽です。






野菜は比較的シャキシャキしています。

若干量が少ないものの、野菜はJ系には必需品です。







厚手のブタ。

ブタと呼ぶにふさわしい、厚さ1cm以上有るブタ。
もう一枚、小さめのものも入っていました。
適度な食感がありながら柔らかく、しっかり味の浸みた美味しいブタです。






天地返ししてみました。

あまりに麺が太いので、ひっくり返すのに一苦労です。







追加トッピングの味玉。

黄身が程良いゼリー状で、適度に味が浸みていて美味しい味玉です。







と言う訳で完食。

J系インスパイアはそんなに食べた事が有る訳では有りませんが、これ程の太麺は初めて食べました。
本当にラーメンと言うより「ちくわぶ」に近い食感で、異次元の食感でしたが、小麦の味がして美味しい麺でした。

そしてその麺に負けない力強いスープ。具材の豚もボリューム感、味共に申し分無く、これなら人気店だったのも頷けます。
このインパクト大のラーメンはきっとコアなファンが居るものと思われます。





30,000文字の制限を超えたので、次に続きます・・・
Posted at 2019/10/31 19:47:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラーメン | 日記

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